写真de俳句の結果発表

第44回「京都の屋台」《並》⑥

第44回「京都の屋台」

評価について

本選句欄は、以下のような評価をとっています。

「天」「地」「人」…将来、句集に載せる一句としてキープ。
「並選」…推敲することで「人」以上になる可能性がある句。
「ハシ坊」…ハシ坊くんと一緒に学ぶ。

特に「ハシ坊」の欄では、一句一句にアドバイスを付けております。それらのアドバイスは、初心者から中級者以上まで様々なレベルにわたります。自分の句の評価のみに一喜一憂せず、「ハシ坊」に取り上げられた他者の句の中にこそ、様々な学びがあることを心に留めてください。ここを丁寧に読むことで、学びが十倍になります。

「並選」については、ご自身の力で最後の推敲をしてください。どこかに「人」にランクアップできない理由があります。それを自分の力で見つけ出し、どうすればよいかを考えるそれが最も重要な学びです。

安易に添削を求めるだけでは、地力は身につきません己の頭で考える習慣をつけること。そのためにも「ハシ坊」に掲載される句を我が事として、真摯に読んでいただければと願います。

 

※結果発表欄では添削した形で句を掲載する場合がありますが、「マイ句帳」に収録される句は投稿した段階の句がそのまま保存され、投稿以降の修正や削除は不可となっております。予めご注意願います。

