写真de俳句の結果発表

【第13回 写真de俳句】《ハシ坊と学ぼう!⑦》

第13回のお題「気球と原野」

評価について

本選句欄は、以下のような評価をとっています。

「天」「地」「人」…将来、句集に載せる一句としてキープ。
「並選」…推敲することで「人」以上になる可能性がある句。
「ハシ坊」…ハシ坊くんと一緒に学ぶ。

特に「ハシ坊」の欄では、一句一句にアドバイスを付けております。それらのアドバイスは、初心者から中級者以上まで様々なレベルにわたります。自分の句の評価のみに一喜一憂せず、「ハシ坊」に取り上げられた他者の句の中にこそ、様々な学びがあることを心に留めてください。ここを丁寧に読むことで、学びが十倍になります。

「並選」については、ご自身の力で最後の推敲をしてください。どこかに「人」にランクアップできない理由があります。それを自分の力で見つけ出し、どうすればよいかを考えるそれが最も重要な学びです。

安易に添削を求めるだけでは、地力は身につきません己の頭で考える習慣をつけること。そのためにも「ハシ坊」に掲載される句を我が事として、真摯に読んでいただければと願います。

ミスショット砂に獣跡秋嵐

K

夏井いつき先生より
中七の描写が少々乱暴だなあ。
“参った”

端のランタン昨夜の星月夜

すいかの種

夏井いつき先生より
「昨夜」と「星月夜」、夜が重なっているのが勿体ないですね。
“良き”

気球旅乗りたし怖し秋の空

ちづ姫

夏井いつき先生より
中七が説明だよなあ。さて、どうする?
“難しい”

秋の暮れ吾子は乗りをる気球かな

今福雄茂

夏井いつき先生より
作者自身の立ち位置が分かりにくいかなあ。見上げているのですか? 想像しているのですか? 季語が「秋の暮れ」なので、そこあたりも含めて、どう解釈すべきか迷います。
“難しい”

秋風や吾子から届く帰省便

光珀

夏井いつき先生より
「帰省便」をどう受け止めればよいのかなあ。「帰省」も季語ではあるのですが。
“参った”

雨期乾期これは無いだろ紅葉山

安のり

夏井いつき先生より
中七の「これは無いだろ」の意味が、とりにくい。紅葉が綺麗じゃないってこと?
“難しい”

秋空に消えゆく機旅情沸く

文子

夏井いつき先生より
秋空へ消えてゆく飛行機の様子だろうと思いますが、「旅情沸く」は説明です。
“良き”

徘徊の婆は枯野のドローンに

陸吏南

夏井いつき先生より
婆がドローンになった……? 比喩として受け止めにくいかと思います。ドローンに発見されたというのであれば、それが分かるように書く必要があります。
“難しい”

駆る鹿の空色散らす湿地帯

陣十 大

夏井いつき先生より
季語が分かりにくくしてるのかなあ? 中七が分かりにくいのかなあ。
“参った”

北の地の広さを知るや防雪林

なり

夏井いつき先生より
上五中七が説明になっているのかなあ。「防雪林」は季語となるのかどうか?
“難しい”