第69回「日本最古のビアホール」《人》②

評価について
本選句欄は、以下のような評価をとっています。
「天」「地」「人」…将来、句集に載せる一句としてキープ。
「並選」…推敲することで「人」以上になる可能性がある句。
「ハシ坊」…ハシ坊くんと一緒に学ぶ。
「並選」…推敲することで「人」以上になる可能性がある句。
「ハシ坊」…ハシ坊くんと一緒に学ぶ。
特に「ハシ坊」の欄では、一句一句にアドバイスを付けております。それらのアドバイスは、初心者から中級者以上まで様々なレベルにわたります。自分の句の評価のみに一喜一憂せず、「ハシ坊」に取り上げられた他者の句の中にこそ、様々な学びがあることを心に留めてください。ここを丁寧に読むことで、学びが十倍になります。
「並選」については、ご自身の力で最後の推敲をしてください。どこかに「人」にランクアップできない理由があります。それを自分の力で見つけ出し、どうすればよいかを考える。それが最も重要な学びです。
安易に添削を求めるだけでは、地力は身につきません。己の頭で考える習慣をつけること。そのためにも「ハシ坊」に掲載される句を我が事として、真摯に読んでいただければと願います。
※結果発表欄では添削した形で句を掲載する場合がありますが、「マイ句帳」に収録される句は投稿した段階の句がそのまま保存され、投稿以降の修正や削除は不可となっております。予めご注意願います。
【第69回 写真de俳句】《人②》
逆転や売り子駆けだす暑き夜
日永田陽光
飲み干して我らひとつの群れ盛夏
日永田陽光
ビアホールジップラインのスタジアム
藤井天晴
エレベーター開き星降るビアガーデン
しみずこころ
世紀末無限ポテトと生ビール
しみずこころ
願掛やあの売り子から買うビール
城ヶ崎文椛
プレッツェルの割れ目みたいな宵の月
城ヶ崎文椛
サッポロの灯りきらきら黒ビール
あすか風
二杯目のビールも温い遅すぎる
おぐら徳
黒ビール恋人のゐる摩天楼
渥美こぶこ
大ジョッキ両手で掲げ昭和の日
渥美こぶこ
夏の雨流しのアコーディオン奏者
高橋寅次
木枯や解体反対のチラシ
高橋寅次
裏切りは読書の快楽缶ビール
円堂実花
友と楽しひとりも嬉し生麦酒
円堂実花
ちゃんぽんににんにく生ビールまだね?
風早 杏
ドレスコードクルーズ船のビヤホール
風早 杏
ソーセージ噛めばパリッと夏来たる
谷山みつこ
ぬるき夜の風は妖しくビアガーデン
谷山みつこ
できたてのギネス泡はぬるめの夏
沙那夏
風呂上がりビールと子らの課題図書
沙那夏
深爪や缶のビールが開けられぬ
⑦パパ
ワシコフは叫びてヱビスビール吐く
⑦パパ
凶器のやうに灰皿拭ふ白夜
古瀬まさあき
ビアホール廻せ肉汁気化しさう
古瀬まさあき
ウインナーのはじける熱さ夏の月
森野みつき
六月のドイツの別れ外は雨
伊都
弟の焼いた穴子で乾杯す
ぷるうと
桜桃忌膨らみゆけるコースター
ペトロア
腸詰に透ける脂に干すビール
江藤すをん
ビアガーデン星空といふ酒肴かな
山川腎茶
訳ありの禁酒一年後のビール
びんごおもて
「天下取るぞ!」の締めや銀座のビアホール
小倉あんこ
ビール苦し株価爆上げでも苦し
けーい〇
今宵は王に宮殿めいたビアホール
天陽ゆう
悪口も楽しビールの泡の髭
天陽ゆう
昔話のつづきのつづきビアホール
白石 美月
同期五人再会の夜のビアホール
小川都雪
明治の酵母令和の麦酒へ目覚めけり
あすかきょうか
大ジョッキあけて明日は更衣
あみま
現代の寅子は何処ビヤホール
あみま
「枯葉」の漏るる行きずりのビアホール
渡邉 俊
へべれけに肩貸すバイト夏未明
渡邉 俊
失ひし恋よ短夜の乾杯
古都 鈴
クレームを炙って千切って生ビール
坂野ひでこ
大声の打ち明け話ビアホール
坂野ひでこ
