第67回「城下町の白壁」《並》⑥

評価について
本選句欄は、以下のような評価をとっています。
「天」「地」「人」…将来、句集に載せる一句としてキープ。
「並選」…推敲することで「人」以上になる可能性がある句。
「ハシ坊」…ハシ坊くんと一緒に学ぶ。
「並選」…推敲することで「人」以上になる可能性がある句。
「ハシ坊」…ハシ坊くんと一緒に学ぶ。
特に「ハシ坊」の欄では、一句一句にアドバイスを付けております。それらのアドバイスは、初心者から中級者以上まで様々なレベルにわたります。自分の句の評価のみに一喜一憂せず、「ハシ坊」に取り上げられた他者の句の中にこそ、様々な学びがあることを心に留めてください。ここを丁寧に読むことで、学びが十倍になります。
「並選」については、ご自身の力で最後の推敲をしてください。どこかに「人」にランクアップできない理由があります。それを自分の力で見つけ出し、どうすればよいかを考える。それが最も重要な学びです。
安易に添削を求めるだけでは、地力は身につきません。己の頭で考える習慣をつけること。そのためにも「ハシ坊」に掲載される句を我が事として、真摯に読んでいただければと願います。
※結果発表欄では添削した形で句を掲載する場合がありますが、「マイ句帳」に収録される句は投稿した段階の句がそのまま保存され、投稿以降の修正や削除は不可となっております。予めご注意願います。
【第67回 写真de俳句】《並⑥》
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天守から望む城下に花の雲小田毬藻
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京焼に跳ねる童や春火鉢のんきち
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三伏や犯人を待つ京都駅のんきち
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菖蒲の芽一年生のせいくらべ猫ずきん
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春燈や城の白壁吾の陰犬山侘助
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片陰の白壁狭間で城下見し犬山侘助
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光食ふ鯉のあぎとや菖蒲揺るちょうさん
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花あやめ裏地にピンク忍ばせて冬野とも
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萩焼の猫の箸置き春ぞ春うめやえのきだけ
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いも恋喰ふ春あたしたち独身薫空ろろ
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弘前の花の隠せり天守閣薫空ろろ
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春光に淑やかなりしなまこ壁松芯
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「ようこそ」と板塀越しに糸桜松芯
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白壁のへのへのもへじ幟吹くひろこ
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信長に凭れ一服草若葉ひろこ
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風薫る校庭に土俵ある城下あが野みなも
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朝の蝉まだ声のこり描きつづけふく
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古道具へ薄水色の風通し一井かおり
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武家屋敷からリコーダーの音春の雲和はん
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卒寿の師賀状今年も城めぐり和はん
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白壁に燕一筆一の文字ときちゃん
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艶声で添い寝醒ますか金魚売りときちゃん
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女子旅やあやめ掘割紙人形由樺楽
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平和とは堀に満ちゐる錦鯉茂木 りん
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あやめぐさ幕末の志士年下に茂木 りん
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被災地の空を吸ひ取る鯉幟梅田三五
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錦鯉の池があるってあの家はすがのあき
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白壁の謎の暗号かたつむりすがのあき
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くのいちや閉じた恋文沈丁花奈良井
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キャラの名で撮影終えて城は梅奈良井
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磨かれて強き涼しさなまこ壁星鴉乃雪
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「良き仏になれるか」と祖母かきつばた氷雪
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山笑ふエレベーターで天守閣麦のサワコ
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膝をつく白虎隊見し秋草か雪のこだま
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花雲のゆりかご揺るる城下かな春駒
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天守閣影を隠さむ花吹雪春駒
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白壁に影残しゆく秋遍路のはらいちこ
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白壁にXの連なり風薫るのはらいちこ
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蔵カフェの白壁吸うや揚羽蝶Steve
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蔦枯れし白塀の黙ドラム鳴るSteve
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緋鯉の躯知覧に散った血に染まり佳辰
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白壁にすすすと蜥蜴尾は青し佳辰
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セロリ噛んで沼田場のやうな勤務地へ真夏の雪だるま
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夫水に落つ妻横向きし夏西山
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カーラジオからミセス明石の大夕焼こりゆばんばん
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女系なる家に生まれて花菖蒲片山千恵子
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鶴翼の野鳩登城す初桜浮き寝鳥
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鯉の浮く底まで覗く春帽子佐藤志祐
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赤き靴擦れ金沢おでん旨し小鳥遊こはく
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感嘆の瀑布苔の祠閑か小鳥遊こはく
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白壁の飛騨瀬戸川の錦鯉窓 美月
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鯉泳ぐ津和野を君と歩みし日三毛猫モカ
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釣堀や部下の竿のみ絶え間なく岡根喬平
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晴れてほしい春草たちの誕生日岡根喬平
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青田風白壁続く鄙の道千霞
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五条川ののんぼり洗いと桜となんくる
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春光や花嫁隠す白き壁空素(カラス)
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白壁の「へのへのもへじ」山笑う京都さくら
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蒼穹の津和野城下に花菖蒲遊川百日紅
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風薫る城下町行く按針が遊川百日紅
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踏み固き城下暮らしの麗らけし山田季聴
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海鼠壁火の手消し止め春光る山田季聴
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花の雲石なぞりたる武者返し青猫
