写真de俳句の結果発表

第27回のお題「凍てつく大河」《ハシ坊と学ぼう!②》

ハシ坊

第27回のお題「凍てつく大河」

評価について

本選句欄は、以下のような評価をとっています。

「天」「地」「人」…将来、句集に載せる一句としてキープ。
「並選」…推敲することで「人」以上になる可能性がある句。
「ハシ坊」…ハシ坊くんと一緒に学ぶ。

特に「ハシ坊」の欄では、一句一句にアドバイスを付けております。それらのアドバイスは、初心者から中級者以上まで様々なレベルにわたります。自分の句の評価のみに一喜一憂せず、「ハシ坊」に取り上げられた他者の句の中にこそ、様々な学びがあることを心に留めてください。ここを丁寧に読むことで、学びが十倍になります。

「並選」については、ご自身の力で最後の推敲をしてください。どこかに「人」にランクアップできない理由があります。それを自分の力で見つけ出し、どうすればよいかを考えるそれが最も重要な学びです。

安易に添削を求めるだけでは、地力は身につきません己の頭で考える習慣をつけること。そのためにも「ハシ坊」に掲載される句を我が事として、真摯に読んでいただければと願います。

季重なり

霜柱ザクザク言うよ冬の山

ネエ

季重なり

東北やしばれる寒さ凍てつく夜

ネエ

夏井いつき先生より
二句ともに、季重なりです。
まずはどれが季語なのか。歳時記を開いて調べてみましょう。季語を知ることから、学びが始まります。
“ポイント”

季重なり

河凍りソリ遊びの子笑顔なり

カモミール

夏井いつき先生より
「凍る」「ソリ」それぞれ季語です。
“ポイント”

季重なり

根雪なきここ数年や皮コート

さくらもち

夏井いつき先生より
「根雪」「コート」それぞれ季語ではありますが……。
“難しい”

季重なり

スケート教室の汗ポタリ氷に

あかなお

夏井いつき先生より
「汗」は夏の季語。でも、スケートしても汗はかきますよね。汗と書かずに、それを表現できるとベストなのですが。
良き

季重なり

角巻やチェーンの轍に又雪

よだ きん坊

夏井いつき先生より
「角巻」「雪」ともに季語です。
“参った”

季重なり

スキー靴ぬがずビールは四五本か

由季よ

夏井いつき先生より
「仲間とスキーに行くと、必ずお昼ご飯に、皆とビールを飲んでいたのを思いだしました」と作者のコメント。
 
前半はよいのですが、後半が説明。
良き

季重なり

冬銀河おでんパーティ夜はふける

由季よ

夏井いつき先生より
「おでん」も季語ですよ。
“ポイント”

季重なり

氷面鏡スケートする人まぼろしか

ピタ子

夏井いつき先生より
「氷面鏡」「スケート」どちらも季語ですよ。
“ポイント”

季重なり

薄氷に足元揺れる氷河や

希子

夏井いつき先生より
「薄氷」も「氷河」も季語です。いつの季語か、歳時記で調べてみましょう。
“ポイント”

季重なり

凍てつきし川面飛び跳ね水鳥や

音舞台

夏井いつき先生より
「水鳥」も季語ですよ。
“ポイント”

季重なり

公園のブランコゆらり雪女郎

風音

夏井いつき先生より
「ブランコ」は春の季語。
“ポイント”

季重なり

鼻毛に氷柱シャッターの切れぬ寒

ワンネス

夏井いつき先生より
「氷柱」があれば、「寒」は不要です。
“ポイント”

季重なり

冬麗凍てる川辺を歩く吾

竜酔

夏井いつき先生より
「冬麗」「凍つ」どちらも季語ですよ。
“ポイント”

季重なり

猫もぐりたる布団はし聖夜の産声

弥音

夏井いつき先生より
「布団」と「聖夜」どちらも季語ですよ。
“ポイント”

季重なり

柚子実る氷かち割る母の技

安寿

夏井いつき先生より
「柚子の実」と「氷」の光景。柚子についた氷を割る?
別の氷をかち割っていて、そこに偶々「柚子」がある?
そのあたりがわかりにくいです。
“難しい”