写真de俳句の結果発表

【第7回 写真de俳句】《並》⑤

第七回写真de俳句 並

評価について

本選句欄は、以下のような評価をとっています。

「天」「地」「人」…将来、句集に載せる一句としてキープ。
「並選」…推敲することで「人」以上になる可能性がある句。
「ハシ坊」…ハシ坊くんと一緒に学ぶ。

特に「ハシ坊」の欄では、一句一句にアドバイスを付けております。それらのアドバイスは、初心者から中級者以上まで様々なレベルにわたります。自分の句の評価のみに一喜一憂せず、「ハシ坊」に取り上げられた他者の句の中にこそ、様々な学びがあることを心に留めてください。ここを丁寧に読むことで、学びが十倍になります。

「並選」については、ご自身の力で最後の推敲をしてください。どこかに「人」にランクアップできない理由があります。それを自分の力で見つけ出し、どうすればよいかを考えるそれが最も重要な学びです。

安易に添削を求めるだけでは、地力は身につきません己の頭で考える習慣をつけること。そのためにも「ハシ坊」に掲載される句を我が事として、真摯に読んでいただければと願います。

 

※結果発表欄では添削した形で句を掲載する場合がありますが、「マイ句帳」に収録される句は投稿した段階の句がそのまま保存され、投稿以降の修正や削除は不可となっております。予めご注意願います。

追わぬのはバスとおとこよラベンダー  雨子/ラベンダー母似の髪と自由主義  雨子/ラベンダー太陽神のスキャットよ  雨子/栞は北の香国試に向かう駅は春  すみれ/ラベンダー畑を渡る風青し  海野碧/ラベンダー肺いつぱいに青き風  海野碧/ラベンダーむねの傷みは消えてゆく  海野碧/ラベンダー畑の耳に海やどる  海野碧/ラベンダー身体に青きみづ満ちる  海野碧/ラベンダー記憶なくしてゆくこはさ  今野淳風/金春色の富良野の空よラベンダー  今野淳風/ラベンダー刈るむらさきに熱る頬  今野淳風/あつけなく溢れて逝きしラベンダー  今野淳風/千歳発つラベンダーには目もくれず  ゆうもみじ./ラベンダーわれ目に映る色はなし  ゆうもみじ./美しい順列は続き夏きざす  浄寿/夢ひとつ叶いましたよラベンダー  浄寿/緑陰は美しき順列を見き  浄寿/ブラウスもハンカチも紫がすき  浄寿/遠山と色の連なりラベンダー  猫柳

ラベンダー畑遠ざかるほど匂う  猫柳/遠山の流れる雲にラベンダー  小林 昇/ラベンダー富良野の雨に遭いにけり  ゆりかもめ/切立てのラベンダーの香満ちる部屋  ゆりかもめ/ラベンダー昔の恋を盛る話  ゆりかもめ/開墾の名残留めぬラベンダー  ととろ/遠嶺まだ雪の残れるラベンダー  ととろ/ラベンダー故人の手紙読むやうに  杉野祐子/臨時停車せよラベンダー畑駅  杉野祐子/旅に出るやうに友逝くラベンダー  杉野祐子/ラベンダー香る北国からの文  杉野祐子/ラベンダー疲れし夜の静けさよ  みたけ/長風呂の妻の春歌そっと聞く  香賀はじめ/吾子眠り行く春惜しむティータイム  香賀はじめ/玄関に自己主張ありラベンダー  香賀はじめ/「ソ」と呼応する調べあり春の空  ヤスミントマト/健やかにたわむ背骨や黄水仙  ヤスミントマト/チューリップ四方気ままに挨拶す  ヤスミントマト/ねじ花の小さき螺旋や青空へ  ヤスミントマト/花種蒔く姉の人工弁の鼓動  ヤスミントマト

春疾風木登りの子は高く高く  ヤスミントマト/なつかれて鶏小屋の夫春日和  ヤスミントマト/春愁や調子はずれのオルガンは  ヤスミントマト/ラベンダー畑を渡る日輪よ  渡辺鬼/ワイシャツのえりの鋭角ラベンダー  渡辺鬼/ラベンダーの海消えた君をさがす  渡辺鬼/女子旅のバスの車窓はラベンダー  渡辺鬼/意味深な少女のうふふラベンダー  誠人/夏近し旅に出ようか出るまいか  いなほ/青空の色より青きラベンダー  山口雀昭/美瑛岳降りたる人のラベンダー  細川小春/紅を差し摘みたる朝のラベンダー  細川小春/ラボンドゥやヴェルドンの野に幾千年  旅路/ラボンドゥや傷癒されし野戦兵  旅路/ローソンや街路樹下にラベンダー  旅路/小包のごとくに駅舎ラベンダー  田中木江/日を通す匙かろやかにラベンダー  田中木江/曲がり角夕暮れ時のラベンダー  かおりんご/あの言葉消したしラベンダーかほる  未茶歩/何度でも駆けのぼれたあの夏の丘  未茶歩

