写真de俳句の結果発表

第63回「十数年ぶりの大阪」《並》⑥

NEW
第63回「十数年ぶりの大阪」

評価について

本選句欄は、以下のような評価をとっています。

「天」「地」「人」…将来、句集に載せる一句としてキープ。
「並選」…推敲することで「人」以上になる可能性がある句。
「ハシ坊」…ハシ坊くんと一緒に学ぶ。

特に「ハシ坊」の欄では、一句一句にアドバイスを付けております。それらのアドバイスは、初心者から中級者以上まで様々なレベルにわたります。自分の句の評価のみに一喜一憂せず、「ハシ坊」に取り上げられた他者の句の中にこそ、様々な学びがあることを心に留めてください。ここを丁寧に読むことで、学びが十倍になります。

「並選」については、ご自身の力で最後の推敲をしてください。どこかに「人」にランクアップできない理由があります。それを自分の力で見つけ出し、どうすればよいかを考えるそれが最も重要な学びです。

安易に添削を求めるだけでは、地力は身につきません己の頭で考える習慣をつけること。そのためにも「ハシ坊」に掲載される句を我が事として、真摯に読んでいただければと願います。

 

※結果発表欄では添削した形で句を掲載する場合がありますが、「マイ句帳」に収録される句は投稿した段階の句がそのまま保存され、投稿以降の修正や削除は不可となっております。予めご注意願います。

