写真de俳句の結果発表

第62回「バッテリースタンド」《人》③

NEW
第62回「バッテリースタンド」

評価について

本選句欄は、以下のような評価をとっています。

「天」「地」「人」…将来、句集に載せる一句としてキープ。
「並選」…推敲することで「人」以上になる可能性がある句。
「ハシ坊」…ハシ坊くんと一緒に学ぶ。

特に「ハシ坊」の欄では、一句一句にアドバイスを付けております。それらのアドバイスは、初心者から中級者以上まで様々なレベルにわたります。自分の句の評価のみに一喜一憂せず、「ハシ坊」に取り上げられた他者の句の中にこそ、様々な学びがあることを心に留めてください。ここを丁寧に読むことで、学びが十倍になります。

「並選」については、ご自身の力で最後の推敲をしてください。どこかに「人」にランクアップできない理由があります。それを自分の力で見つけ出し、どうすればよいかを考えるそれが最も重要な学びです。

安易に添削を求めるだけでは、地力は身につきません己の頭で考える習慣をつけること。そのためにも「ハシ坊」に掲載される句を我が事として、真摯に読んでいただければと願います。

 

※結果発表欄では添削した形で句を掲載する場合がありますが、「マイ句帳」に収録される句は投稿した段階の句がそのまま保存され、投稿以降の修正や削除は不可となっております。予めご注意願います。