ゲレンデは紫夏の蝶は白  未茶歩/ゲレンデは紫夏の蝶のふる  未茶歩/夏の蝶ゲレンデのあお空の青  未茶歩/ディスタンス埋めるかにラベンダー  とべのひさの/ラベンダー北の国から風やさし  とべのひさの/風光る丘に黒板五郎の碑  徳蔵/影涼し額の汗に富良野の香  徳蔵/5分待つ改札口のラベンダー  沢拓庵/ひかり跳ね雲に映るるラベンダー  沢拓庵/吾の鼻腔擽る朝のラベンダー  沢拓庵/吾の眠り解ける風のラベンダー  沢拓庵/ラベンダーくよくよするな明日がある  通翁/ラベンダー吾子は睡魔に敗れたり  神戸めぐみ/攫われた帽子はどこへ風薫る  神戸めぐみ/夕刊の街ははいいろラベンダー  星野秋雪/春暁の色溶けあふや空と地と  前田冬水/清々と広ごるラベンダーの青  前田冬水/戻りたき過去などなくてラベンダー  川越羽流/ラベンダー一眼レフの手に重く  川越羽流/風薫る薄紫に埋もれたし  あきのはな

夏休みこれからは2人で生きる  あきのはな/ラベンダー鎌持つ指の傷あさし  立田鯊夢/初夏の少女の恋やハーブティー  紅緒/恐竜の雲の形やラベンダー  紅緒/自転する我も地球も春の雲  ひろ笑い/三又の甘き残り香帰路のバス  ひろ笑い/峰走る雲塞き止めてラベンダー  エフ/ラベンダーの匂ひに浸かるひと日かな  エフ/吊るしたラベンダー風光るあの日  朝の虹/鳥雲に猫の見守る野良仕事  朝の虹/ラベンダーの粒小瓶いっぱいの夏  朝の虹/山の雲くづれて翳るラベンダー  すみ子/群れ咲きてなほさびしがるラベンダー  渋谷晶/犬ふぐり青より青き旅の空  みや/長袖に隠す傷痕ラベンダー  オサカナクッション/ナビ上の読めざる地名夏の霧  オサカナクッション/ラベンダー植う猛禽は弧を描く  五十雀鷽/旱星や磁石の如き観光地  五十雀鷽/逃げ水や人を吸い込む景観地  五十雀鷽/雨降りがにあふ夜もあるラベンダー  ぴん童子

対話する相手は自分ラベンダー  ぴん童子/あの雲に恋してるふりラベンダー  理泉/ラベンダー小粋な父の仏壇に  理泉/風と香と待ち人来たり夏帽子  ま猿/ラベンダーもぬけの殻のカフェの窓  ま猿/花時計うす紫の午睡刻  ま猿/初夏や神威の丘は二粍浮く  釜眞手打ち蕎麦/風薫るポプラの陰に抜くワイン  釜眞手打ち蕎麦/ラベンダー風に広がるカタルシス  若宮 鈴音/春色の鉛筆揃え迎えた朝  守田文吾/黒揚羽葉と葉を掠め光りけり  守田文吾/ラベンダー巨星は風になった  縁/あの丘へまっすぐ放つ夏の風  縁/ペダル踏むラベンダーの香追いかけて  六花峰/薄暑光リュック背負ひて丘に立つ  とぜん/風薫る夜山荘でハーブティー  とぜん/ラベンダー空に放たる芳香かな  峰 沙理/富良野町ラベンダーの香満ち溢れ  峰 沙理/野遊びや尽きぬ話と缶ビール  九月だんご/春園や微酔いの友の語る未来  九月だんご

小石蹴り家まで帰るあの夏や  石ころ/ありのまま子を受け入れる夏の山  石ころ/お母さん太陽どこで買ってるの  石ころ/スズメバチ死骸の背中えがく弧や  石ころ/ラベンダー色したガムよ春の風  優曇/ラベンダー畑の中の小宇宙  風穂/紫の花埋め草にメロン着く  かりん/紫の巻物伸びる夏の畑  かりん/ラベンダーあばれる父のいない庭  タミ/三千万画素であなたへ北の夏  きーなお/ラベンダー十年経っても癒えぬ疵  藍月/ラベンダー仔羊の声しみゆける  藍月/野鳥二羽一気にラベンダー畑  謙久/薫風やわたしの時計動き出す  宮井そら/また少し甥の背高く夏つばめ  宮井そら/ラベンダー北の香りは人見知り  宮みやび/外国の夫に写メールラベンダー  吾亦紅/ラベンダー五万株咲く町興し  てんこ典子/ハルシオン持ちて日永の旅行かな  てんこ典子/ラベンダー供ふ忌明けの朝すがし  美山芳寿

