写真de俳句の結果発表

【第7回 写真de俳句】《並》③

第七回写真de俳句 並

評価について

本選句欄は、以下のような評価をとっています。

「天」「地」「人」…将来、句集に載せる一句としてキープ。
「並選」…推敲することで「人」以上になる可能性がある句。
「ハシ坊」…ハシ坊くんと一緒に学ぶ。

特に「ハシ坊」の欄では、一句一句にアドバイスを付けております。それらのアドバイスは、初心者から中級者以上まで様々なレベルにわたります。自分の句の評価のみに一喜一憂せず、「ハシ坊」に取り上げられた他者の句の中にこそ、様々な学びがあることを心に留めてください。ここを丁寧に読むことで、学びが十倍になります。

「並選」については、ご自身の力で最後の推敲をしてください。どこかに「人」にランクアップできない理由があります。それを自分の力で見つけ出し、どうすればよいかを考えるそれが最も重要な学びです。

安易に添削を求めるだけでは、地力は身につきません己の頭で考える習慣をつけること。そのためにも「ハシ坊」に掲載される句を我が事として、真摯に読んでいただければと願います。

 

※結果発表欄では添削した形で句を掲載する場合がありますが、「マイ句帳」に収録される句は投稿した段階の句がそのまま保存され、投稿以降の修正や削除は不可となっております。予めご注意願います。

ラベンダー一面空の影のごと  花屋英利/誰も皆時の旅人ラベンダー  花屋英利/紫の香や薄闇のラベンダー  花屋英利/春昼や夫つっつく靴売り場  夏雲ブン太/ラベンダー咲くは中央分離帯  ナニイロ/この道の先にはきっとラベンダー  ナニイロ/春服にサシェ挿しはずむ朝の道  れんげ草/初夏の丘うす紫を掬う風  れんげ草/ラベンダー露天風呂まで匂ひをり  不二自然/立ちのぼる雲は白銀ラベンダー  不二自然/ラベンダー畝の果てまで夕陽染め  不二自然/村のバス逃す蛙の目借時  瀬尾白果/村営のバス行き過ぎぬ目借時  瀬尾白果/ラベンダー入荷新種はうすみどり  瀬尾白果/稜線を跨いでをるか日雷  瀬尾白果/君の爪より甘きラベンダーの香よ  入りきらない箸置き/産後うつ忍ばせるラベンダーの香  入りきらない箸置き/蜜蜂みつばち翅音に聴く糖度  はぐれ杤餅/ラベンダー海面へ泡のぼるかに  はぐれ杤餅/青嵐われを遠嶺へ連れてゆけ  はぐれ杤餅

ラベンダー踏みて夫は株を見る  伊藤あんこ/風光るハイハイ早しはだかんぼ  伊藤あんこ/霊峰をツマミて一杯春夕日  伊藤あんこ/風音に丘ごと揺るるラベンダー  風花まゆみ/四阿をぐるり覆ひぬラベンダー  風花まゆみ/ラベンダー畑より見ゆ十勝岳  風花まゆみ/木の罅に蝶の香りを仕舞ひけり  大和田美信/アルバムにあのころの吾子夜の秋  毒林檎/糸蜻蛉むらさきとなり翅を立て  毒林檎/渋滞の窓にかほりしラベンダー  毒林檎/ベビーカーの高さに香るラベンダー  ちえ/乳母車の高さに香るラベンダー  ちえ/ラベンダーの絵日記書く子富良野旅  ちえ/遠山の風の青みてラベンダー  玉響雷子/手渡さる故郷発つ日のラベンダー  玉響雷子/スクラップ帖より香るラベンダー  玉響雷子/テーブルに「赤毛のアン」とラベンダー  玉響雷子/研修にラベンダー見るコースあり  二見歌蓮/ラベンダー合宿免許はこの頃に  二見歌蓮/笛ラムネ鳴らす四十路のピクニック  ノアノア

笛ラムネ吹いて四十路の空は春  ノアノア/ラベンダー綾なす大地深呼吸  風花美絵/夏の日のクレパス並ぶ丘美瑛  風花美絵/雪渓に紫衣まといたる十勝岳  風花美絵/ため息の朝ラベンダーも揺れてゐる  彼路/築百年ラベンダーまで徒歩二分  彼路/ピカソの青よラベンダーの紫紺よ  京/パリパリと飛び出す絵本ラベンダー  ギル/陽光はうねるものらしラベンダー  ギル/ラベンダー咲いて鴉はまた迷う  ギル/星屑を落とさぬやうにラベンダー  ギル/耳鳴りの隙間を亀の鳴くを聴く  ギル/土産屋の前に日傘のバスガイド  ギル/抽斗にもう似合わないサングラス  ギル/紫の波間およぐは富良野の夏  鶴木綿/ラベンダー2本あの子んちのカルピス  鶴木綿/これ以上歩けぬ母に四囲の蝶  板柿せっか/小さき蝶つどふがごとくラベンダー  小笹いのり/ラベンダーの香よ駅舎のポスターよ  小笹いのり/食堂の五月の国鉄カレンダー  小笹いのり