【第62回 写真de俳句】《人③》

今日を生く冬三日月のアロマバス
里春
重陽やネジ巻けぬブリキのおもちゃ
里春
バッテリーはゼロハチ公に秋の雨
鈴聖湖
もう一切れ充電待ちの栗羊羹
鈴聖湖
バッテリー凍つ上りホームに人の影
すみっこ忘牛
短日のオフィスなにものでもない吾
すみっこ忘牛
秋の宵充電切れの22時
木守柿とど
うんどうかい充電残量は12
木守柿とど
冬夕焼君の名さがす伝言板
丸山歩
誰か死ぬ狐火ぼんと燃え上がる
三尺 玉子
秋思かな電話全てが煩わし
海神瑠珂
充電が切れました帰路の新月
秋佳月
懐手捨つるべきもの捨てぬまま
広瀬康
寒昴風の形を翻弄し
あゆママ
嘘ついた日の熱すぎる玉子酒
あゆママ
スマホ手に後を秋雨の秋葉原
牡丹
冬ざれの車内スマホの位牌めく
三月兎
宵月や配膳ロボは粛然と
音羽ナイル
こだま号ゆるりと帰る秋夜哉
音羽ナイル
充電切れ電子チケット月仰ぐ
せいか
着信に点る遺品や夜半の冬
石田将仁
秋旅やかばんの底の充電器
はなもも
秋暑しA席だけのコンセント
鷹見沢 幸
花苗はこぶ小春日の花の町
ビオラ
亡き夫と同じ車や秋夕焼
ビオラ
タブレット切れし三限目秋思
くぅ
冬めく夜ガタンとホット缶コーヒー
人生の空から
冬隣スマホを前に待つ知らせ
人生の空から
バッテリーは古い型自転車の秋思
かよいみち
人混みを縫いデパ地下は栗フェアー
川口祐子
秋風の入るや寝床は段ボール
川口祐子
雁の列充電切れて日が暮れて
瀬戸一歩
キッチンカーのコーヒー待つや暮れの秋
ひこ老人
裂き布で括った新聞秋澄めり
ひこ老人
バッテリースポット探す奈良の秋
希子
参道を掃き清む朝冷雨なり
ゆきまま
着信は見知らぬ国より初時雨
ゆきまま
電池冷たくて有害ごみとして
安田伝助
熱帯びる電池と冬の夜のあくび
安田伝助
凍星へため息とりあえず「既読」
山姥和
寝静まる後部座席や冬の星
苫野とまや
バッテリー上がる三叉路冬の月
苫野とまや
冬灯フリックの指ふと止まり
池上 胤臣
地下鉄の遠い改札クリスマス
竹いとべ
着膨れてねずみ目で追う地下ホーム
竹いとべ
ひとときの義母の午睡や秋しぐれ
姫椿
充電スタンド見つけ肉饅二つ買ひ
松 雪柳
充電器がなくて夜雨が冷たい
石澤双
こんなとこにもWi-Fi飛んで寒菫
石澤双
冬の暮無言のスタンド赤々と
みのわっこ
客なしの水素スタンド冬夕焼け
紺太
報道や河北新報の立冬
嫌夏
冬の月ミッドタウンに光満つ
全速
小春日や薬箪笥を開けては閉めて
さおきち
沈黙を硬貨の落ちる音時雨
リコピン
受話器よりおかんの声と木枯しと
リコピン
10%のスマホ危篤の母と夜長
せんのめぐみ
冬ぬくし入院バッグに充電器
せんのめぐみ
とりあえず充電しとく師走かな
きのこオムレツ
日向ぼこ見えぬ力を充電す
きのこオムレツ
地下道や逃るるやうに枯葉ほら
葦屋蛙城
地下街を迷ふ目玉や日記買ふ
葦屋蛙城
おみやげの小袋五つ年暮るる
風かをる
スクショってリロードしてって文化の日
笠井あさと
朝寒やペットボトルを潰す音
笠井あさと
バッテリー切れていよいよ秋夕焼
どこにでもいる田中
節電の画面白百合は灰色
どこにでもいる田中
慣らし保育終盤春愁のエステ
橙茶
湾岸線腰の懐炉が熱すぎる
橙茶
時雨るるや着信履歴灯らせて
さら紗
居住まいの正しき来賓赤い羽根
さら紗
レンタル充電器はじめて借りる駅は冬
水間澱凡
鈴蘭やチャージ残量僅かなり
加賀屋斗的
冬星座よぎりてSTARLINKゆく
浅海あさり
秋晴の給油満タン由布の旅
花星壱和
天高し拳掲ぐるバッテリー
花星壱和
山頂は芒スマホは残10%
西 山歩
準優勝決まりごくごくソーダ水
西 山歩
歳晩の駅やスマホの突然死
喜多丘一路
バッテリーセーバー発動す錦秋
啓太郎
地下道の生け花あの赤は鶏頭
橋本こはく
蜜柑わき「早期退職募集」の字
むい美縁
ハロウィンの充電待ちの魔女の群れ
彼理
点滴の針刺し直す跡寒し
ルージュ
給油待つフロントガラス後の月
日吉とみ菜
コード抜く無料Wi-Fi街はイヴ
日吉とみ菜
地下街の古びたメロディ冬夕焼
桂月
ノートパソコン営業マンの冴ゆる夜
原島ちび助
スクロールする親指重ね着の煙草
木村あずま
空っ風子犬の脚はフル回転
木村あずま
角打ちの塩の甘さや雪時雨
滝川橋
荒星やハチ公前のスマホの灯
風輝
湯治場の春掃除機の新しく
アツヒコ
静電気除去の給油や神の留守
紫月歪丸
半月や点滴のごと充電す
紫月歪丸
Type-Cオスケーブルを挿す寒夜
駒村タクト
自販機の釣銭口の枯葉かな
駒村タクト
シャウトする路上ライブや冴える夜
田畑 整
スマートフォンの省エネモード神の留守
田畑 整
