第72回「木の実のカーテン」《並》①

評価について
本選句欄は、以下のような評価をとっています。
「天」「地」「人」…将来、句集に載せる一句としてキープ。
「並選」…推敲することで「人」以上になる可能性がある句。
「ハシ坊」…ハシ坊くんと一緒に学ぶ。
「並選」…推敲することで「人」以上になる可能性がある句。
「ハシ坊」…ハシ坊くんと一緒に学ぶ。
特に「ハシ坊」の欄では、一句一句にアドバイスを付けております。それらのアドバイスは、初心者から中級者以上まで様々なレベルにわたります。自分の句の評価のみに一喜一憂せず、「ハシ坊」に取り上げられた他者の句の中にこそ、様々な学びがあることを心に留めてください。ここを丁寧に読むことで、学びが十倍になります。
「並選」については、ご自身の力で最後の推敲をしてください。どこかに「人」にランクアップできない理由があります。それを自分の力で見つけ出し、どうすればよいかを考える。それが最も重要な学びです。
安易に添削を求めるだけでは、地力は身につきません。己の頭で考える習慣をつけること。そのためにも「ハシ坊」に掲載される句を我が事として、真摯に読んでいただければと願います。
※結果発表欄では添削した形で句を掲載する場合がありますが、「マイ句帳」に収録される句は投稿した段階の句がそのまま保存され、投稿以降の修正や削除は不可となっております。予めご注意願います。
【第72回 写真de俳句】《並①》
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運動会背まるめる喘息の子佳奈
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干し柿や猿に取られず食べ頃に鉄旅首里
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山深く木通探して腹の足し鉄旅首里
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どんぐりの残高増える朝散歩蔵豊政
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ちびトトロ木の実担いで穴蔵へかたじん
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キミたちはここまで木の実のカーテンかたじん
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どんぐりのみやげを辞退する園児はしま
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秋すだれ荒縄しまふ遊女居りはしま
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母を待つ手よりこぼるる七竈まゆ志
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錆びた蓋ひねる眉間の鬼胡桃まゆ志
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縁側に胡桃ころころ秋の風柚伽
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どんぐりのふたつ置かれし縁の下藤井いちはつ
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下駄箱の赤い木の実と吾子の靴みやび
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風立ちぬ吾子の香の秋の実へみやび
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尻重き吾子の握りし実は櫟瀬文
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玉暖簾ジャブの手白き十五歳木苺
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深爪し甘栗ころり冬隣木苺
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溢るる赤繋ぎ虚空へ七竈ミセスコロンボ
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室外機の日除けとなれり古簾青蛙
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指先にぽっくり木の実の吊り飾りケンケン
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指先でつつく木の実の吊り飾りケンケン
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星抱く柘榴弾けし銀河なすせい子
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境内の拾ふ人なき銀杏の実せい子
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斜面掴む手の先にある実の赤しくちなしの香
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ごぼう登り蔓梅擬の実の落ちずくちなしの香
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団栗独楽作りし日々は遠き日々東九おやぢ
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穴もたず共に眠れよ山眠る東九おやぢ
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選りすぐる木の実居場所は缶の中登夢
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抱き起こす南天の実や濃く深く登夢
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山深く足元でパキッ木の実はず北川茜月
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朝の光透けて木の実のカーテン北川茜月
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カーテンで囲ふ楽屋や木の実落つみそちゃん
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無人売?きのこのばかがいるらしい松りんご
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木の実胡桃どんぐり、赤のミニカー松りんご
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赤き実の珠簾潜れる秋の声卯の花 京
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渋柿やしかめた顔を笑う母夏至ノ硝子
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禁断の罪の始まり黒葡萄高嶺織人
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朝散歩行く手の路地の団栗よ里ピイ
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青空に飽きて庭先小鳥かな里ピイ
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奥山に苔桃の実みーつけたシマエナガちよちよ
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晩学のエスペラント語や実南天鹿達熊夜
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垂れ下がるすだれのやうな木の実かな平野みふみ
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健気なる木の実カーテン間仕切りすシラハマナオコ
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家の中ここに木の実雨降る降るシラハマナオコ
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夜気香る蔓へ溢るる山葡萄古み雪
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いい日和吊した木の実熊毟る茨しろ
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コリコリと老ひの手の中クルミありとおる
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何しても割れぬ胡桃とにらめっことおる
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高原に木の実の落つる空の青山田 健二
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雨の月空を覆った深海魚柑青夕理
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実の笑う爪ひた走る秋の水柑青夕理
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どんぐりの帽子がないよ拾う吾子チョコ婆
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冷房のカーテンの裏猫眠るチョコ婆
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木の実降る深山の眠りゆくリズムみずくらげ
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ゴツゴツ手でつぐ胡桃殻コツンとすパンプキン
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ガセーボに木の実吊るして森の宴パンプキン
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数珠珊瑚一夜に失せて小鳥くるもちづきゆみこ
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木の実落つ句読点なき句帳閉づもちづきゆみこ
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路地裏の湿りの記憶赤のまま虎有子
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秋隣赤く実るや山法師竹玲
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秋の空ブルーベリーの濃紫竹玲
