写真de俳句の結果発表

第44回「京都の屋台」《並》③

第44回「京都の屋台」

評価について

本選句欄は、以下のような評価をとっています。

「天」「地」「人」…将来、句集に載せる一句としてキープ。
「並選」…推敲することで「人」以上になる可能性がある句。
「ハシ坊」…ハシ坊くんと一緒に学ぶ。

特に「ハシ坊」の欄では、一句一句にアドバイスを付けております。それらのアドバイスは、初心者から中級者以上まで様々なレベルにわたります。自分の句の評価のみに一喜一憂せず、「ハシ坊」に取り上げられた他者の句の中にこそ、様々な学びがあることを心に留めてください。ここを丁寧に読むことで、学びが十倍になります。

「並選」については、ご自身の力で最後の推敲をしてください。どこかに「人」にランクアップできない理由があります。それを自分の力で見つけ出し、どうすればよいかを考えるそれが最も重要な学びです。

安易に添削を求めるだけでは、地力は身につきません己の頭で考える習慣をつけること。そのためにも「ハシ坊」に掲載される句を我が事として、真摯に読んでいただければと願います。

 

※結果発表欄では添削した形で句を掲載する場合がありますが、「マイ句帳」に収録される句は投稿した段階の句がそのまま保存され、投稿以降の修正や削除は不可となっております。予めご注意願います。