背中から乗る着膨れのメトロかな
青井晴空
地下道のどこかで誰か大嚔
青井晴空
五年目のスマホ宥めて初仕事
春海 凌
充電を許さるる店鰯雲
はね花
改札の閉まる音残額の秋
はね花
夜鳴きうどんお腹も恋も満充電
望月美和
ポッキーの赤箱勤労感謝の日
望月美和
金秋の箱根や充電器断線
夏の舟
着ぶくれや待合室で見る動画
山内彩月
乗継ぎの何処かに冬の電子音
山内彩月
街中の冬をも喰らうパッカー車
ヒマラヤで平謝り
バッテリーあがったトラック冴ゆる月
ヒマラヤで平謝り
秋風や蒼い飼い葉のロシナンテ
頓狂
地下街の公衆電話冬の蠅
ふたば葵
風邪の子のプラレール用電池買う
ふたば葵
黄落の光ぞ馳せる人力車
和み
百パーのスマホが五つ年越ゆる
光太郎
充電台忘れ去られし冬帽子
高山佳風
駅は冬タッチ決済ばかりなり
高山佳風
スタンド脇ひと枝の萩こぼれけり
星瞳花
着ぶくれて電池を探す余震の夜
十月小萩
蝋尽きて東日本大震災忌
十月小萩
佇んだ君へ冬麗いのりの詩
龍酪
冬北斗ラムセス二世講和せり
龍酪
天高しオールドメディアの逆襲
花はな
凍星やパンクタイヤの光る釘
花はな
レンタルの空きのスロット冬ざるる
辻 さつき
狐火ややたら熱もつバッテリー
辻 さつき
充電量僅か夜寒の2番線
石川潤子
充電はフル里山は秋の色
石川潤子
両替機飲まぬ外貨や冬近し
瀬央ありさ
置き配の番号いずこ鰯雲
瀬央ありさ
三日目の未読夜長を充電す
あおい結月
ハロウィンの街にひしめく自撮り棒
あおい結月
椀洗ふ手に立冬の泡薄し
水無月
冬日向お掃除ロボは充電中
水無月
自転車の充電切れた夕紅葉
梅野めい
わらしめくや缶空入れに雪積もる
唯野音景楽
終電の放置雑誌や霙垂る
唯野音景楽
図書館がチャージスポット室の花
草野ふうこ
ラムちゃんの瞬間チャージ冬うらら
草野ふうこ
小晦日朝一番の漢方薬
富永三紀
勢いの色した煮抜き小六月
富永三紀
勝利の日コンビニでアイスクリーム
二十八
ゼンマイ仕掛けのニワトリ突く小春かな
植木彩由
バッテリーの熱うとましき東北忌
植木彩由
おやすみの後は充電秋の夜
中村あつこ
「お疲れ様」ひとりドトール冬ぬくし
蕃茄
停電すスマホ手探りの柚子湯
理恵にゃん
寒夜のスタック電池は15%
理恵にゃん
蜉蝣や僕のゼンマイは背中に
ふうみん2号
避難所は真暗ストーブに人影
一寸雄町
鎌鼬備へあらばと言はれても
杜野みやこ
運休の掲示次々寒波来る
杜野みやこ
また知らぬ装置通路を隙間風
骨のほーの
新装の秋やAIめく店員
骨のほーの
雪明かりてくてくコンビニのチャージ
骨の熊猫
去年今年電気歯ブラシ充電中
藤本花をり
猿の背のネジ巻く秋思パンパンパン
三日月 星子
星空やスターハウスの秋ともし
岩魚
スポドリに搾るレモンや新人戦
たまさもち
留守電に訃報車窓に細雪
たまさもち
凍る夜やスマホの灯を友とせり
宮本 モンヌ
充電の尽きて星空より冷た
ぞんぬ
旅の夜コンセントてふ秋思の目
ぞんぬ
手花火や初めて燐寸すれた音
游季うさぎ(雪うさぎ改め)
天狼や名無しの傘は束ねられ
ノセミコ
充電の切れて聖夜を遭難中
ノセミコ
溺れそうな日々の始まり冬来る
小花風美子
春近し午後の駅中ぶらぶらと
小花風美子
凩や地下駆け上がる靴の音
さち今宵
スカイプを賑はへる手話クリスマス
さち今宵
陽にかざす紅葉ひとりも悪くない
海月のあさ
凩の街やこぶりのモンブラン
海月のあさ
自販機のうどんクリスマスのフェリー
織部なつめ
十年ぶりの郷里の駅や松飾り
織部なつめ
月今宵落としたままのブレーカ-
青屋黄緑
ゼロ番の改札よ冬銀河行
青屋黄緑
車窓の五叉路灯るものみな冬著し
迷照 りん句
ロスバケ戻るタグ三枚に秋の声
弥音
機は沖止めキャリー引く溽暑のドバイ
弥音
充電の余熱や冬の始発待つ
芦幸
EVのモーター音や月朧
芦幸
欠航の札幌行きや雪しんしん
赤尾双葉
ツイートや遅延車両に雪の声
赤尾双葉
脳トレの早口ことば八十の秋
きみこ
「充レン」とお見受けいたす夜半の冬
花和音
完敗のラグビープロテインがしょっぱい
花和音
アドレスを消して時雨の終電車
紅三季
短日を満充電で引き延ばす
嶋村らぴ
充電が切れたら春を呼んでみて
嶋村らぴ
作曲のアプリや君へ流星へ
伊沢華純
スマホナビ示す刈田の暮るる畦
伊沢華純
息白し充レンアプリ検索す
酒呑走人
ペースメーカーの電池十年貴船菊
たかみたかみ
立冬や一日もたぬバッテリー
たかみたかみ
ハロウィンの渋谷迷宮スマホ切れ
山内プーコ
即レスはしない秋夜に繰る頁
まこく
安スーツ星流る夜の充電機
まこく
賢治の忌大屋根リング巡礼す
雨野理多
面接は五十七階雪催
雨野理多