【第63回 写真de俳句】《並⑥》

  • 恋の箱開けると愛に春の空
    山尾幸正
  • てっちりや天に続くか地の果てか
    山尾幸正
  • 熱燗やオシャレになってゆく阿倍野
    浅井夕兎
  • 冬茜故友の店は北新地
    奥伊賀サブレ
  • 冬の虹暖簾ちょろちょろしてるほう
    右端ぎゅうたん
  • コナモンの町いつか行きたい冬
    こはる
  • 年の暮ソロ活女子の冗談
    こはる
  • 着ぶくれの渦へ分け入る半歩半歩
    となりの天然水
  • 年の瀬に灯溢るる御堂筋
    風花舞
  • 貝寄風やビルの谷間も異国の香
    風花舞
  • 冬うららボケツッコミのペアルック
    鳥乎
  • 木枯やママチャリのベルの急き立てる
    鳥乎
  • 冬銀河一万人の揃ふ声
    山崎三才
  • 冴ゆる夜や朗読響く大ホール
    山崎三才
  • 柝の音(きのね)背にお初と参る近松忌
    バイカウツギ
  • 冬晴れやたこせんを手に海遊館
    バイカウツギ
  • 冬麗ソースの匂ふ大阪よ
    はるを
  • すぐ赤に変わる信号冬夕焼
    夏村波瑠
  • ギクシャクなアメちゃんになり雪帽子
    ならば粒あん
  • ビリケンの足裏につや春隣
    前田いろは
  • 冬空へくるりなにわの玩具箱
    前田いろは
  • 年の瀬や道頓堀を食べ歩く
    すうばあば
  • 師走かな道頓堀の人の声
    すうばあば
  • 初詣同窓の君子を抱いて
    高田三毛
  • 冬ざるる夫に縋りて新世界
    岳陽
  • 冬の宵ソロ活禁止の新世界
    銀髪作務衣
  • とんぼりに方言消され年の際
    銀髪作務衣
  • 冬の雲懐かしき店はコンビニに
    苅桜守
  • 立ち食いの変わらぬ味や冬の晴れ
    苅桜守
  • 着ぶくれてなお身は軽し新世界
    欣喜雀躍
  • 行きつけの岩礁に目をつむる河豚
    欣喜雀躍
  • 種銭の9Z札冬麗
    めたぽ
  • 熱燗や関西弁の異邦人
    めたぽ
  • づぼらやは去りし寒夜の新世界
    大月ちとせ
  • ビリケンと呼ばれた頃の冬景色
    新米にぎりめし
  • 板前の口上巧み寒の鰤
    のの夏
  • ネオン飛びグリコも走る年の暮
    のの夏
  • 通路まで人人人の初寄席よ
    秋月あさひ
  • 二日には仕事と言ひて居らぬ父
    秋月あさひ
  • 約束は御堂筋口秋の鐘
    渡海灯子
  • おもろいと転校生の年忘れ
    ロージー
  • 雪蛍道頓堀に見失ひ
    のんきち
  • 炎天の大阪看板は縦ばかり
    のんきち
  • 特大の動く看板初戎
    猫ずきん
  • 年の暮誘ふ浪速のふぐ提灯
    猫ずきん
  • 大阪の街並み彩る熊手かな
    高木友
  • 酉の市河豚蟹グリコ振るう街
    高木友
  • 煌々と大屋根リング天の川
    ぜのふるうと
  • 今広場太陽の塔冬夕焼け
    犬山侘助
  • 吾子と来たあのたこ焼き食冬日和
    ちょうさん
  • ゆつくりと差し出すスマホ風邪の客
    冬野とも
  • 「ど」と切れてどぶろく旨い河内なり
    沼野大統領
  • 二度漬けはあかん言うたで冬ぬくし
    うめやえのきだけ
  • 寝てません炬燵がぼくを好きなだけ
    うめやえのきだけ
  • ハーデスの闇の手招き河豚汁
    草夕感じ
  • 「おおきに」に笑みのこぼれて冬ぬくし
    松芯
  • 軒簾往事の里の夢を見し
    ひろこ
  • 幾年や友も老顔神無月
    ひろこ
  • 新社員駅のエスカレーターは右
    いわさき
  • ビリケンさん霜焼の指痒さうな
    あが野みなも
  • ビリケンと呼ばれし友へ賀状書く
    和はん
  • 老梅よ知己無き郷の記念樹よ
    ときちゃん
  • まあええわ串カツどぶりねぎトロリ
    由樺楽
  • カテドラル超派手夜霧はエフェクト
    在仏変人
  • 冬の暮引き寄せらるる縄のれん
    肴 枝豆
  • 阪神大地震インバウンドの無い時代
    ちくちく慶
  • 旅人や「太陽の塔」と北風
    ちくちく慶
  • 白露かなミャクミャク見ずに幕を閉じ
    ゴルパパ
  • 太陽の塔溌剌の師走かな
    ゴルパパ
  • 風花や急いて取り出すぬいぐるみ
    梅田三五
  • 米人のマスク外して大阪弁
    加里かり子
  • 午前三時に切れる消費期限師走
    奈良井
  • 冬晴れや旧友と酌み時忘る
