写真de俳句の結果発表

第43回「花屋さん内のカフェ」《人》④

第43回「花屋さん内のカフェ」

評価について

本選句欄は、以下のような評価をとっています。

「天」「地」「人」…将来、句集に載せる一句としてキープ。
「並選」…推敲することで「人」以上になる可能性がある句。
「ハシ坊」…ハシ坊くんと一緒に学ぶ。

特に「ハシ坊」の欄では、一句一句にアドバイスを付けております。それらのアドバイスは、初心者から中級者以上まで様々なレベルにわたります。自分の句の評価のみに一喜一憂せず、「ハシ坊」に取り上げられた他者の句の中にこそ、様々な学びがあることを心に留めてください。ここを丁寧に読むことで、学びが十倍になります。

「並選」については、ご自身の力で最後の推敲をしてください。どこかに「人」にランクアップできない理由があります。それを自分の力で見つけ出し、どうすればよいかを考えるそれが最も重要な学びです。

安易に添削を求めるだけでは、地力は身につきません己の頭で考える習慣をつけること。そのためにも「ハシ坊」に掲載される句を我が事として、真摯に読んでいただければと願います。

 

※結果発表欄では添削した形で句を掲載する場合がありますが、「マイ句帳」に収録される句は投稿した段階の句がそのまま保存され、投稿以降の修正や削除は不可となっております。予めご注意願います。