【第44回 写真de俳句】《並③》

  • 屋台にて一歩踏み出す能登の春
    瀬戸一歩
  • 哲学の道の別れや晩夏光
    成実
  • 風薫る清水さんにも屋台にも
    成実
  • 仲直りや桜若葉の揺るる影
    ひこ老人
  • 黄金週間仲直りのキーマカレー
    ひこ老人
  • 倍速の日々またたく間夏越しかな
    天音
  • 朔日の参りの後の冷やし飴
    天音
  • 隠れ家の鱧の天ぷら常連と
    素々 なゆな
  • 上皇さまの談笑さそふ賀茂祭
    素々 なゆな
  • 夕涼み屋台並ぶやビール祭り
    希子
  • 緑陰にみあぐ参道風たえて
    ゆきまま
  • 氷菓舐め歩く参道プチ家出
    実日子
  • いつもよりゆっくり飲む茶柿若葉
    実日子
  • 木洩れ日や屋台の桶のラムネ瓶
    角田 球
  • 参道で腹ごしらえや若葉風
    角田 球
  • 町神輿沸く青い目の尻端折り
    安田伝助
  • チョコバナナ半分食べ残す秋
    山姥和
  • 簪に紫の珠揺れて夏
    山姥和
  • 神苑の微塵はらふや青楓
    オニチョロ
  • 元カノの改姓伝ふ賀状受く
    滝澤 朱夏
  • 夏祭イカ焼きの汁手について
    こりえのかた
  • 熱々のたこ焼き三つ日傘さす
    こりえのかた
  • 鐘涼し東山背に一人酒
    池上 胤臣
  • 賀茂川やコップに歪む大文字
    池上 胤臣
  • ルネッサンス祭りの焼きとうもろこし
    猫日和
  • うりずんや真白き花が多いかなぁ
    猫日和
  • 涼風やちんとんしゃんと京暮れぬ
    春花みよし
  • 風薫る参道静か願解く
    松雪柳
  • 新樹陰香具師の手描きの看板に
    松雪柳
  • 緑さす二人で分ける梅のガム
    石澤双
  • 早朝を洗い立てなる氷旗
    石澤双
  • 若葉透け握る子の手を懐かしむ
    駿酔
  • 食い過ぎた今日は特別夜店の香
    輝虎
  • より戻すたこ焼二人揚花火
    輝虎
  • 夏氷舞妓も悩むチョコバナナ
    みのわっこ
  • 祭り終え手早にたたむ屋台店
    みのわっこ
  • 二年ぶり抹茶アイスをなめる君
    紺太
  • 燃えるカーバイト祭り屋台の烏賊
    紺太
  • 両替は隣境内に夏来る
    靫草子
  • かき氷木陰の屋台なら並ぶ
    嫌夏
  • かき氷の屋台木陰を確保せり
    嫌夏
  • 盆の闇おぼろ焼きそば同窓会
    空はる
  • 台湾の屋台に残る昭和の香
    銀幕なり
  • 短冊に硝子風鈴千の風
    法月 玄
  • 塩焼きを猫と分け合うビールかな
    電脳庵
  • 祇園会の境内泳ぐ綿飴や
    電脳庵
  • 新緑や婆のましろきスニーカー
    リコピン
  • 綿菓子や夜店に並ぶわれ独り
    如月頭花
  • 参道の香具師の笑顔や夜の秋
    如月頭花
  • 時間軸ゆるるかな地の夏祭り
    あいいろ小紋
  • 祇園さん屋台のりんご飴紅し
    米美
  • 大文字屋台の陰に地蔵尊
    110072
  • 緑蔭やたこ焼きの横幕は赤
    せんのめぐみ
  • かき氷整える手のふんわりと
    きのこオムレツ
  • かち割りや泣く子のベロの赤きこと
    きのこオムレツ
  • リノリウムに呟く「祭りか」と父
    すかーてぃっしゅ
  • 意気地なし声もかけれぬ夏の果て
    すかーてぃっしゅ
  • 駅弁の鱧と自撮りの二回生
    彩明
  • 石庭の涼し十九の一人旅
    彩明
  • 待ちかねて夜店見にゆく下駄の音
    風かをる
  • 祇園囃子と溶け出したりんご飴
    笠井あさと
  • 片陰をまつすぐ踏むやおこぼの音
    橙茶
  • 師の胸に出っぱる煙草若楓
    巻野きゃりこ
  • 木漏れ日の雨後の蒸れ立つ夏近し
    土取
  • 葉桜や初の名刺の深お辞儀
    土取
  • 青きかき氷人気吾には怖く
    ただ地蔵
  • 茶店にてぼた餅ふたつ老鶯と
    寺田 美登里
  • 空海展見終えて緑陰にやすむ
    寺田 美登里
  • 亡き人に誘はれてゆき若楓
    加賀屋斗的
  • 吾のゆく手少女放つは若楓
    加賀屋斗的
  • 夕顔や馴染みたこ焼き来ぬ屋台
    美月 舞桜
  • やや傾ぎ眠れる屋台夏の朝
    野々山ふう
  • 綿アメも残りわずかや遠囃子
    南風
  • 夏越の祓穢れひとひら風孕む
    潮汐子
  • 祇園会や香具師の口上英語たり
    潮汐子
  • 祭り稚児白き鼻筋神宿り
    丸山和泉
  • 貸衣装指先揃え屋台甘酒
    丸山和泉
  • かき氷屋台のれんの赤き文字
    花星壱和
  • 絵本あり春の日の移動式屋台
    花星壱和
  • 新緑や屋台組み終え煙草喫む
    風音
  • 若葉揺れパパの産着で宮参り
    風音
  • 裸火に映える夜店は進化系
    喜多丘一路
  • 宵宮の老舗屋台は人集り
    喜多丘一路
  • 浴衣着の幼児動かずりんご飴
    ちづ姫
  • 幼子はじっと動かず夏祭り
    ちづ姫
  • 夏祭りため息混じり模試帰り
    長月晴日
  • 下駄提げて夜店の並ぶ神の道
    村瀬ふみや
  • 昼下がり氷水手に境内へ
    すいかの種
  • 新緑をスイッチバック踏み切り二回
    玲花
  • 夏祭り世話役そろいて縄を張る
    むい美縁
  • 宵宮の灯りカラフル赤鳥居
    むい美縁
  • 待ち合わせ浴衣の君に足止まる
    出羽泉まっくす
  • チョコバナナぬるし新緑の参道
    彼理
  • 削氷よ鳥居の朱より赤き舌
    彼理
  • 鱧鮨のひしめく人や人力車
    ルージュ
  • 女子旅は葵祭で決をとり
    四季
  • 宵山の目当ての屋台まだ遠く
    世子
  • 空容器握り神輿待つ石段
    世子
  • 万緑や餅屋の床の黒光り
    日吉とみ菜
  • 鴨川にモバイル屋台風薫る
    原島ちび助