    春駒
  • 推力や河豚まな板にあってなお
    馬場めばる
  • ひとり旅黄葉浴びる御堂筋
    佳辰
  • やっとかめ耳に優しい儺追風
    佳辰
  • 大阪の塔恒久の天高し
    西山
  • 串カツの香に釣られれば塔の秋
    西山
  • 行く年幾年六代目のグリコ
    いちの
  • 「づぼらや」のふぐの提灯夏の空
    片山千恵子
  • 大阪の恋破らばひとり冬木立
    吉田さと
  • 夏雲とプロペラの影八百八橋
    小鳥遊こはく
  • 成人式に帰省母の髪真っ赤
    窓 美月
  • 焼鳥屋コロナ前にはあったのに
    窓 美月
  • 柔らかな大阪弁や藤の花
    三毛猫モカ
  • インバウンド多しおでん酒楽し
    なんくる
  • 冬晴れの塔打ち明けれずに今日も又
    なんくる
  • 六甲山スキール音と遠花火
    南の爺さま
  • 夏空やエクスポ七十月の石
    南の爺さま
  • 牡蠣割女待ち合わせてる時計台
    空素(カラス)
  • 薫風や更地の上のレストラン
    京都さくら
  • M-1に笑い転げるおでん酒
    くつの した子
  • 大寒や弁当上下肉まんが
    遊川百日紅
  • 小晦(リクローおじさん)直行す
    遊川百日紅
  • ネオン街巡るひと恋春苺
    山田季聴
  • 宵の街どよめき笑ふ娘等ぬくし
    山田季聴
  • 冬ざれや秘する前方後円墳
    青猫
  • 寒暁や豊穣の海再生す
    青猫
  • 六代目のグリコネオンの青冴える
    落花生の花
  • 船上もグリコポーズや春の宵
    落花生の花
  • 底冷えの新宿バスタに里訛り
    葬送のまちばり
  • 犬探し交わる指や冬銀河
    軽時計
  • 食細る義父とてっさを囲む夜
    宮本てふ
  • 活け締めのてっさ哀しく透き通り
    宮本てふ
  • 塾サボり又新世界冬の暮れ
    敏庵
  • 小春日やビリケンさんとツーショット
    雀子
  • 大阪は開襟シャツで通勤か
    春霞
  • 朱夏の街アスファルトの道がドロドロに
    春霞
  • 還暦や片野桜の新ばしり
    すみだ川歩
  • 「がんばりや」「がんばってんねん」年の暮
    与次郎
  • 雪女郎を諭すおばちゃん豹の柄
    与次郎
  • 大阪城ここにも金鯱冬の空
    希凛咲女
  • 初時雨船場のいとさん嫁に行き
    山田祥風
  • 石段に小判を拾ふ初恵比寿
    山田祥風
  • 初星やHITACHI輝く新世界
    オカメのキイ
  • 天高し競ふ看板コッテコテ
    オカメのキイ
  • プルータスお前もか!口で注文河豚雑炊
    春木
  • 跳び下りし道頓堀もクリスマス
    春木
  • 昼の月この日も吾子が見つけたり
    勝亦朝
  • 器に影挟む西日の食器屋
    勝亦朝
  • 大阪は変わらぬ街や轡虫
    佐藤恒治
  • ライブ後の城ホール前いちょう散る
    いともこ
  • 肉まんじゅう一人食む夜道頓堀
    いともこ
  • 秋麗河豚揺れる空新世界
    たけ
  • 年の瀬や路地にネオンの水溜り
    陽だまり
  • カランコロン牡蠣のグラタン旨い店
    陽だまり
  • 湯豆腐やするりゆるりと旅の昼
    なつのおわり
  • 冬温し初のねぎ焼食む母よ
    なつのおわり
  • タクシーの客は饒舌あぁ溽暑
    すそのあや
  • つれづれなり蟹しゃぶの揺れ入れ替わり
    あんこ
  • 指変形唐突ことのほか河豚
    あんこ
  • よしもとと焼き飯のコゲ掘り炬燵
    花花車
  • コンサート規制退場雪の夜
    花花車
  • お年玉手にわくわくの新世界
    朝夕人
  • 新走りセルフ祭りも慌ただし
    朝夕人
  • 別れても杜の小径よ春惜む
    オアズマン
  • 森羅の影トドワラ見果つ枯野原
    オアズマン
  • 通天閣月上げて魚氷に上がる
    向日葵姐
  • 万博や夏の暑さも吹き飛ばし
    ぽち
  • 六百段諸手掲げし冬日和
    早霧ふう
  • ダウン脱ぎ急ぎ行く紀伊國屋前
    うく
  • 阪急のショーウィンドウ見て聖夜
    うく
  • 冬うらら六十年ぶりの「いやいやえん」
    細葉海蘭
  • 粉もんと串カツ水都初ゑびす
    心寧 侑也(ここね ゆうや)
  • 難波津の人とは添へず冬銀河
    心寧 侑也(ここね ゆうや)
  • 冬至の日通天閣の影の果