ポスターの文字は右からビヤホール
渋井キセ乃
花の鈴宴の最後に知る訃報
うからうから
春月を急ぐラインダンス始まるよ
うからうから
手風琴ビロロ明治のビヤホール
胡麻栞
短夜や写真の妻のあどけなし
星埜黴円
歓声とビールと傘のライト席
星埜黴円
共通の敵ゐてうまきビールかな
うに子
旅人と交わすビールやカンツォーネ
青木りんどう
ボート部の腕もて掲ぐビアジョッキ
青木りんどう
麦酒飲め今日の事はもう忘れろ
広泉
老い粛々と麦酒の泡は苦し
広泉
梅雨寒や消臭剤を隠し置く
橋本千浪
Cheers!とジョッキ鳴らすや夏の宵
井納蒼求
大瀑布ホテルカジノでジャックポット
井納蒼求
銀座路上にねる大統領の夏
小川晴よ
炎天の広場を爆音のレゲエ
Q&A
ハイネケン掲げ「Cheers!」雲の峰
Q&A
拭き上げて眠らすグラス冷蔵庫
る・こんと
細腕にビールジョッキの七つ八つ
る・こんと
さんざめく夜よ銀座の黒ビール
みづちみわ
暑き夜やチョリソーばかり喰う無職
みづちみわ
役職に就かぬ厄年ビール呑む
さ乙女龍チヨ
上着に遺影君と来しビアホール
広島 しずか80歳
出張の土産話やライオンビール
広島 しずか80歳
待ち人は来ず二杯目の麦酒かな
柊まち
一人より孤独ビアホールの喧騒
柊まち
真夏のざわめきソーセージのカーブ
飯村祐知子
ソーセージの焦げ目正しき夏旺ん
飯村祐知子
ビール掲げて再会のハイヒール
小野睦
鈴が鳴るやうに注がれて秋の酒器
小野睦
札幌の夜空はきれい生ビール
にゃん
ラム肉は臭しビールはほろ苦し
にゃん
ビアホール辛子ぴりつとソーセージ
蓼科 嘉
ビール注ぐ酸いも甘いも泡立てて
笑笑うさぎ
自転車多し青島ビールぬるし
加納ざくろ
旅人に日本のビール注ぎにけり
キッカワテツヤ
定年や半分泡の生ビール
キッカワテツヤ
色も濃いビールのプラハ秋の夕
チリンドロン
窓は海「伊予灘ものがたり」のビール
竹田むべ
ビールの泡しをれて別れ話の夜
竹田むべ
記念日と決めて二人のビヤホール
丸山 晴耕
音読のサインを書いて飲むビール
神保一二三
止り木に足をぶらぶら太宰の忌
彩汀
がんばれぬ日もある微温き瓶ビール
彩汀
白き泡は四民平等ビヤホール
新井ハニワ
麦の秋風やけふはヱビスにせむ
ごまお
ミレー画のビヤマグに酌む泡苦き
ごまお
音割れのラジオ手酌の冷し酒
西野誓光
大瓶の冷えたる頃や汗の父
西野誓光
孤独も暖色ソロ活のビアホール
山葡萄
黒髪のペイネタ夏果のペリエ
小山美珠
泡消えぬ遺品のグラス麦酒飲む
トウ甘藻
肩組みて独逸の歌や麦酒乾す
泉楽人
栄転か左遷かビールほろ苦し
泉楽人
ホコ天をかき分け初夏のビアホール
めぐみの樹
ビアホールの椅子の見てきた物語
伊藤 柚良
「乾杯」に父の幻影ビアホール
ちえ
八杯のビール両手に掴み来る
玉響雷子
腸詰の皮の歯ごたえ生ビール
玉響雷子
この人とは最後と思ふ生ビール
板柿せっか
年上のひと茹でたての落花生
板柿せっか
荷も足も投げ出す夏の夜のベンチ
小笹いのり
母はもう寝た頃かしら生ビール
小笹いのり
ぺりぺりのグラス銀座の生ビール
山羊座の千賀子
花菖蒲萩焼の店小暗きに
ルーミイ
宴のギターパセリバターのついた指
ルーミイ
調停拗れグラスビールのテラス席
ひつじ
今日はもう全てノーカン朝ビール
黒江海風
枝豆の茹だる香青しひとり酒
黒江海風
相席の名刺交換ビアガーデン
岡田きなこ
神田から繰出す銀座ビヤホール
東風 径
ビアホールライオンわれと同い年
間 静春
土曜の夜は巨人大鵬瓶ビール
清白真冬
長き夜のチーママいつも聞き上手
清白真冬
熱中症警戒アラートビアホール
土井あくび
昇進の息子に嫁が注ぐビール
土井あくび
薫風やエールを交わす早慶戦
おこそとの