食堂の国鉄カレンダーは夏  小笹いのり/山滴る幸福行きの切符かな  小笹いのり/トゥクトゥクへ甘やかな風ラベンダー  小笹いのり/緑陰にスケッチブック広げおり  小笹いのり/トーマスのバス見送るやラベンダー  山羊座の千賀子/レンタカー旅の終わりはラベンダー  山羊座の千賀子/ゲーセンの釣り銭切れや子供の日  山羊座の千賀子/瓶ラムネがらん「売り切れ」灯りける  山羊座の千賀子/夏の灯にどぷり湖眠りゆく  山羊座の千賀子/夏の灯を映し湖眠りゆく  山羊座の千賀子/トーマスのバス見送るはラベンダー  山羊座の千賀子/ラベンダー抜けトーマスのバス遠し  山羊座の千賀子/ラベンダー小花ひとつを指に摺る  ルーミイ/早朝の野路の渋滞ラベンダー  ルーミイ/紫のお花畑へうつ伏せに  小澤ほのか/ラベンダー南へ向かう風を友に  和泉明月子/香りくる丘を登ればラベンダー  和泉明月子/北国の夏のこどもの良い匂い  和泉明月子/ラベンダー夜毎宇宙の青を吸う  ひつじ/うららかやサシェ詰める子の鼻の皺  ひつじ

クレヨンの色均等に減る春よ  りょうまる/ものの芽や母の通ひし分区園  りょうまる/パインアメの穴の向こうの薄暑かな  りょうまる/ノロッコ号万緑経由富良野ゆき  りょうまる/ふらここの隣に背負う子のリュック  りょうまる/植え替えて花時計いま夏めける  りょうまる/ラベンダー香るベランダ深呼吸  黒江海風/紫の海波立てて風薫る  黒江海風/花びらは便りの附録ラベンダー  黒江海風/電池切れの吾に鼓動やラベンダー  月萩つなぎ/指先を天道虫が発つ時刻  月萩つなぎ/早暁の信越道路雪渓へ  前川雪花/ジョン デンバーの流るる車内夏の山  前川雪花/両手はパーに走り来る吾子ラベンダー  安/髪の毛をさわる吾子の手ラベンダー  安/ジェラートは三段重ね夏の雲  径/緑陰やキッチンカーに丼を買ふ  径/ラベンダー畑に雲を溶かしたし  径/髪を切る姉貴にラベンダー送る  磐田小/球春や沸く紫のアルプス席  姫川ひすい

空港に焼きもろこしのにほいかな  姫川ひすい/薄紅の空へ波打つラベンダー  姫川ひすい/初夏富良野どこもが野外美術館  姫川ひすい/北の国の友の便りやラベンダー  間 静春/バス停に人の影ありラベンダー  間 静春/ラベンダーの丘バス停に人の影  間 静春/ラベンダー記憶の君がそこにいる  ミセウ愛/万緑やCMの木は倒されて  清白真冬/開拓の土やラベンダーに埋もる  清白真冬/青藍の夜に飲み込まるラベンダー  清白真冬/夕空やその一色にラベンダー  走人/ラベンダー帆船帰る月下かな  走人/ラベンダー帆船月下帰り着く  走人/夕疾風月下に帆はらみラベンダー  走人/柩には富良野の匂い葱坊主  走人/百歳ピアニスト「月光」春しづか  走人/夜半の春アロマの香り染むベット  土井あくび/朝虹や紫のシャツ着て行かん  土井あくび/短パンの少女の素足ラベンダー  ちいすけ/ラベンダー蜂の視点で撮る写真  ちいすけ

新車漕ぐ湖畔に揺れるラベンダー  ちいすけ/家路就く袖の残り香ラベンダー  おこそとの/養蜂の羽音忙しラベンダー  おこそとの/たましひをすはれぬようにラベンダー  誉茂子/百回目の若葉百人のピース  誉茂子/深呼吸ひとまづラベンダーになる  誉茂子/ラベンダー不意打ちの別れの言葉  石橋  いろり/富良野の夏ラベンダーの精の居り  石橋  いろり/この色ぞパレット狭しラベンダー  益深/てっぺんは兎の耳やラベンダー  益深/麻蒔くやトラピストの赤トラクタ  平井伸明/ラベンダーかほるカクテル夜半の春  平井伸明/春月夜「本日の湯はラベンダー」  平井伸明/密やかな恋ラーヘンデルの咲し頃  幸香/花器探さむラベンダー首長々し  幸香/夏雲や美瑛の丘を抱えおり  チョコ秋桜/夏帽子残り香清し列車待つ  チョコ秋桜/夏旅を誘うポスターラベンダー  チョコ秋桜/闘闘と闘闘と問ふ蝶の昼  陶瑶/虹の消ゆ地上に種を播いたれば  陶瑶