    ゆきえ
  • 冬うららビリケンさんの足の裏
    二城ひかる
  • かに鍋に煙る写真の笑顔かな
    夏の町子
  • とんぼりや蟹、河豚、蛸に夕月夜
    夏の町子
  • 大阪の台風話母の口
    りっこう
  • 万博や母と私は夏ワンピ
    りっこう
  • 串カツのソースピタピタ雪見酒
    かきくけ子
  • 道頓堀変わらぬ喧騒寒昴
    ちえ湖
  • 青春に連れ戻されし「肉吸い」の香
    ちえ湖
  • 冬の月大阪城ホールの灯と
    鳥鳴里乃
  • 牡蠣焼の屋台煙りて燗熱く
    一徳斎
  • 熊手かかぐ細きかひなや北新地
    円海六花
  • 夏の旅知らぬチャントの輪に入りぬ
    円海六花
  • 湯気の立つ豚まんを手に新世界
    普久井ひと眠
  • 気まぐれに戸を叩くひと初時雨
    あおい
  • ヴォクシーのドリカムや十年ぶり帰省
    星の砂
  • たこ焼きや衣も我も春深し
    星の砂
  • OIOI(マルイ)からNGKや葱畑
    ヒロヒ
  • かの山がこのタウン五十回目の春
    あま門
  • ビリケンやあの日の願い冴えかえる
    髙田 純佳
  • 秋晴やタワーが違う五稜郭
    碁練者(ごれんじゃー)
  • はげ山も今や新緑甲山
    碁練者(ごれんじゃー)
  • 君と来し今は「てんしば」冬菫
    はっしん
  • 春宵の人の香こひし串数多
    琥幹
  • 十数年変わる万博秋の空
    みほ
  • 万博でかつての賑わいこの夏も
    みほ
  • 釣り銭の紙幣零れし夜半の冬
    木漏
  • 法善寺連れを待てずに燗の酒
    木漏
  • 法善寺連れを待ちかね月見酒
    木漏
  • 大寒も大阪グリコVサイン
    文心美
  • とんぼりやソースのしゅんだ白い息
    樋ノ口一翁
  • 地下街の手羽先地上の夕立
    若林くくな
  • 串カツは変わり種から恵比寿講
    若林くくな
  • 秋夕焼新世界のソースの香
    安久愛 海
  • 短日や通天閣に金星の飾
    安久愛 海
  • 亡き父と越えたこの丘夏の朝
    笑道心文
  • 父母と来た夏の街並み一人旅
    笑道心文
  • 馬肥ゆる串カツたこ焼きかすうどん
    かおるやま
  • おでんに満腹豚まんはんぶんこ
    西瓜頭
  • 初席のコンビ産まれ損ねの我
    或曲
  • がやがやと万博終わる初秋かな
    もっさん
  • 花の咲く大阪集う万国旗
    もっさん
  • 冬夕焼「忘れへんよ」と逝きし人
    朝宮馨
  • ビリケン似キモは口角梅ふふむ
    レオノーレ・オオヤブ
  • 新世界極彩の間(あわい)に春の闇
    レオノーレ・オオヤブ
  • 新世界目つき鋭き河豚を食む
    白スニ
  • 鳥わたる通天閣を見下ろせり
    白スニ
  • 紅赤き戦化粧や卒業子
    ひな野そばの芽
  • 暖簾から首をつき出す白雨かな
    ひな野そばの芽
  • 悪いけど卒業式を見ずに逝く
    ミモザ育
  • 私だけ切れてる写真忘年会
    夜汽車
  • 机という机を並べお取初
    水鳥川詩乃
  • 除夜の鐘夢の中にて聞く子かな
    水鳥川詩乃
  • 虎贔屓道頓堀に跳ぶ九月
    常然
  • 日本一驕る難波の河豚提灯
    霜川このみ
  • なーべらや探し求めて大正区
    沖庭乃剛也
  • 商人(あきんど)の停まる事なき師走かな
    沖庭乃剛也
  • 冬晴や見抜かるる似非関西弁
    ボイス&フィンガー
  • ふくふくと父母満悦の枇杷の花
    田中 百子
  • 大阪の街はパレード神の留守
    森ともよ
  • 髪触るる雁木なき路地裏の空
    鶴喰 照
  • 北塞ぐ路地裏の缶蹴り倒し
    鶴喰 照
  • 「づぼらや」のポン酢懐かし冬隣
    紫木蓮
  • 通天閣窓の向こうに片時雨
    紫木蓮
  • 苔青きままの地蔵や法善寺
    山本とりこ
  • 苔むすや水掛不動去年今年
    閏星
  • 宇宙から届く光やななかまど
    穂々々
  • 座席退く金の睫や京の春
    空から豆本
  • 掛取りの船場血まなこ枯柳
    金魚
  • 短日の串をソースへ大阪弁
    金魚
  • ミャクミャクや年を惜しみて身を尽くし
    道草散歩
  • 冬茜なんばの匂い吹かれおり
    道草散歩
  • 幼き日ビールとジュースと串カツと
    本田一番星
  • あの煮凝り探しぐるぐる新世界
    本田一番星
