写真de俳句の結果発表

第44回「京都の屋台」《並》④

第44回「京都の屋台」

評価について

本選句欄は、以下のような評価をとっています。

「天」「地」「人」…将来、句集に載せる一句としてキープ。
「並選」…推敲することで「人」以上になる可能性がある句。
「ハシ坊」…ハシ坊くんと一緒に学ぶ。

特に「ハシ坊」の欄では、一句一句にアドバイスを付けております。それらのアドバイスは、初心者から中級者以上まで様々なレベルにわたります。自分の句の評価のみに一喜一憂せず、「ハシ坊」に取り上げられた他者の句の中にこそ、様々な学びがあることを心に留めてください。ここを丁寧に読むことで、学びが十倍になります。

「並選」については、ご自身の力で最後の推敲をしてください。どこかに「人」にランクアップできない理由があります。それを自分の力で見つけ出し、どうすればよいかを考えるそれが最も重要な学びです。

安易に添削を求めるだけでは、地力は身につきません己の頭で考える習慣をつけること。そのためにも「ハシ坊」に掲載される句を我が事として、真摯に読んでいただければと願います。

 

※結果発表欄では添削した形で句を掲載する場合がありますが、「マイ句帳」に収録される句は投稿した段階の句がそのまま保存され、投稿以降の修正や削除は不可となっております。予めご注意願います。

