第69回「日本最古のビアホール」《並》⑥

評価について
本選句欄は、以下のような評価をとっています。
「天」「地」「人」…将来、句集に載せる一句としてキープ。
「並選」…推敲することで「人」以上になる可能性がある句。
「ハシ坊」…ハシ坊くんと一緒に学ぶ。
「並選」…推敲することで「人」以上になる可能性がある句。
「ハシ坊」…ハシ坊くんと一緒に学ぶ。
特に「ハシ坊」の欄では、一句一句にアドバイスを付けております。それらのアドバイスは、初心者から中級者以上まで様々なレベルにわたります。自分の句の評価のみに一喜一憂せず、「ハシ坊」に取り上げられた他者の句の中にこそ、様々な学びがあることを心に留めてください。ここを丁寧に読むことで、学びが十倍になります。
「並選」については、ご自身の力で最後の推敲をしてください。どこかに「人」にランクアップできない理由があります。それを自分の力で見つけ出し、どうすればよいかを考える。それが最も重要な学びです。
安易に添削を求めるだけでは、地力は身につきません。己の頭で考える習慣をつけること。そのためにも「ハシ坊」に掲載される句を我が事として、真摯に読んでいただければと願います。
※結果発表欄では添削した形で句を掲載する場合がありますが、「マイ句帳」に収録される句は投稿した段階の句がそのまま保存され、投稿以降の修正や削除は不可となっております。予めご注意願います。
【第69回 写真de俳句】《並⑥》
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乾杯や夜半の五人に夏来るはっしん
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柳絮も跳ねしほろ酔ひのモボとモガ琥幹
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夜永さやビールの泡は消えたまま木漏
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捨て台詞「ビール」一言末期義父文心美
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息子来るビール買い出しルンルンル文心美
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とりあえずビールを頼むプレゼン帰り安久愛 海
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ノンアルも結構旨いなすび漬け安久愛 海
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ビヤガーデン連れて来られて下戸一人西瓜頭
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穴子鮨猪口を差出すけふの母朝宮馨
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内破する泥のライオン連翹忌ひな野そばの芽
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下戸の吾の棚の麦酒は二年越し甲斐杓子
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麦酒に匙屈折率を説くおやじミモザ育
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頭越しのビールの泡や父の膝ミモザ育
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動乱の海の失活夏の宴夜汽車
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「ビールひとつ」守れず売りし里の家夜汽車
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腰柄の吉原二段ビアホール常然
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軽々と担ぎ手の干す大ジョッキ常然
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姪孫の耳たぶに母瓶ビール内田ゆの
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惜別の麦酒の度数九パーセント翠花
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じいちゃんも父さんも来たビアホール霜川このみ
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卒寿にて賞賜るや雁來紅霜川このみ
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麦の泡継ぐ生業や一世紀沖庭乃剛也
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物色す買い置き野菜缶ビール全代
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名は独逸半端な街のビヤホール全代
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暑気払い本社の電話口の顔ボイス&フィンガー
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琥珀なる夜を映しつ麦酒満つ明智薫
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あちらへ行くかと地獄の釜の蓋田中 百子
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食道がひゃおっと踊る生ビール森ともよ
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洗ひ髪タオルで拭きつ生ビール鶴喰 照
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ビール飲むぬうと顔出す煉瓦塀山本とりこ
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ビール注ぐ並ぶタップは鈍色に閏星
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髭に付くビールの泡の白さかな閏星
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「さん」づけが「ちゃん」づけになるビアホール穂々々
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ビール五種買い込み待つや子の帰り穂々々
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ジョッキとる腕々ドイツ統一前夜空から豆本
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何の区切りの後期高齢ビール酌む金魚
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ビール腹の革命失敗巴里祭金魚
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ビアホール黙に泡立つ髭真白道草散歩
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金のダム炎天躱すコタンにあり十合百合
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校庭に「ビール井戸」あり雲の峰悠美子
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ビアマグの触れし一音や春の星清水ぽっぽ
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ビアホール銀座に残る昭和かなみさ
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開拓の街にサッポロビールありみさ
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殺しあり一口だけの暑気払いあるがままん
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四人組麦酒乾杯老舗酒舖あるがままん
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打ち上げの乾杯跳ねて夏の宵さくさく菫
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手から手へ渡るビールの泡はずむさくさく菫
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ビアホールの泡消えぬまに夏来たる喜悦
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セピアなるビアホールに待つ秋の宵喜悦
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労いのジョッキを交わす夏の月ミワコ
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発酵の呼吸を給ひヴァイツェンは乃咲カヌレ
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地図ひろげ汗の修学飛鳥寺帷子川ソラ
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コック自在泡細やかにビールかなまどれ
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大ジョッキ運ぶ腕やビアホールまどれ
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ビアホールうんちくの間に消える泡有川句楽
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大ジョッキ飲み干す先に夏の月有川句楽
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後輩のやわき心やビール注ぐ頭痛餅
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ビヤガーデンつまみ選びを子がうばい石田ひつじ雲
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テーブルを鼓舞し苦戦の黒ビール白沢ポピー
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解き放つ心の扉ビールかな渡邉花
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句会後のテーブル寄せてビールかな渡邉花
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銀ライの黒Beer潤むコースターズッキーニン
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恵比寿Beerポルカで落とす右ピアスズッキーニン
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夏シャツや「とりあえず生」言ってみるみーあ
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回り道ビール二本をぶら下げてみーあ
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ぷっはーともういけぬ日々泡ビールかみん
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音鳴りし将棋崩しやソーダ水かみん
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厨房に薪の炎やピザの窯八一九
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ビアガーデン椅子の水滴手で払う八一九
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歳時記に地ビールこぼす旅枕生石子
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白髪のゼミの再会ビアホールつーじい
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閉店間際の麦酒一杯マスターとつーじい
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乾杯や手酌同士の瓶ビール太刀盗人
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お替わりとトイレの場所やビアホール太刀盗人
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麦酒注ぐ顎引く仕草師の名残り小澤翔明
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お見合いや驚くひとへ生麦酒小澤翔明
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控えめにジョッキ合わせる夏至の夕慈庵風
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あの頃の店の灯りに生ビール静岩
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オゾン層の回復監理ビアガーデン桃圓
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ボーナス日一家総出のビアホール大久保一水
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ビアホールの気分の照明家呑み派大久保一水
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乾杯は麦酒とお茶とおっぱいで今 結月
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娘とつつく鮎の塩焼き初月給今 結月
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縄のれん跳ねる間のなし生ビールつのりゅう
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ビアガーデンジョッキ干し切れ星きれいつのりゅう
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乾杯の泡立つビール四つかな石津 さくら
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パンプスを脱ぎて銀座のビアホール檀実
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どう持とうブーツジョッキよビアホール桃華
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バブル期の黒服バニーのビアホール桃華
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ジョッキより溢るる泡や夏は今紀子
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一人来て麦酒ぐいっと太き腕紀子
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ちゃぶ台に麦酒囲みて友五人三日余子
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ビアガーデン友のバンドをあてに吞み三日余子
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金曜日人の恋しやビアホール志澤紫子
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豊穣と収穫テーマのビール歴永順
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とりあえずビール私は最後まで永順
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短夜や締めは十八番のコルトレーン田上南郷
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古壁画昭和流るるビヤホール片平凛桜
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一度注ぎ昭和を映すビヤホール片平凛桜