ロケ地にてミルを挽く音夏木立  紅梅/ソーダ水ケンとメリーの丘に立つ  紅梅/ラベンダーに調う風の周波数  岸来夢/キャンバスに収まらぬ香やラベンダー  岸来夢/紫の起伏全てがラベンダー  北斗八星/ラベンダー抱え少女の黒髪や  北斗八星/香り立つラベンダの丘旅日記  ともっち/ラベンダーにもてなされつつ雲流る  村木年子/ラベンダーラジオ聴きつつ活けてをり  伊藤はな/夫と吾と若き誓ひやラベンダー  伊藤はな/ラベンダーの色は地に空は茜に  伊藤はな/ラベンダースカパラダイスオーケストラ  季凛/ラベンダー思い出しそな痛みかな  季凛/気球降り朝をラベンダーが包む  季凛/魔女になるエキスを少しラベンダー  季凛/ラベンダー異国の会話は賑やかに  ブチ猫/庭仕事子らにラベンダーのおすそ分け  ブチ猫/ラベンダーマルハナバチは花穂ゆらす  ブチ猫/席がえの席や花壇のラベンダー  北川颯/ぎゅうぎゅうの始発改札抜けて初夏  北川颯

油絵のインディゴの影夏木立  一久恵/この色はラベンダーといふ甘やかさ  一久恵/ラベンダーかおるブーケトスおとす  国東町子/ネモフィラとラベンダーの青空の青  国東町子/ラベンダー薫るショパンのノクターン  国東町子/白南風や片足立ちの朝のヨガ  百瀬はな/洋館の門開かれてラベンダー  百瀬はな/婦人科の自動ドアまでラベンダー  百瀬はな/レース着て星と乾杯ギムレット  百瀬はな/退院の母に大きな夏帽子  百瀬はな/富良野には愚直な親父ラベンダー  飛来 英/ラベンダー家族撮るのはいつも父  飛来 英/夏草や遠くにありて文芸は  草露/相続の悩み忘れて風薫る  草露/鳩飼いし少年の日や春朧  草露/我が目玉そっと乗せたし花筏  草露/ラベンダーに満天の星音楽祭  横浜月子/うるわしき富良野を歩く母の日よ  横浜月子/手を伸ばすそのさきのそら愛鳥日  郡山の白圭/妻子いま高原にあり子供の日  郡山の白圭

メロンパン齧りつま先の先つくし  加加阿/人間の匂ひ吸う夜やラベンダー  でんでん琴女/ひこうきははじめて風青き富良野  三千里ねおじむ/とりどりの緑のサラダバーや春  三千里ねおじむ/ラベンダー青き夢の香レンタカー  岡本かも女/ラベンダー降り立つ富良野空翔けて  かずりん/伸びをして縹の空とラベンダー  かずりん/風薫るパステルのシャツ触れる指  大西みんこ/ラベンダーかわいこぶったワンピース  大西みんこ/風薫るパステルのワンピース揺れ  大西みんこ/いしだあゆみのいるラベンダー畑  大西みんこ/ラベンダーっておふろのにおいするんやね  志摩秋湖/ラベンダー摘んで指先より朝  喜祝音/使い捨てカメラよ旅の夏に入る  喜祝音/炎帝の飛びかねている気球かな  喜祝音/四阿に書き置きありぬ夏の朝  喜祝音/地の底の焔は青しラベンダー  喜祝音/振り向けば淋しき午後のラベンダー  喜祝音/山羊の目に北の稜線きらめきぬ  こしあん/露天商の折り目美し春ショール  こしあん

花は葉にいつもの道はせまく見え  こしあん/にぎりめしひとつここらで百千鳥  こしあん/ラベンダー香りカメラに保存不可  笑田まき/一面のラベンダー尾根従えて  笑田まき/ラベンダー畑ひつじのように刈る  宙海(そおら)/新緑やラベンダ色のパンツでGO  蒼來応來/ラべンダーの園越えて尚やませやませ  蒼來応來/丘を越えまた丘を越え喜雨のドライブ  にたいも/繰り返し頬張る甘きミニトマト  にたいも/涼しさをグラスの泡に綴じ込めむ  にたいも/初めてがなつかしいような夏木立  にたいも/シチリアの神殿の丘ラベンダー  ひよこ草/車窓に十勝岳プシュッとサイダー  小川 さゆみ/ラベンダー空とのあはひみな淡し  魚返みりん/ラベンダー雨に沈めり濃紫  魚返みりん/ほどかるる風に巻かるるラベンダー  魚返みりん/露涼しつつつと滑る革紐靴  魚返みりん/春の野を一点透視図の風と  仁和田 永/透視図は蝶より消えてゆく風か  仁和田 永/春の雲馬形に似て鍬振るふ  孫茶