銀座の夜しずかに炎ゆるビアホール
おこそとの
夏山にブラートヴルストと歌声
石橋 いろり
銀座の句会席題は生ビール
石橋 いろり
首筋の汗そのままに大ジョッキ
平井伸明
大阪中大阪締めや天神祭
平井伸明
水割りビール未成年最終日
鈴白菜実
御不浄に立てば孤独のビアホール
鈴白菜実
麦酒のむ通夜振る舞ひの泣き笑ひ
幸香
マスターのビールの泡は黙の色
岸来夢
ビール注ぐメニューに金の星の箔
岸来夢
戸に獅子の紋章や麦酒ざざめく
一久恵
モボ.モガの集うてビアホールの喧噪
国東町子
脚を組みタンクドレスの黒ビール
百瀬はな
副業に洗う熱帯夜のジョッキ
喜祝音
対岸にじんわりとビヤホールの灯
喜祝音
ビアホール楽しい思い出は哀しい
宙海(そおら)
献杯のビール泡片なるこの世に
逢來応來
半地下のとまり木の節黒ビール
小川さゆみ
ビール日和一塁側へハマの風
小川さゆみ
アコーディオンの「荒城の月」ビヤホール
いかちゃん
河童忌の腸詰の密度恐ろし
いかちゃん
ビアホールビアマイスターの蝶ネクタイ
明日咲く
城の塔崩れし砂場蝙蝠来
東田 一鮎
六月やボタン繕ふ赴任先
東田 一鮎
騒めきのやがて歌声ビアホール
伊藤 恵美
茹で過ぎの枝豆巨人戦なき夜
深山むらさき
ビール注ぐたびに話の巻きもどる
深山むらさき
はなむけの言葉短き麦酒かな
東山すいか
枝豆の莢飛んでくる同期会
東山すいか
ぎこちない方言部下と干すビール
あまぐり
飲みかけのビール並べてSNS
喜多輝女
割勘要員てふビヤホール
喜多輝女
罰杯やビール並べる四年生
このみ杏仁
ビアホール十年前の恨みごと
このみ杏仁
ビール干し「それで?」と片眉をあげて
木ぼこやしき
仲裁は易しポルカのビヤホール
木ぼこやしき
コースターに輪滲み残して夏の月
河上摩子
足場組むクレーン二台麦の秋
もりたきみ
生ビール揺るる琥珀の水平線
雪音
七層のエンジェルリング生ビール
雪音
紳士らの散切り頭麦酒ホール
日進のミトコンドリア
職を辞す頃合ひビール流し込む
碧西里
形から入る方です冷奴
碧西里
思い出を語ればながしビアホール
おケイちゃん
ビールフェスのトールグラスに反射光
香亜沙
駆け上がり注ぐ売り子の生ビール
香亜沙
修論の構想決まる大ジヨツキ
佐藤香珠
九回の大逆転ぞ生ビール
伊達紫檀
壁にモボ・モガのポスタービアホール
やっちゃん日記
チョリソーに濡るる唇読む短夜
西川由野
背もたれ当たる喧騒のビアホール
西川由野
暑気払い今年のジョッキちと重い
浜 けい
ビールやビールおとなの門はどこですか
あなぐまはる
ビヤホール透明人間ばかりかな
あなぐまはる
いつまでも夕日を残しビヤホール
向原てつ
四人とも老けた老けたとビール酌む
英曙
ビールおかはり蘊蓄を聞き流し
平本魚水
中ジョッキ二杯白シャツもう泣くか
平本魚水
焼き肉とビールや星と紫禁城
宇野翔月
白米なぞ喰うて祈雨経を聞いて
宇野翔月
三十の頃の遠吠えビヤホール
楽花生
がぶ飲みのビールの泡と苦い過去
ひなた
秘密をがなる喧騒のビアホール
つんちゃん
頭越しの会話チェイサーはビール
つんちゃん
厚塗りのネイル真昼の生ビール
染野まさこ
歌声とビールの泡よGutenTag.
黒猫
茹でたての蚕豆つまむ無骨な手
きべし
麦酒ぐび手触りのよきメニュー表
栗田すずさん
青天の遙かに富士の二日かな
栗田すずさん
晩夏の銀座師へ献杯のビアホール
央泉
暗きビアホール良き詩は夜生まる
むらのたんぽぽ
鴎外忌ローストビーフとコンポート
秋白ネリネ
空席の中折れ帽よ水中花
秋白ネリネ
缶ビール二曲目ばかり繰り返す
だがし菓子
二十歳の大ジョッキ三十路の缶ビール
だがし菓子
ベランダに寝具干す缶ビールしゅぽ
丸山隆子
迷わずに地ビール山のレストラン
丸山隆子