  • 賀茂祭迎え都は初夏となる
    原島ちび助
  • 参道の屋台に群れる祭りかな
    くちなし
  • 腹を天に浮かぶ金魚の動かぬ目
    森野 羊
  • 京ことば迎へてくるる夜店かな
    つるぎ
  • 桂女の涼やかな声桶の鮎
    つるぎ
  • 古代にも屋台の匂う緑夜かな
    海泡
  • あと十段揺れる「氷」の旗も神
    風輝
  • 緑陰や川面流るる箸袋
    風輝
  • 浴衣の子小遣いぎゅっと屋台前
    団塊のユキコ
  • 若葉風母ちゃんのカレーちくわ入り
    レディ咲瑠恋
  • 葉桜やえくぼのそばにある黒子
    レディ咲瑠恋
  • 花盛り人手不足の屋台かな
    みなし栗
  • 桜と共に北上する寅さん
    みなし栗
  • どこよりも艶なる祭り風の盆
    永華
  • 多言語のレース着物や浅草寺
    まりも
  • 万緑や万国の声参道に
    紫月歪丸
  • 永き日や近くに京の物産展
    おさむし
  • 縁日や祖母の浴衣の裾の丈
    おさむし
  • 綿菓子のミントグリーン涼夜かな
    春海 凌
  • シロップを溢せばぬるき木下闇
    牧野冴
  • 藍浴衣オールドミスといふ陳腐
    望月美和
  • 砂浜や場所とり母と待つ花火
    林としまる
  • 澄みし音よ南部風鈴市に買う
    林としまる
  • 青葉木兎鳴きかわしたる昼の森
    桜貝
  • 緑陰のとうふ料理屋おとこまえ
    桜貝
  • 夜店の灯ヨーヨー釣りをしてみるか
    夏の舟
  • 曳子の汗「大入道」はあかんべえ
    夏の舟
  • 屋台の灯いろとりどりに夏は来ぬ
    ジョルジュ
  • 夏灯し一力茶屋をチョコバナナ
    頓狂
  • 新緑や多言語のあふるる屋台
    和み
  • 待ち待ちて写経の朝や時鳥
    和み
  • 夏祭り吾子の防犯ブザー揺れ
    光太郎
  • 早や五年祖母のすくいし金魚かな
    光太郎
  • 坂半ば片栗の花朱印帳
    みよこ
  • 泣きぼくろがきれいだ線香花火果つ
    十月小萩
  • チョコバナナ挙げ青蛙追う吾子よ
    西田武
  • ブルーハワイ食う頭撫で夏は来ぬ
    西田武
  • 知らぬ手を握る夜店の灯に惹かれ
    龍酪
  • 焼きそばはざわめく心貸浴衣
    龍酪
  • 裏庭へビー玉ひとつ秋灯
    花はな
  • かざぐるま土間走りぬけ輝けり
    花はな
  • 京町家タンクに揺る冷やし飴
    辻さつき
  • 夜桜や屋台に遊ぶニ条城
    智幸子
  • 醍醐寺の桜吹雪に我わすれ
    智幸子
  • 綿菓子を掲げ帰る子山桜
    石川潤子
  • 祇園会や駅員喉の軋み果て
    曽根朋朗
  • 御忌の寺屋台声掛け石畳
    久楽
  • Vlogの足跡いづこや祭笛
    木村奈須
  • 立夏どき並ぶ屋台や京の寺社
    そうわ
  • 外人の和服はんなり若葉風
    水無月
  • みたらしの売り子の英語青葉の亰
    水無月
  • 木漏れ日のマリオネツトや新樹光
    mayu
  • 五百円の綿菓子一つ祭髪
    mayu
  • 祭の音町の隙間を伝ひ来る
    梅野めい
  • 休日を子に捧げたり揚花火
    梅野めい
  • 夕立や濡れて笑ってりんご飴
  • 顔よりも大き綿あめ甚平の子
    しろぴー
  • 万緑の斎庭逾岩田帯
    唯野音景楽
  • 緑陰のベンチに揺らぎ仰向けり
    唯野音景楽
  • 祇園会や屋台の般若面きよし
    くるすてぃーぬ
  • 玉じゃりをふんで綿あめ夏祭り
    草野ふうこ
  • 夏落葉カサッと一つまた一つ
    西 メグル
  • 木漏れ日の眩しくなりて夏来たる
    西 メグル
  • 風届き淡墨のごと新樹の影
    富永三紀
  • 忽ちに敷石に落つ走り梅雨
    富永三紀
  • 夏暖簾風を孕みておいでやす
    にも
  • 五つ六つチュロスの列の夏帽子
    にも
  • カリカリと星の型抜く夜店かな
    植木彩由
  • 地蔵盆匂い懐かしカーバイト
    中村あつこ
  • 夏きざす部活帰りの女坂
    中村あつこ
  • 夏木立制服ゆれる初デート
    理孝
  • 醤油みりん烏賊を炙って客を釣り
    欅山四十八景
  • 見入る屋台小銭を握る夏祭
    欅山四十八景
  • 夜店の灯今朝より深き片笑窪
    理恵にゃん
  • 赤青黄の舌見せおうて蔓茘枝
    一寸雄町
  • 滑走路灯なる旅先の夜宮
    しいか
  • わた飴はプリキュア跳ねる祭髪
    しいか
  • 子は父の顔して金魚掬ひをり
    杜野みやこ
  • 片陰や磨き込まれし京格子
    杜野みやこ
  • お下がりのシャツ炎天のりんご飴
    骨のほーの
  • ビニールの角光るおまけの金魚
    骨のほーの
  • 光折れ金魚の尾鰭青白く
    骨の熊猫
  • 蛸焼きの反し氏子の影涼し
    骨の熊猫
  • 大木に茜色さす宵祭り
    とまま
  • 夏の雨屋台ひさしに雨宿り
    とまま
  • ケバブ売るトルコ人ゐて夏祭
    藤本花をり
  • 錦の灯下きららめく肉桂水
    老蘇Y
  • 奥京都涼しき木々とチョコバナナ
    船橋おじじさん
  • 早朝の無人の屋台かき氷
    船橋おじじさん
  • ポイの上跳ねる金魚はキャリコ柄
    三日月 星子
  • 打ち水をひょいと避ければ下駄カラリ
    三日月 星子
  • 草の息まばゆき君の園が跡
    岩魚
  • 緑蔭やバードコールに人も来る
    岩魚
  • 陽炎や観光客のゴミ数多
    たまさもち
  • 空梅雨や産寧坂の地蔵ガチャ
    白猫あんず
  • 金髪に単衣堂々箸さばき
    白猫あんず
  • ひと夏や思い出抜けたゴミの山
    宮本 モンヌ
  • カキ氷掻っ込む笑みの頭痛かな
    宮本 モンヌ
  • 麗らかな百円握り「弘法さん」
    堂園 穂世
  • 水たまりの屋台の揺らぎ風薫る
    堂園 穂世