【第44回 写真de俳句】《並④》

  • 原色の舌を見せあふ浴衣の子
    杉本年虹
  • 若楓屋台の灯り豆電球
    ピンクアメジスト
  • 花びらのぐらり崩れて白牡丹
    ピンクアメジスト
  • 参道はみどりに染むる京屋台
    の菊
  • 朝参り屋台にゆれる青葉かげ
    の菊
  • 夏めく夜京のぼんぼり恋花火
    周子(ちかこ)
  • ねねの道二串立は蕨餅
    周子(ちかこ)
  • 「見るだけ」が口癖の父夜店の灯
    まるにの子
  • 参道の風操るや氷旗
    ひなた和佳
  • 木漏れ日を集め白濃き氷旗
    ひなた和佳
  • 万緑や恋の迷路へ踏みだせぬ
    山尾政弘
  • たこ焼きの鼻腔貫く風薫る
    山尾政弘
  • 夏の夕神社の屋台に寄る尼僧
    小花風美子
  • 桜蕊降る参道の猫二匹
    小花風美子
  • 苗代寒屋台床机に蕎麦すする
    楽奏
  • 夜の屋台もみじ若葉の厚みかな
    楽奏
  • 映画のセット鴨川にあり風薫る
    シナモンティー
  • 葵祭装束に酔ふ道の端
    シナモンティー
  • ヘラ返し踊る焼きそば初浴衣
    ヨシキ浜
  • 薫風や斎王代は上賀茂へ
    織部なつめ
  • 尺蠖の頭もたげる黄檗樹
    藤津桜子
  • 祭笛ひびく境内静かなり
    竜酔
  • 新緑に観光混んで参道は
    竜酔
  • 金魚掬いまさかそんなを知らぬ頃
    迷照 りん句
  • 嫁ぐ荷に君と夜店の玩具の指輪
    弥音
  • おでん屋に「寄贈常連有志より」
    芦幸
  • アイス手に目はチョコバナナ母を引く
    きみこ
  • 幼背にチャグチャグ馬コの太き脚
    花和音
  • 騎射や駆け抜ける君光る君
    花和音
  • お目当ての露店艶めく富有柿
    湧翠
  • どんぶりに佇む翌日の金魚
    舞童あづき
  • 父の背に氷苺の染む夕べ
    紅三季
  • 奥座敷神を迎えて春祭り
    德(のり)
  • 緑蔭に屋台の射的響きをり
    伊沢華純
  • レンタルの着物や茶屋の水羊羮
    伊沢華純
  • 身を捩り跳ねる金魚やポイの上
    海野ちきまる
  • ポイの上跳ねる金魚の命乞い
    海野ちきまる
  • 遠雷や大詰めの型真っ二つ
    酒呑走人
  • 洗い髪浴衣はんなり舞子さん
    山内プーコ
  • 夏祭り明日は始発で東京へ
    山内プーコ
  • 群れる子ら屋台の氷菓彩豊か
    まこく
  • サイダーのカゴ台車押す遠花火
    雨野理多
  • かき氷片手に匙の砂利の道
    由紀子
  • 木漏れ日を模様に揺れる氷旗
    由紀子
  • 帰省子やソースの染みの焼きそば屋
    風の木原
  • 参道のベンチの軋み半夏生
    風の木原
  • 翡翠のとまる立札「漁禁止」
    すずきあんず
  • 夜店の灯ゆれる三尺蝶結び
    すずきあんず
  • 冷やしきゅうり昼は八百屋の屋台出で
    日々の茶めし
  • パシパシと甚平の子の水ヨーヨー
    なおちゃん
  • 発熱ウェアそれから浴衣エキストラ
    咲織
  • 綿飴の五百円だよ夏祭り
    咲織
  • かき氷食ふも遮二無二受験生
    烈稚詠
  • かき氷手繋ぎし日の口の色
    烈稚詠
  • 青梅や真白の学業守り受く
    だいやま
  • シャツの裾つまみて進む賀茂祭
    ときちゅら
  • 夕涼み目尻の赤き舞妓かな
    ときちゅら
  • 丸文字のメニュー看板夜店の灯
    おかだ卯月
  • 参道の炎ゆるオーバーツーリズム
    紅紫あやめ
  • 雑踏の残響かすか木下闇
    むねあかどり
  • 暮れ紛れ帯に団扇の後ろ影
    むねあかどり
  • 緑陰の露店船漕ぐ主かな
    太之方もり子
  • 夜が明けて蟻の集へる屋台跡
    太之方もり子
  • 吾子やすけし夫押すバギーに風車
    藤子
  • 花の宿女将自慢のおばんざい
    とも女
  • 赤七味片言英語の屋台主
    とも女
  • 屋台村ちょぼ焼き食べる皐月かな
    トリケイ
  • 大晦日巫女のご飯はカレーライス
    べにりんご
  • 削り氷やこの薄情が歯に滲むる
    髙田祥聖
  • 夜店の灯引かるる手引き見上ぐる子
    わかめ
  • 箱釣や居間の柱に吊る袋
    わかめ
  • 万緑や赤子寝ぬ母初々し
    千里
  • 泣き寝の子なほしゃくりあぐ春の昼
    千里
  • 満月やしめはラーメンゆで卵
    みーこ39
  • 石畳み屋台も涼し通り雨
    みーこ39
  • 冷茶添へ来賓席に炎帝を
    北欧小町
  • 鰻重やつまみそこねし飯の照り
    阿部八富利
  • 女子二人男子三人夏祭
    水豚庵
  • 夏の果一つおまけのチョコバナナ
    水豚庵
  • 癌告知ズキンズキンと青嵐
    庭野利休梅
  • 的当てにはしゃぐ子どもや若葉風
    庭野利休梅
  • 八坂さん屋台の端のラムネ玉
    茶雨
  • くらやみの夏の祭りのなかに居る
    雨野雀雨
  • 町々の隅々までが祭りかな
    雨野雀雨
  • 飴細工握り鋏に灼ける汗
    がらぱごす
  • 洗ひ髪赤き鼻緒の固くして
    がらぱごす
  • 京扇子あげられぬまま小抽斗
    白秋千
  • 京女にも裏表あり氷レモン
    灯呂
  • 氷苺京女にも嘘つかれ
    灯呂
  • 灯篭の影の縁より宵祭
    杜若友哉
  • 参道が精緻に並び若楓
    宮康平
  • 参道の賑わい出て木下闇
    あおみどり
  • 並び来る葵鬘のハート形
    あおみどり
  • サンダルのみそっぱ駆け寄るチョコバナナ
    赤坂みずか
  • 水掻きのついたストローかき氷
    赤坂みずか
  • 参道の夜店天女も餓鬼もぶうらぶら
    平岡梅
  • かき氷砂利参道に鼻緒ずれ
    蘭淳子
  • ぽい破れべそ恐竜柄の甚平
    蘭淳子
  • 藍浴衣かなわぬ恋といかぽっぽ