惜春や富良野に小さき石の家  美山芳寿/ラベンダー日記の鍵は失せしまま  はなまる/ピースの子微笑む雲とラベンダー  中山白蘭/ピースの子香り優しきラベンダー  中山白蘭/ラベンダー畑声は黄色く群生す  琉璃/頑なな寡婦の心にラベンダー  琉璃/道案内の交番前のラベンダー  神木美砂/締め切りの夜ラベンダー香る香る  神木美砂/吾の中に吾子は動けり北の夏  れんげ咲く/ラベンダー白き小犬の鼻唄よ  れんげ咲く/風青し智恵子の空に星ふたつ  れんげ咲く/春あした竹箒の音庭しづか  豆くじら/春眠やぜんまい失せし古時計  豆くじら/空は青「待とう」と開く白日傘  豆くじら/花疲れ全き形の君の耳  豆くじら/単線の枕木の端や菫咲く  梅香/北国に歓喜の歌や春の空  梅香/カレー屋の列に香残るラベンダー  カワウソノ介/ラベンダーさざ波のごと夏の朝	空乃  井戸女/みはるかすラベンダー美し夏の朝  空乃 井戸女

硬き肺胞へラベンダーの浸潤  井上きうい/「てんとむしあげる」手指の隙間のこそばゆし  井上きうい/不登校明けの吾子の背山笑う  ルルトラマン/ラベンダー名優唄うヨイトマケ  玲風/花の香の氷菓ほしいと泣く吾子よ  綾風/エアポートまたすれちがふラベンダー  秋結/ラベンダー吊るや埃の絨毯屋  咲弥あさ奏/国境のラベンダー畑ゆくトラクター  咲弥あさ奏/ラベンダー撫でゆく風の日の匂い  咲弥あさ奏/ラベンダー兎の耳の海へ向く  絵十/ラベンダー旅番組の打ち切らる  絵十/思ふこと叶ひて朝のラベンダー  絵十/鏡には見知らぬ顔とラベンダー  絵十/夏近し富良野再び古ムーン  蜻蛉子/ラベンダー畑に続く白き雲  蓮椀/ラベンダー仄かに香る帰り道  蓮椀/旅終えしその夏の夜はやわらかし  夏 泊子/花の穂を行きつ戻りつ蜂震う  紗羅ささら/ラベンダー告白前の深呼吸  紗羅ささら/手のひらへ香油を二滴春の宵  紗羅ささら

沈黙を残し去りゆく青嵐  典典/蟻の列踏み行く人のほのぼのと  典典/注文の多い被写体夏の山  典典/ラベンダー五郎のゐない北の国  濤声/フロイトの夢の分析ラベンダー  濤声/ラベンダー揺れて囁く風の道  かっぱ/白帽の吾子が駆け寄るラベンダー  かっぱ/雲飛んでラベンダーの丘賑わいて  とも/ラベンダー匂い恋しき人はなし  山河深秋/プロバンスの風沈黙のラベンダー  山河深秋/黄金のマスク纏う熱砂のラベンダー  川原ひわ/絵葉書に精油一滴夏の午後  薫風/むらさきのラグ蜂蜜の蜜うまし  ばいも/雲も山もはるかなラベンダーの香り  ばいも/しばらくはラベンダーの香ほしいまま  すず/ラベンダー畑バックミラーに遠ざかる  すず/ひとり旅ふたり旅にも夏来る  門田なぎさ/ラベンダーあふれる丘か亡き友よ  門田なぎさ/人混みに君の香りやはしり梅雨  五郎八/手向花祖母へ手植のラベンダー  ぐれーとぽん

ラベンダー揺れて畑の風可視化  摂州黒兎/紫の炎燃え立つラベンダー  曲がりしっぽ/ラベンダーの丘に白き傘歩む  曲がりしっぽ/ラベンダーも子も視野よりはみ出しぬ  曲がりしっぽ/ラベンダー乙女の祈る手のかたち  澤村DAZZA/おにごっこラベンダー見てつかまった  しょうえい/ばあちゃんにお供えしたいラベンダー  しょうえい/サッカーのドリブル止まるラベンダー  しょうえい/子の声も借景ラベンダー園  三崎扁舟/ラベンダー摘む娘は妻でありにけり  三崎扁舟/ねだる子のばんざい旅のアイスクリン  野風/マリーゴールド母うらわかき頃の庭  野風/四次元の歪みを薫るラベンダー  野風/見上げれば空いっぱいにラベンダー  秋桜/一株を五階の家へラベンダー  秋桜/空っぽの部屋に一株ラベンダー  秋桜/ラベンダー満開胎動始まりぬ  矢口知/自転車を降りて吸いこむラベンダー  矢口知/ラベンダー少女の変えしパスワード  矢口知/開拓三代一面のラベンダー  寝屋の阿国