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途中下車おんな一人の春の旅落花生の花
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三錠が四錠になり花の滝軽時計
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太鼓門お散歩カーの花見だい敏庵
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菖蒲湯や弱きチームのホームラン雀子
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光る壁兵どもが春宴すみだ川歩
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たったったエビス屋走る花の京すみだ川歩
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風呂敷をそつとほどきて花菖蒲明 惟久里
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三毛猫の右手とどかぬ斑鯉明 惟久里
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白壁のまぶしさ新た花菖蒲希凛咲女
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ひるがえる名入りフラフの初幟山田祥風
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江戸しぐさ真似て往き交ふ雪の塀春木
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武家塀の隙間から見ゆキャベツ畠春木
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風を食べ膨らむ夢は鯉幟勝亦朝
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横からも寄り目とわかる錦鯉勝亦朝
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白壁やいつもの通勤路の桜いずみどり(いともこ改め)
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白壁の花影を抜ければ大樹茅々
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痩せし夫迎ふる小さき花の山陽だまり
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春の川エルと名付けし鯉の居て陽だまり
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白壁の圧強すぎて花菖蒲なつのおわり
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恐ろしや引き売り寒鯉の目玉あんこ
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故郷のトレランコース花あやめあんこ
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津和野の鷺舞白壁に煌めく朝夕人
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飽くなき城祭りバンクシーの浮世絵オアズマン
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さらさらと白壁そふや春の水ゆきえ
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遠近の白壁あゆむ春の宵ゆきえ
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錦鯉堀の浄化に映る影ぽんころん
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鯉の群れ大波起こしぼうふらへぽんころん
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三瓦の砂糖は甘し春のカフェ深草 空
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母娘旅醤油まんじゅう喫する春深草 空
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六月を黄金の鯉が食い尽くすしばのおはる
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城下町屈んで菖蒲写す人夏の町子
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陽炎にセルフィーの影城下町夏の町子
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倉敷の春宵あかり柳揺るりっこう
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柳揺る倉敷川の舟流しりっこう
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不機嫌な姉と新蕎麦二人旅天上たこ
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冬花火蔵のある街へのエール天上たこ
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紫の背高娘や花菖蒲森田ゆり
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白壁に白塗料で無と書けり森田ゆり
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虹追いて迷い込みたる萩城下ちえ湖
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三個目のアイス頬張る時の鐘芝歩愛美
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囀や白壁の屋根越えて行く花ばば
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校庭のふらここ見ゆる狭間に弓福間薄緑
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風光る学童くぐる大手門福間薄緑
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冬の風白壁あおく清めけり折田巡
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生垣に武士の群れ天狼しずか鳥鳴里乃
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白壁と睦み合ふごと燕子花普久井ひと眠
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囀りのアーリントン墓地大地は黙あま門
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額寄せ鯉を待ちわぶ花菖蒲髙田 純佳
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白壁の白より生まる春光や髙田 純佳
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家康の散歩道かな初燕はっしん
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修学旅行病葉にさへ笑ふ友琥幹
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太閤の縁の石に散る色葉木漏
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石垣を巻いて天守へ秋茜木漏
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道すがら白亜豪邸ぺんぺん草文心美
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水の春鯉ゆうるりとUターンよはく
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白壁に酔ひを吸はせて春の月樋ノ口一翁
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人日や「うちのワイフがね、」と師匠馬風木瓜子
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落葉掃く新参者よ横風よ馬風木瓜子
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御城下は火事クランクを纏跳ぬ那乃コタス
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燕子花散歩の会は不定期会安久愛 海
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城下町町名に馳せる江戸の春安久愛 海
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我先と群れゆく鯉や龍天に西瓜頭
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朧夜に酔って候高知城西瓜頭
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閉じ込めた!ソーダ水越し彦根城レオノーレ・オオヤブ
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足跡キラキラ白壁のででむしレオノーレ・オオヤブ
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軽トラの音に口開く緋鯉かな白スニ
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下駄の音城下をゆけり藍浴衣白スニ
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漆喰も眩しき昼や花菖蒲夜汽車
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塀も越え生命(いのち)広がれ夏木立夜汽車
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門送り茶髪の孫としんちぢり常然
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城下町月を比べて長電話常然
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おみやげの西瓜ずっしり川さらい内田ゆの