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時砂尽きし夢の廃墟や風死せる鯉昇り
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渋柿干して灰汁抜きくれし父母の労鯉昇り
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紙やすり胡桃磨きし君の笑み丸山美樹
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木の実暖簾狐女将に寄る狸しいがし君
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東屋は木の実の簾緋のベンチしいがし君
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胡桃落つ飼い犬のブン旅立ちぬ老杉
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今朝の秋庭で新聞斜め読み林雪
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苛立ちて投げた木の実の水音ぽちゃんえみり
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看護師長のおしゃれ眼鏡や秋の茱萸佐々木棗
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風を待つ今か今かとイイギリの実われもこう
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イイギリの実さながら鳥のレストランわれもこう
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里帰り胡桃パスタはパパの味檸檬一実
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木苺とドヴォルザークの帰り道檸檬一実
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新涼を頬いつぱいに栗鼠と栗鼠藻玖珠
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けんけんぱ明と暗ふむ秋の暮いまい沙緻子
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東屋の屋根にこつんと木の実落つのりこうし
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雨宿り手に団栗の柔らかきのりこうし
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幕は冷ゆあばらの隙を針が突く白石ルイ
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朝市や老女並べる栃団子リコリス
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柿すだれカメラ小僧も朱に映えてガジュマル新山
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どんぐりとりすの看板クッキー缶宮崎和湖
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団栗や虫の住処の小さき穴狐狸乃
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木の実降る猫は動かずトタン屋根狐狸乃
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団栗に描いたインクを陽に当てて駒月彩霞
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こわれもの夏茱萸運ぶ白帽子鮭乙
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炎昼や銀色カーテンほの暗く鮭乙
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夕映えて豊穣シャインマスカットすけたけ
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木ノ実のれん子ら飽かずに何度もいないばあどら寅
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祖母の味たずねてAI紫蘇ジュースもんD
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土臭き学ランを干す胡桃割り白羊
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珊瑚樹や貴妃ら燻らす夜のキセル白羊
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己が血を差し出すごときさくらんぼどさんこでび
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貝殻の暖簾くぐるや常夏へどさんこでび
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団栗の個性に少し嫉妬せり山内三四郎
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自信とは準備の上にさねかづら佐柳 里咲
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鬼胡桃端緒なくとも左見右見大森 きなこ
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つるし柿義母の笑顔の軒下に紫陽
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寝かしつけ緩んだ腕に木の実落つ若狭草
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学童と額縁作り木の実貼る若狭草
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夏帽子脱がせて拍手か玉暖簾あがりとむらさき
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槍代わり竹馬振り上げ狩る柘榴あがりとむらさき
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髪飾り木の実二つで買ふ少女百夏るみ
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小さきものひそむ森らし木の実落つ百夏るみ
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木の実熟す路思い出のホテルへ白征
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会盛る木の実鈴なる舞姿白征
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東屋の吊るし木の実の赤深し尾長玲佳
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日だまりに木の実モビールからころと尾長玲佳
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吊るさるる柿のしわしわ愛されて喜齢
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木の上で照柿かじる放課かな喜齢
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切り株にどんぐり二つママとぼく小鳥遊
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飽きるまでどんぐり拾う吾子を待つ小鳥遊
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どんぐりやフードの中に二つ三つ葛翁
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ショットするボールや椎の実を供に葛翁
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どんぐりをふと手に取りし吾子二十歳ウミノユウヒ
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つひ拾ふリースの飾り秋の山ウミノユウヒ
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ひそむには飯桐の実の赤すぎる藤富うに
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鵯の食ひちらかして赤き粒藤富うに
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柿すだれ作りし人はもう居らず音 リズム
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秋うらら白きカーテンゆらゆらと音 リズム
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木の実落つ書道教室子らの靴千葉水路
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道の駅に木の実コーナー涼新た千葉水路
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五箇山にざさら鳴りおり夜の秋灯
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コキリコの里にかしゃかしゃ木の実降る灯
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植物園主役は我らと呼ぶ木の実いつアナmasa
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振り返る誰のいたずら栃の実落ついつアナmasa
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白髪を滑る木の実の赤すだれ松岡一蹴斎
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跳ねし子や木の実のすだれ手で揺らし松岡一蹴斎
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飯桐や一粒赤し小さき手に喜笑
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夏の果絡みし蔓をほどきつつ喜笑
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駐輪場かごのどんぐり入れたまま縦ヨーコ