  • 初電話元ハマっ子の摂津弁
    悠美子
  • 宇津田姫通天閣をさっとなで
    芝香
  • 新世界ビリケンさんもサンタ帽
    芝香
  • 河豚鍋と串カツふたまた忘年会
    あるがままん
  • 横綱日本一名前で勝つか串カツよ
    あるがままん
  • デパ地下の人混み二日のケーキ買う
    さくさく菫
  • 虎の夢覚めし夜長の逆さグリコ
    直感勝負
  • しぐぐるや彷徨いはるか御堂筋
    喜悦
  • ハリボテは春空に舞う通天閣
    喜悦
  • 御降りや肩窄め結ぶ御神籤
    ミワコ
  • 賑はひの春よ来たれと年の暮
    ミワコ
  • 冬銀河たこ焼きの湯気路地に消ゆ
    帷子川ソラ
  • 着ぶくれや湯気のむこうは食いだおれ
    帷子川ソラ
  • 冬青空ふぐ泳ぐなり「づぼらや」と
    まどれ
  • 「別れましょ」あれから十年除夜のキタ
    有川句楽
  • 寒暁や行灯見下ろす通天閣
    有川句楽
  • 一本の銀杏黄葉や夕の鐘
    藤康
  • 中之島は冬子らの抱きつく大りんご
    奥ノ碧心
  • 帰郷せし街は色づくクリスマス
    渡邉花
  • 眼下して淀川広き鴨の陣
    渡邉花
  • 天高し通天閣のアシバトビ
    ズッキーニン
  • 缶ビール「夫婦善哉」観た帰り
    ズッキーニン
  • 同期会冬の浪速のハイタッチ
    ゆいか
  • 秋の霜踏めば遠くの「六甲おろし」
    うただねこ科(うただねこ改め)
  • 人事部のmail一通冬の陣
    うただねこ科(うただねこ改め)
  • 北摂のワンオペの夜や次女くしゃみ
    みーあ
  • コマなしで万博跡地着膨れて
    みーあ
  • おしゃべりな黄帽子の列黄葉路
    かみん
  • 冬落暉清かに黒き富士の山
    かみん
  • コンビニ回遊寒夜の子ども達
    有村自懐
  • 河豚食ふやネオンの路地の縄のれん
    有村自懐
  • 初天神ホームの柵は上に開く
    八一九
  • 鰭酒の焦げ香沈みぬ星の宿
    生石子
  • 白息や手に吹きかけて油の香
    生石子
  • 横丁を一点透視秋の空
    つーじい
  • てっちりつつく銀婚の再旅行
    つーじい
  • カトレアの抱えし鉢を北新地
    太刀盗人
  • 冬枯れや派手なのぼりの「新世界」
    小澤翔明
  • 短日や「二度漬けダメ」と呼び覚ます
    小澤翔明
  • 地下鉄の大阪弁や冬ぬくし
    コミマル
  • てつちりや定時まだかのペン回し
    慈庵風
  • 寒朝の川面に映る宴のあと
    静岩
  • 冬ざれの街はネオンに隠れけり
    静岩
  • 匂ひ立つ通天閣や梅雨晴間
    桃圓
  • 春を待つグリコの看板変わりなく
    大久保一水
  • 大阪のせっかち纏い吾子帰省
    今 結月
  • 歳の市人の息まで前のめり
    今 結月
  • 食卓が関西弁の焼き秋刀魚
    つのりゅう
  • 甲子園覇道を明かき上り月
    つのりゅう
  • 賑わいの通天閣の師走かな
    石津 さくら
  • 冬の日に通天閣をあおぎ見る
    石津 さくら
  • 寒鰤や寛平ちゃんは管理職
    畠山そらまる
  • 小春日や昔懐かし粟おこし
    畠山そらまる
  • 虎ファンの嫁がママに冬の虹
    桃華
  • 寒鴉行くクラクション鳴る黄信号
    桃華
  • 冬麗ら孫抱く娘「母」になる
    小川 茜園
  • 冬の夜やいつもの顔かお新世界
    小川 茜園
  • 満腹の袖のソースや冬ぬくし
    紀子
  • 箸先の光るてっさや正座の娘
    紀子
  • 冬ぬくし厚き人情新世界
    天弓
  • 人の輪は遠き写真のキタは冬
    奥山水珠
  • ポスターの光も閉ざすやキタの冬
    奥山水珠
  • 冬ざれや尻無川で明菜聞く
    三日余子
  • たこ焼きとフグで巡る秋の大阪
    井中蛙
  • 食い倒れもう食べられない秋の空
    井中蛙
  • それぞれの店に起伏の師走かな
    紫子
  • 街中の宿風邪の子とたこ焼きと
    キッチンハイカー
  • 冬晴や同級会はあの子誰
    小泉れもん
  • 秋の夕度胸をツレに串カツ屋
    小泉れもん
  • 行く年を二度漬けなしの新世界
    永順
  • 木枯らしや煮込みの湯気に通天閣
    永順
  • 頼むでとビリケンなでるアロハシャツ
    柳翠
  • たこ焼きへボケとツッコミ冬晴る
    田上南郷