【第43回 写真de俳句】《人④》

チャイの香にひゅるりとひらく時計草
ラテ
早退の珈琲苦し百合のせい
ラテ
夏立つや順番待ちのテラス席
なみきたか
初任給苦く弾けるソーダ水
久えむ茜咲
上京の苺のパフェの甘きこと
久えむ茜咲
新装のカフェに行列さくらの芽
えりち
紅薔薇や指輪ケースはパフエの陰
清水縞午
東京の檸檬しぼつてみるがいい
清水縞午
嫁となる子の隣席を白き薔薇
睦花
サンガーデン白蝶二頭乱入す
中島タカシ
窓際に吊るす花束春夕焼
鈴なりトマト
シンボルのミモザを束にカフェテラス
朱鷺
ライバルへ選ぶ花束夏の雲
ガリゾー
お喋りの飛び交ふ卓の薔薇の棘
同期は五人名刺並べて春のカフェ
あきの風さん
花カフェにソーダ水の泡かぞへたり
えりまる
ソーダ水の喉過ぐる間の海風よ
長谷部憲二
苺のパフェや晴天の駐車場
ちよ坊
母の日や村上春樹とマキアート
銀猫
ストローの角度がいっしょ春のカフェ
蓮天
母になると告げられた日よ苺食む
UVA桜
プラカップに注いだ恋とソーダ水
UVA桜
四畳半空き瓶に立つ薔薇一輪
ひいらぎ
お日様の子らのじゃれ合うミモザかな
ひいらぎ
パフェの底カランコロンと夏はじめ
一 富丸
ソーダ水表紙の裏のエピグラフ
満生あをね
制服の採寸帰り花ミモザ
上村 風知草
春立つやカフェに一列椅子光る
こきん
もう五年未だ五年目の胡蝶蘭
妙啓
昨夜のこときつぱり忘れアマリリス
佐藤さらこ
大西日学校前のガリガリ君
なか鹿の子
花冷えや誘惑のパフェ素通りす
山本 芳山
鴨川の前撮りふたり初桜
塞翁が馬
若き日の甘い珈琲春の夢
八重山吹
春愁やカフェオレカップに残る泡
春野つくし
それぞれのピース嵌め込み卒業す
春野つくし
ホイアンの河岸提灯揺れるカフェ
やぎみか
錫の鉢倹しウエハースをさくり
海里
夕立を眺める人と聴く人と
勇緋
お昼よりドリップ講座燕来る
勇緋
三条の方のスタバやでと霞
ぎゅうたん
サイダーや紙ストローだけがぬるい
ぎゅうたん
マーメイドスカートの白沈丁花
となりの天然石
囀や生クリームの緩きひだ
となりの天然水
駅ナカの小倉トースト春愁
となりの天然水
ガーベラの一花さしたる江戸切子
はるを
ストローに捕まる泡よ夏期講座
夏村波瑠
花束を待つ間のカフェに紋白蝶
夏蜜柑久楽
3卓にトムの吸殻春驟雨
江口朔太郎
会議はドタキャン花冷のテラス席
天雅
うつ病の診断書アイスティー苦い
猫の前髪
夕日影桜蘂降るさざえ堂
蛇の抜け殻
額の花妊るひとへ席を取る
さく砂月
薔薇の下コーヒーふたつ恋ひとつ
蘇芳
薄氷を割らぬ程度にわかれうた
新米にぎりめし
蜂蜜かバターか窓はリラの雨
翡翠工房
アリアスの白き憂色風信子
翡翠工房
カフェオレやガラス戸越しのチューリップ
のの夏
春愁やフラワーカフェの灯は点る
渡海灯子
君待つやもう泡立たぬソーダ水
小田毬藻
木の芽時ベル鳴らしつつ開く扉
田原うた
花屋カフェレモンソーダの泡の音
宇治 鴇眞
母の日や花屋のカフェの二人連れ
猫ずきん
水音や束なすやうに馬酔木咲く
篠瀬カオルコ
白南風や港の横のカフェの旗
丸井たまこ
花過ぎの猫とギターとシトラスティー
丸井たまこ
永遠を夢見し頃のソーダ水
冬野とも
ホイップにふはりとすわる苺かな
冬野とも
ゆく春やペリエの泡のアンダンテ
沼野大統領
この男も駄目ね苺の種数ふ
沼野大統領
抹茶パフェ二塔薄暑のカフェテリア
伊藤映雪
宗教の勧誘アイスティーぬるむ
伊藤映雪
春夕焼今日からあなたがいない街
うめやえのきだけ
猛獣のいないサアカス春愁
うめやえのきだけ
初桜テント芝居の梁高し
山本美奈友
獏食へりあの子と歩く春の夢
草夕感じ
オレンジソーダゆるす心の芽生へけり
草夕感じ
あの頃と変わらないわね霞草
神無月みと
武器持たぬ暮らし春苺の甘々
百瀬一兎
混沌より生ずる星よ苺パフェ
日光月光
新しい恋のうつつやレモネード
一井かおり
ソーダ水やつとこころが働いた
くくな
薔薇の香や余韻に啜る午後のキャフェ
秋色
隣席の見合い占ふレモネード
歯科衛生子
春雲を重ねミルフィーユの夕焼け
小月
想い出の残像みたいライラック
茶毛まる
サイダーや金平糖を沈ませて
茶毛まる
花吹雪紅茶ポットの砂時計
ぴょーんと
療育の帰り茶房のフリージア
茂木 りん
弟にないしょママとのソーダ水
茂木 りん
雨宿りカフェになまめく猫柳
ひろこ+
夏立つやガトーショコラの食用花
梅田三五
吹き抜けの花屋見下ろす苺パフェ
梅田三五
茶摘機の止むとき山が音を吸う
海色のの
カフェテラス長閑にリード括る卓
亀野コーラ
テーブルに苺仲直りのサイン
春駒
飲み込みし言葉苺とぶつかりて
のはらいちこ
熟れすぎた平和よ苺ジャム煮る夜
馬場めばる
薔薇来たりすっぴんの還暦の朝
ねこのひげ
秋薔薇や掌に抱くミルクティー
卯之町空
御朱印の墨の匂ひや初桜
吉田さと
かしましやパフェつつき合ふ春セーター
佐藤志祐
就活と終活が飲む炭酸水
佐藤志祐
パフェ落とす日永のカフェは黙、視線
岡根喬平
パティオの花氷ベトナムの店主
なんくる
旧友の保険勧誘アイスティー
ちょくる
溶けだしたアイス構わず聞く秘密
崇元
麻服のブーケパリ色ケーキ食ふ
源早苗
スワッグを買うて茶を飲む遅日かな
源早苗
ソーダ水0デシベルに満たぬ音
蜘蛛野澄香
釣り銭はピン札夏の朝のカフェ
蜘蛛野澄香
暮れなずむ眼下のビルやソーダ水
落花生の花
暮遅し茶房の奥の模型船
まちばり
苺買う月命日の決まりごと
睦月うさぎ
白き椅子まぶし農家のいちごパフェ
津木 百合
本郷のカフェの木の椅子はるの風
明 惟久里
ドキドキとソーダは同義語スイトピー
希凛咲女
母見舞う門扉のわきの雪柳
遥琉
春愁やフラワーカフェのダージリン
遥琉
フリージア揺れてきらめくティーカップ
鈴なり檸檬
セロファンを包む指先若葉風
すそのあや
人間の渇れゆく霊気ソーダ水
細川 鮪目
馬鹿といふ声の甘さよソーダ水
細川 鮪目
母達のお喋りミントのソーダ水
うく
サイダーの音を聴くただ音を聴く
細葉海蘭
早退や伝票立てに映る梅
山城道霞
あたたかや配膳ロボにパフェふたつ
かときち
サイダーとサザンビーチとサンセット
かときち
花屋カフェ長閑デジタルデトックス
春暑し青き茶にマゼンタの渦
円海六花
会話なきテーブルにくる苺パフェ
あおい
胸を出ぬ言葉のありてフリージア
あおい
白蝶の指に止まりて羽を閉づ
あま門
小手毬の揺れる花屋のカフェでパフェ
みほ
紅茶占いの隨に薔薇は白
馬風木瓜子
乳化するたまゆら春のバジリコは
ナノコタス
春の泡ぱっと解かるるみづの枷
ナノコタス
木漏れ日のカフェこの薔薇の名は「浪漫」
若林くくな
春の夕ジャズと煙草とコーヒー
西瓜頭
ソーダ水さわさわ窓のそばの席
或曲
花束と扉を開く復活祭
鄙野蕎麦の芽
春の日や花の図鑑を膝に置き
茶椅子
新宿の誰に奢らむ苺パフェ
さよ彦
花蜂に案内されてカフェにいる
内田ゆの
講座果てミモザのリース並びをり
沖庭乃剛也
手付かずの課題と君とヒヤシンス
ボイス&フィンガー
母の日やバルの予約は十八時
わーい