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秋簾「早朝パーマ」の張り紙縦ヨーコ
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日の暮れて木の実落つ庭コロコロリ涌井かふう
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ペンギンの群れ水切り泳ぐ炎天下涌井かふう
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カラカラとドロップ缶のどんぐり歌ふまっきい
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くぬぎの実アンパンマンの顔描きて秋野たんぽぽ
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どんぐりのリース飾りしキッチンカー秋野たんぽぽ
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桐の実やドラムメジャーに湿布の香小林浮草
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賽の目に西瓜切るなり珠暖簾小林浮草
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柱間の紐に一房葡萄狩り隼 光一
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軒下に渋柿吊るし甘きを待つ静悦
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くだもののカーテン狙う水鉄砲静悦
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吾子帰宅「どんぐり保存」検索す丘なな実
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ふぞろいの木の実たち窓に集いて無才句
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なんとなく吊るしたるらし木の実かな無才句
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旅人の行く手に赤き木の実かなアルル織ベヤ
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出迎えや心の支度木の実干すアルル織ベヤ
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もう増えぬ祖母の梅酒干しぬ夜半枸橘
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郷愁や七竈らし落日枸橘
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カラコロとポッケの木の実手のトミカ春乃歌奈
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胡桃カリコリ齧歯目の木鼠春乃歌奈
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実南天ステージ1の黒き星相州枕流
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毬栗や転びし吾子の大涙相州枕流
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垂直に弥陀仏戻し夏の果風嶺陸
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声嗄らし梨売る子らの選果場こもち・月
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飯桐の実釈迦垂らしたる糸登り子月
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寝転びて木の実メリーやわれ小熊子月
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縞蛇に先導されし帰る道天音閑
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年一の落花生茹でし半透明うきりん
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実南天兄したがへしおままごと春那ぬくみ
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縄文の結界木の実の珠暖簾おちがうな
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きつね寄るくるみの殻の暖簾鳴るひyoko豆
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吊るし柿揺れる胡桃の殻が鳴るひyoko豆
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胡桃割下げたカーテン風の音結城
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釣り糸のカーテン今日は木の実釣る小沼天道
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木の実吊る警備オヤジのいびきかな小沼天道
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秋の風木の実のカーテン踊ってる芳野かな
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槍投げる度にどんぐり置きに行く投野槍太郎
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買い置きのごま塩みつけ栗おこわまゆ
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亡き母のいちじく甘露かおり嗅ぐまゆ
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夕立や木の実の傘で雨宿り花弥 樹
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背伸びしてカーテン吊るす秋の午後花弥 樹
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道の駅木の実ののれん恵子作嗚呼 みこえ
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古民家に木の実ののれん宮参り嗚呼 みこえ
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幼き日食せし木の実風に揺る社いずみ
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軒先で甘味も増せり蜂屋柿やまびこ
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玉のれん水と叫びて夏休みやまびこ
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荒れ庭の南天の実の赤きのみ石田如雨
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東屋の誰そ並べをる松毬石田如雨
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手は鎖花群れ咲ける岩鏡ヨコタン
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山頂の流るる汗にベンチ染むヨコタン
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木の実のカーテン餌付けでも❔ふくのよきしま
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木漏れ日ゆれる五色沼の紅葉路ふくのよきしま
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カーテンを煽る強風鵯騒ぐ沢 唯果
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干してなお赤きとばりか七竈の実蝦夷の珪化木
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木の実干しとばりのごとき軒の下蝦夷の珪化木
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ククイレイハンドモーション二重虹山本てまり
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サンキライリースお洒落なダイニング山本てまり
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TOEIC突破娘へ秀のマスカット江戸の八五郎
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ぷくぷくのグーの手のなか木の実かなかの藤子
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エゴまみれ木の実落つこと許されず笙湖
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吊し柿祖母の手今日も染み抜けず柴 野鍛冶
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飯桐の実の赤きこと影さへも如月ぎぎる
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こっそりと探る鼻先夜半の秋朋
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たこ焼きのころぶ音めく木の実独楽彩敬士
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吾子の本最終ページの木の実かな彩敬士
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高き実を見上ぐる空に小鳥来る小室メイク
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曼殊沙華血を滴らせ拡がりぬ小室メイク
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曼荼羅や佛となりぬ木の実かな武内番菜
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温きをと木の実触れ合ふ和むをと武内番菜
