【第3回 写真de俳句】《ハシ坊と学ぼう!⑦》
評価について
本選句欄は、以下のような評価をとっています。
「天」「地」「人」…将来、句集に載せる一句としてキープ。
「並選」…推敲することで「人」以上になる可能性がある句。
「ハシ坊」…ハシ坊くんと一緒に学ぶ。
「並選」…推敲することで「人」以上になる可能性がある句。
「ハシ坊」…ハシ坊くんと一緒に学ぶ。
特に「ハシ坊」の欄では、一句一句にアドバイスを付けております。それらのアドバイスは、初心者から中級者以上まで様々なレベルにわたります。自分の句の評価のみに一喜一憂せず、「ハシ坊」に取り上げられた他者の句の中にこそ、様々な学びがあることを心に留めてください。ここを丁寧に読むことで、学びが十倍になります。
「並選」については、ご自身の力で最後の推敲をしてください。どこかに「人」にランクアップできない理由があります。それを自分の力で見つけ出し、どうすればよいかを考える。それが最も重要な学びです。
安易に添削を求めるだけでは、地力は身につきません。己の頭で考える習慣をつけること。そのためにも「ハシ坊」に掲載される句を我が事として、真摯に読んでいただければと願います。

石蕗の花階多くけふ命日
広島 しずか80歳
夏井いつき先生より 評価 人
どの言葉を残しておきたいか、という意味での参考作品です。
ヒントは他の人の作品の中にありますから、自分の句の評価のみに一喜一憂せず、丁寧に学んでいきましょう♪
どの言葉を残しておきたいか、という意味での参考作品です。
ヒントは他の人の作品の中にありますから、自分の句の評価のみに一喜一憂せず、丁寧に学んでいきましょう♪


おちばふむ「またあした」っていったのに
東京堕天使
夏井いつき先生より 評価 人
「兼題写真の中に自分が入ってみたら、『けんちゃんは、“またあした”って言ったのに』っていうフレーズが降りてきました。でも、季語もないし映像もないやんかと、そこから推敲。上五が『星流る』だとベタだと思い、『言ったじゃないかぁー』の感じを出したくて、この季語にしました。野暮な自句自解ですいません。でも、ここは学びのサイトなので敢えて書きました」と作者のコメント。
とても良い判断です。自分の表現したい内容や雰囲気と、自問自答するとは、こういう過程を指します。自分の句をちゃんと分析できるようになると、推敲の精度がぐんと上がります。
とはいえ、最も客観的に分析できないのが自分の句ですから、まずは『ハシ坊くんと学ぼう!』の他者の句を分析したり、練習問題として取り組んだりしながら、俳筋力をつけていきましょうね。
「兼題写真の中に自分が入ってみたら、『けんちゃんは、“またあした”って言ったのに』っていうフレーズが降りてきました。でも、季語もないし映像もないやんかと、そこから推敲。上五が『星流る』だとベタだと思い、『言ったじゃないかぁー』の感じを出したくて、この季語にしました。野暮な自句自解ですいません。でも、ここは学びのサイトなので敢えて書きました」と作者のコメント。
とても良い判断です。自分の表現したい内容や雰囲気と、自問自答するとは、こういう過程を指します。自分の句をちゃんと分析できるようになると、推敲の精度がぐんと上がります。
とはいえ、最も客観的に分析できないのが自分の句ですから、まずは『ハシ坊くんと学ぼう!』の他者の句を分析したり、練習問題として取り組んだりしながら、俳筋力をつけていきましょうね。



人参や万年筆で設計図
亀田かつおぶし
人参や万年筆で添削を
亀田かつおぶし
夏井いつき先生より
「第二回 写真de俳句の『人参や万年筆で文を書く』を直してみました」と推敲に悩んでいる、かつおぶしさん。
うーむ……もう少し悩んで下さい(苦笑)。
「第二回 写真de俳句の『人参や万年筆で文を書く』を直してみました」と推敲に悩んでいる、かつおぶしさん。
うーむ……もう少し悩んで下さい(苦笑)。