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春宵の国宝城下町のしじま翠花
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春の夕城下の看板はCLOSE翠花
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白壁のものいはぬまま花菖蒲霜川このみ
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太き鯉とろりゆらぎて水温む霜川このみ
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キャラ弁はハズイと吾子は卒園す田中 百子
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抜歯二本インゼリー飲む花見かな田中 百子
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ゆうらり揺れてスイートピーの吐息森ともよ
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春昼や鯉の輪郭にじみ出す森ともよ
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探梅や流水路に鯉求む鶴喰 照
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風眩し城の白壁と銀水鶴喰 照
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行く春や天守閣無き城下町紫木蓮
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白壁の続く水路に花菖蒲紫木蓮
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内堀の流れてゆくも花筏閏星
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蛇苺みつぶをさめて川渡る空から豆本
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塔仰ぐ猿沢の池亀鳴きぬ金魚
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江戸名残り飾り兜の紐古し道草散歩
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城下町白壁映す花菖蒲道草散歩
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いにしえの夏雨か城下今ささらぐ十合百合
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花菖蒲夢の兆しのままでいて十合百合
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水面はランウェイ花菖蒲はセレブ清水ぽっぽ
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花菖蒲影を濃くして重なりぬ清水ぽっぽ
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白壁や松陰しのぶ遅桜みさ
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菖蒲咲く流れに差向ふ錦鯉あるがままん
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菖蒲咲く四半張りの壁際にあるがままん
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アイリスや呼吸澄みゆく散歩道さくさく菫
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なまこ壁に花菖蒲の影揺るる直感勝負
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地震あと長塀傾き桜散る喜悦
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春旅や白壁の果て青き海喜悦
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春天や遊ぶ雀を烏が睨むミワコ
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みづの艶ついと担ぐる緋鯉かな乃咲カヌレ
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短夜のふれ太鼓鷺舞の羽音帷子川ソラ
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遅き春つれてSLだだだだとまどれ
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白壁に家路を急ぐ春の闇有川句楽
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錦鯉揺るる白壁人影よ有川句楽
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呼び捨てをためらうをとこ花菖蒲頭痛餅
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夏の月淀みをおよがされる恋頭痛餅
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進級の子らのお喋りうろこ壁奥ノ碧心
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多言語のロープウェイや雪の木々石田ひつじ雲
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鯉口を切るや背向を若桜白沢ポピー
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白壁に揺るる筏や花菖蒲渡邉花
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城下なる水の流れや花菖蒲渡邉花
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白壁の影は菖蒲か鯉しぶきズッキーニン
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卒業子明日より住むは知らぬ街ゆいか
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花菖蒲古都に重ねる古地図かなうただねこ
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夏めくや散歩デートは靴擦れてみーあ
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白南風やデートコースの城下町みーあ
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堀割の鯉の揺蕩ふ花菖蒲かみん
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花筏不意に揺らして鯉の背有村自懐
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花菖蒲スーツの母子手を繋ぎ生石子
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悪酔いの帰路水堀に映る月つーじい
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白壁に光と影の花菖蒲小澤翔明
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マフラーの父松陰を語りけり澤美ゆふか
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漆喰に陽射し溢れ来て嚔慈庵風
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白壁の罅侍らせし梅の枝慈庵風
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鯉ひとつ影を曳きつつあやめ咲く静岩
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片陰を折れて鯉こくレストラン桃圓
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春日傘道に迷ひぬ城下町大久保一水
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白壁や苺尽くしのアフタヌーン今 結月
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Sの字に往き交ふ鯉や春の堀今 結月
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白壁や吾を誘へる錦鯉つのりゅう
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あやめ咲き川の流れと白壁と石津 さくら
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あやめ園出掛けし子らも三十路かな石津 さくら
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サッパ舟おちゃらこする孫春時雨桃華
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あやめ祭もんぺの舟頭再雇用桃華
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桜湯はかんざん(関山)と知る暮の春小川 茜園
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白壁を葉の影揺らぎ風薫る紀子
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薫風に川面さざめく通学路紀子
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春風や川面の音とただ歩く奥山水珠
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大和路や天守の跡の草の露三日余子
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待春や贔屓舞妓の白き指紫子
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城下の長老鯉や花筏小泉れもん
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水温みサヨナラ勝ちのカープ戦永順
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ぷらぷらの前歯で食むや柏餅柳翠
