写真de俳句の結果発表

第27回のお題「凍てつく大河」《ハシ坊と学ぼう!③》

ハシ坊

第27回のお題「凍てつく大河」

評価について

本選句欄は、以下のような評価をとっています。

「天」「地」「人」…将来、句集に載せる一句としてキープ。
「並選」…推敲することで「人」以上になる可能性がある句。
「ハシ坊」…ハシ坊くんと一緒に学ぶ。

特に「ハシ坊」の欄では、一句一句にアドバイスを付けております。それらのアドバイスは、初心者から中級者以上まで様々なレベルにわたります。自分の句の評価のみに一喜一憂せず、「ハシ坊」に取り上げられた他者の句の中にこそ、様々な学びがあることを心に留めてください。ここを丁寧に読むことで、学びが十倍になります。

「並選」については、ご自身の力で最後の推敲をしてください。どこかに「人」にランクアップできない理由があります。それを自分の力で見つけ出し、どうすればよいかを考えるそれが最も重要な学びです。

安易に添削を求めるだけでは、地力は身につきません己の頭で考える習慣をつけること。そのためにも「ハシ坊」に掲載される句を我が事として、真摯に読んでいただければと願います。

季重なり

息白し橇ひく兄の肩ゆれて

ゆき

夏井いつき先生より
「息白し」「橇」どちらも季語ですよ。
 
“ポイント”

季重なり

息白く鼻赤きとも冬銀河

蓮子

夏井いつき先生より
「息白し」「冬銀河」ともに季語です。
“ポイント”

季重なり

凍て土を押し上げ出でし氷花かな

とも女

夏井いつき先生より
「高尾山で、氷花が妖精のように出ているのを見ました。霜柱の仲間らしいのですが、この氷花を目当てに、カメラマンがいっぱいいました」と作者のコメント。

「氷花」が感動の中心にあるようですから、「凍て土」はなくてもいいでしょう。
“ポイント”

季重なり

鶴が舞い祖国を想う雪景色

夏井いつき先生より
「鶴」「雪」ともに季語ですよ。
良き

季重なり

冬ざれて流氷の音のみ聞こゆ

槇 まこと

夏井いつき先生より
「冬ざれ」「流氷」どちらも季語ですよ。
“参った”

季重なり

橋架かる天の川にも星祭

ニャンチュウ

夏井いつき先生より
「天の川」「星祭」どちらも季語ですよ。
良き

季重なり

ふるさとの春待ちわびる冬景色

とき

夏井いつき先生より
「春待つ」も季語。「春待ちわびる」のが具体的にどんな景色なのか、より具体的に描いてみましょう。
“ポイント”

季重なり

隙間風おでん鍋の底探る

ぺんぺんの母

夏井いつき先生より
「おでん」は季語なので、上五の季語「隙間風」は不要です。
“ポイント”

季重なり

冴ゆる風橋を通学凍てる頬

武士の香

夏井いつき先生より
「冴ゆ」「凍つ」それぞれ季語ですよ。
“ポイント”

季重なり

冬浅し砕氷船の炭運び

朱葉

夏井いつき先生より
「砕氷船」そのものが季語なので、上五「冬浅し」は不要です。
“ポイント”

季重なり

炬燵から餅と抜け出しスケートへ

夏井いつき先生より
これは、季語のオンパレード。どれが季語が確認しましょう。
“ポイント”

季重なり

川べりの氷ぺきぺき冬の朝

風薫

夏井いつき先生より
「氷」と「冬の朝」どちらも季語ですよ。
“ポイント”

季重なり

川凍る白き舞台に雪踊る

千思

夏井いつき先生より
「凍る」「雪」どちらも季語ですよ。
“ポイント”

季重なり

雪催い真白く凍つる大河よ

ざるけん

夏井いつき先生より
「雪催い」と「凍つ」、どちらも季語ですよ。
“ポイント”

季重なり

凍河の世界へ広がる六花

舞矢愛

夏井いつき先生より
「六花」は、雪を指す季語です。
“ポイント”