    文月蘭子
  • 涼風や射的得意なきみII組
    文月蘭子
  • 嵐山深呼吸して五月かな
    旭しゅん
  • 緊張の十三まいり風光る
    旭しゅん
  • 京の屋台雪洞灯しかき氷
    西木いぐあな
  • 五月雨に浮かぶ屋台の緋色かな
    あなうさぎ
  • 五月雨に探す下人の目撃者
    あなうさぎ
  • 新緑の木漏日の中屋台店
    槇 まこと
  • 青芝に尻跡二つ杖に立つ
    風蘭
  • かき氷かけ放題のミルクなし
  • 新緑や屋台の店主見当たらず
  • 祖母の笑み氷いちごの紅薄ら
    紫黄
  • 参道を幣を持参の蟻の列
    紫黄
  • 夕凪に飛行機雲がまたひとり
    猫雪すあま
  • 京都にてファンタレモンを飲みし夏
    牛乳符鈴
  • 緑蔭に君と分け合うかき氷
    牛乳符鈴
  • 金坊のおねだり次はかき氷
    水琴子
  • 石畳ひとつ飛ばしの鹿の子かな
    楽和音
  • 箱釣や異国の子らの腕まくり
    春のぽち
  • 迷い子に風鈴かざす白き指
    春のぽち
  • かき氷叫ぶ門前甘酒屋
  • マンバンの韻踏む屋台よかき氷
  • 晴天や祭囃子と下駄の音
    美湖
  • 新緑や鳥居にふかく一礼す
    島田あんず
  • はてはてはて屋台を問ふ憲法記念日
    充子
  • 墨染の衣に日傘チョコバナナ
    トヨとミケ
  • 万緑の一つに吾子の遊び歌
    亘航希
  • 万緑の中を君待つずつと待つ
    まさし
  • かき氷あとで買ひませう朝まだき
    まさし
  • 万緑やカフェは開店二分前
    ゆみさく
  • 夏旅のなごりほおにはラメきらり
    ゆみさく
  • 濁声の屋台の親父賀茂祭
    やしたあきら
  • 初浴衣青き瞳の寺巡り
    やしたあきら
  • 紅くあやっこ小満の宮参り
    鞠狗
  • 境内は準備万端夏の空
    向日葵子
  • 待ちわびる30℃氷旗
    向日葵子
  • また楽しじぐざぐ歩く京の春
    三宅 光風
  • ペディキュアを塗る縁側や緑さす
    なないろ
  • 夏を呼ぶお囃子木々を揺らしおり
    なないろ
  • 真二つに割れた型抜き木下闇
    北国はな
  • 参道の端に列なす夜店の香
    谷川炭酸水
  • 沓石の静かなる道青楓
    ぺんぺんの母
  • 蝉しぐれ人待ち顔の屋台前
    砂月みれい
  • 緑さす登校拒否の君の部屋
    ふづきかみな
  • 他妻の胸万緑の風入る
    ふづきかみな
  • ふくれてるきみを隣に遠花火
    うしがえる
  • フィナーレは荻野目洋子の夏祭り
    うしがえる
  • 青嵐を待つ三叉路の稲荷かな
    西村緋色
  • 孫が来る夜店はパスする?お嫁ちゃん
    錆鉄こじゃみ
  • 東山トレイル踏破のかき氷
    錆鉄こじゃみ
  • すつぴんの夏帯の舞妓や快
    藤田ほむこ
  • 昼間の夜店の妖しき影のなし
    藤田ほむこ
  • ひんやりと舌先に宇治風薫る
    色音
  • 蟻の顎じりりシロップの赤きに
    田野こみち
  • 緑蔭に包むよ今ぬけた前歯
    田野こみち
  • 二拍子の回すハンドルかき氷
    稽古
  • 翌朝のシロップ跡に子と蟻と
    稽古
  • 大当たりのベルや人いきれの夏夕
    田近 詩泉
  • 登拝を遂げ緑蔭に咖喱麵麭
    飯沼深生
  • 昼花火舌見せ合ひて笑顔の子
    紫桜
  • 青楓颯と朝日の色の風
    紫桜
  • 「およりやす」麦茶差し出す売り娘かな
    亀子
  • 腫れた肩に「せいやせいや」と神輿跳ね
    宇久令々
  • 焼き烏賊の長蛇の列に鼠もか
    道見りつこ
  • 今年またすくった金魚軽川へ
    道見りつこ
  • 宵宮や友痩せてなほ夢語り
    山浦けい子
  • 夏帽子参道裏の日陰視る
    松浦 夏城
  • ソーダちかちかあの肩まで5メートル
    きたくま
  • 新緑や参進の儀に人集り
    七味
  • 屋台のケバブハート張り付く花吹雪
    美川妙子
  • 行列が済んで稚児にもラムネ水
    木乃芽依
  • 新緑や急流の水しぶき跳ね
    風乃杏
  • 新緑や露店横目に深呼吸
    風乃杏
  • 打てよ大太鼓打てよ打て打て闇祭
    とひの 花穂
  • いか焼きを待つカップルの藍浴衣
    茶茶の嬉嬉
  • 顔拭い眼は向う岸氷旗
    道工和
  • 裏に墨鼻緒のばして盆踊り
    沢山葵
  • べつに、忘れてもええんじゃ鯉のぼり
    おりざ
  • 走梅雨香具師のをみなの大あくび
    白猫のあくび
  • 囀りやMRI結果良し
    朱葉
  • いつもより小さく手を振る藍浴衣
    翠雨
  • ポイ上で跳ねる金魚の金の腹
    翠雨
  • 屋台の灯果てて氷菓の赤も消ゆ
    緑萌
  • 露店裏都忘れの群れにけり
    久蔵久蔵
  • 京の舞ひ親孝行の春夜かな
    しせき
  • 三味の音に乗って都の春うたげ
    しせき
  • 焼きそばの香の引力よ秋祭
    のさら子
  • 風光り病みし心に光りあれ
    こころ美人
  • 五月晴れスカッとこころ自由なら
    こころ美人
  • 福男走りし道で飲むラムネ
    三太郎
  • 騒めきを一つづつ消し春時雨
    柚木 啓
  • 賽銭の何倍払ふ夏氷
    美輝
  • 宵山の光を追って友捜す
    葉月緑正
  • 友を待つ両手を伝うかき氷
    葉月緑正
  • 人気占い頼り京都で氷菓
    かや楓
  • 夏旅行仲間をかわして桂川
    かや楓
  • 花満開醤油焦げし香漂へり
    ねこじゃらし
  • 若葉風屋台に響く太き声
    ねこじゃらし
  • 緑陰や陣取る屋台客まばら
    あらまち一駒
  • 引っかかるかけ放題のかき氷
    あらまち一駒
  • 振り向けば他国の顔よ水中花
    フジ・シズカ
  • 暑気下し首長く天神さんに
    フジ・シズカ