【第44回 写真de俳句】《並⑥》

  • 飛鳥路の若葉の隠す甍かな
    紅 珊瑚
  • 木下闇人の時間の屋台奥
    石井青花
  • 文化祭焼きそばを売る息子かな
    鈍牛
  • 祇園会や女占い門の陰
    鈍牛
  • うららかやつるんつるんのりんご飴
    清桜人
  • 浴衣着て並ぶ屋台や囃子の音
    夢追い人
  • 時重ね宵山日暮れ食べ歩き
    夢追い人
  • 万緑に滴る真紅林檎飴
    雪椿
  • 春祭り補聴器拾う里言葉
    雪椿
  • 神なびに目に立つ赤や氷店
    萌黄多恵
  • 新緑の海に兵児帯跳ねて跳ねて
    福朗
  • 若楓降る降る屋台に灯篭に
    福朗
  • 空遠く笛こだまして神輿かな
    布川 洋一
  • 頑是なき母赤子返りや夏祭り
    布川 洋一
  • 2次元のコードにかざす若葉風
    花菘
  • 匿名のシールを帖ず夏の風
    花菘
  • 隠れざる三柱の杜若楓
    白庵
  • 林檎飴差し出す先に青楓
    和脩志
  • 緑蔭や紅き袴ら掃き清め
    大日向都
  • 賽銭の音に揺れたる老櫻
    三日月なな子
  • しゆわしゆわと喉を潤す檸檬水
    逍遥遥
  • 夏祭り始まる前の静けさや
    逍遥遥
  • 夕焼けや鴨川デルタひとりぼち
    高見 正太
  • 冷素麺ピアス一欠片四畳半
    高見 正太
  • 砂浜を摺足の子や夏氷
    古乃池 糸歩
  • 波模様禰宜掃く庭に椿落つ
    飯島寛堂
  • 背伸びする連れの兵児帯夏来る
    なみきたか
  • チョコバナナ二本手に持つ夜店かな
    久えむ茜咲
  • 夏の夜紅の艶めくりんご飴
    青田道
  • 下賀茂の氷室のこおり溶けたやも
    えりち
  • 氷旗児に見つからぬ道選ぶ
    えりち
  • バナナよりチョコ一滴や茅舎の忌
    清水縞午
  • だみ声の屋台が眠る蝉生る
    餃子大王
  • 玉砂利に届いたひかり氷レモン
    ただなかのめ
  • 青空や宇治を巡りて氷水
    鈴なりトマト
  • 夏場所や新横綱は手数入りに
    天龍蘇人
  • かき氷屋台のれんの英語文字
  • 緑陰に空きがひとつの席ありて
  • 子心に幸在りベンチの夕涼み
    朝陽薫
  • 献上の祭笛誰を傷つける
    朝陽薫
  • 屋台前時の止まった祭りの子
    閑陽
  • 言の葉の溢るる都花吹雪
    閑陽
  • 百円握りお薬師さんの夜店へと
    朱鷺
  • 昼光色に破る夜店のプロマイド
    ガリゾー
  • 初サイダー泡に瞬く吾子の目よ
    寒芍薬
  • とりどりのアイスクリンや夜市の灯
    寒芍薬
  • ヒ-ロ-のお面でポ-ズ祭の子
  • 葵祭先頭はまだチョコバナナ
    あきの風さん
  • 山桜ランナー攫う紙コップ
    あきの風さん
  • 売り声の雅に聞こゆ宵祭り
    えりまる
  • ヨーヨーを釣る子の浴衣着崩れし
    えりまる
  • 宮入りの後は我が世の夜店かな
    長谷部憲二
  • 風鐸やゆらりゆれます京言葉
    老黒猫
  • 薄暑光バイトの声もかすれけり
    老黒猫
  • 「曳っかわせ」撥も跳ねるよ山車狐
    銀猫
  • タイ焼きを揚げてテキ屋のお裾分け
    蓮天
  • 舌出せば三者三色かき氷
    UVA桜
  • 箱釣に骨の一つも言わぬ父
    ひいらぎ
  • 夏氷昭和の時を透かしけり
    一 富丸
  • おみくじに出産安し若楓
    上村 風知草
  • シロップの赤引き立つや青楓
    上村 風知草
  • 「きんぎょやきんぎょ」声来たり江戸の朝
    入道まりこ
  • 夏祭二人の仲は下駄の擦れ
    入道まりこ
  • 夜店の灯背に急ぎ足しのび逢い
    蛙目
  • マスクしてコルク銃打つ夜店かな
    蛙目
  • 緋毛氈皿に桜葉残りおり
    こきん
  • ストローも色違いかなかき氷
    北里有李
  • なつまつりへいそげクロックスひやり
    北里有李
  • 腹ぺこよ早く開けてと蝉しぐれ
    ラクダーマン
  • 朝一番ヘビロテ客の蝉しぐれ
    ラクダーマン
  • 襟足のうろこ逞し鉾の稚児
    妙啓
  • 天を衝く長刀鉾は鉾の雄
    妙啓
  • かき氷宇治抹茶よりメロンミルク
    小林弥生
  • 初買にならぶやベビーカステーラ
    佐藤さらこ
  • 異国語に出会ふ出店のラムネ売り
    なか鹿の子
  • 山の宿瀬音暮るるや鮎づくし
    千寿 ココ
  • ポチ袋しっかり握り金魚かヨーヨー
    山本芳山
  • 参道や金魚落とせし吾子叫ぶ
    山本芳山
  • 縁日に香具師の口上夏の夕
    塞翁が馬
  • 山笑ふ睫毛ピンクのわたあめ屋
    八重山吹
  • いざこざの起きる気配やかき氷
    八重山吹
  • 叱られて浴衣の裾をただ眺む
    春野つくし
  • 箱釣りや握った小銭出しあぐね
    春野つくし
  • 驟雨来て参道にひびく下駄の音
    華婦香 (カフカ)
  • 蟇口の空となりけりかき氷
    雄蹴
  • 緑陰や上は固めのりんごあめ
    雄蹴
  • 境内の石に腰掛けかき氷
    山尾幸正
  • 前坪の帰路負ぶさりて初浴衣
    海里
  • 鬼まだ来ない祭囃子のかくれんぼ
    勇緋ゆめゆめ
  • 尺蠖や朱塗り連なる坂に影
    奥伊賀サブレ
  • 白玉や義母のカップに抹茶色
    奥伊賀サブレ
  • かちわりや屋台の前の人集り
    素牛
  • かき氷頬張る屋台のアラブ人
    素牛
  • 風薫る日曜の何もない午後
    こはる
  • 後悔を蹴散らし茂る青葉かな
    こはる
  • 緑陰に屋台枯れた花弁を踏む
    となりの天然石
  • 担当は焼きそば作り夏祭
    呉暮子
  • 貸し出しの浴衣で歩く嵐山
    呉暮子
  • ねぇ寅さん帰ってこないの夏祭り
    砂糖香
  • 初浴衣よそ行き顔で君を待つ
    風花舞
  • 兵児帯と祭の中を走りけり
    風花舞
  • 夕焼や浄土へ飴の香ソースの香
    鳥乎
  • 吹きぬけし跡騎射の神事とぞ
    山崎三才
  • 重ねたまふ杖の一歩を夏つばめ
    山崎三才
  • 夏祭り恋し寅さん啖呵売
    バイカウツギ
  • 祇園会や鈴の音かしわ手ソースの香
    バイカウツギ
  • 夏深し糺の森の箱書店
    はるを
  • 片陰に紫煙白足袋の男衆
    夏村波瑠
  • シャワー浴ぶ鼻緒の擦れたあと赤し
    すうばあば
  • 境内の隅の逢瀬や祭笛
    さざなみ葉
  • 叔母の縫う浴衣の縫い目七ミリ余
    まるるん
  • 片陰の百円射的シフト制
    まるるん
  • 大文字減らぬ酒つぎ友送る
    わだつみ
  • 夕立の去りて露天の荷をほどく
    岳陽
  • 小さき手でアイス欲しさに山車を引く
    つる
  • 吾子転び若葉に消ゆる五百円
    苅桜守
  • おとなしい金魚すら逃げポイ破れ
    欣喜雀躍
  • 花火の音や泣く子をかこむ友二人
    欣喜雀躍
  • ラムネ飲む琵琶湖を腹に納めんと
    火焔木の花
  • 夜を待つ屋台の暖簾風薫る
    おしゃべりスナフキン
  • 淋しげにヒーローのお面緑雨かな
    イシカワナオキ
  • 手招かれ狐面ゐる夜店へと
    如月神楽(和神楽あらため)
  • 寝冷え子の枕に並ぶ人形焼き
    大月ちとせ
  • 甘酒や外はインバウンドの街
    天雅
  • 女性車夫のポニーテール風薫る
    天雅
  • ポイ破れ出目金すいと遠ざかり
    猫の前髪
  • 青葉風屋台街へはまだ早い
    藤央
  • 「東京コロッケふたつ!」と半ズボン
    藤央
  • 夏めく日イカ焼きの風息深く
    華柊
  • 靴赤く緑優しく夏木立
    華柊
  • 新緑や五芒を描くりんご飴
    蛇の抜け殻
  • 旅本のしおり若葉風と揺れる
    蛇の抜け殻
  • 寺めぐり古都の屋台と薫る風
    蘇芳
  • 京の旅一期一会のかき氷
    蘇芳
  • 熱帯夜動悸にシンクロする太鼓
    新米にぎりめし
  • 軒被ふ舌切茶屋の若葉雨
    のの夏
  • 初鰹騒々しきや暖簾奥
    のの夏
  • 境内の京の出店に風薫る
    佐橋慶美
  • 夜店の灯噴水めくは冷やし飴
    秋月あさひ
  • 裾はだけ茅の輪を跨ぐ吾子の足
    ロージー
  • 「もう一回」箱釣りせがむ娘に涙
    小田毬藻
  • 平癒祈願りんごあめ硬き晩夏光
    桃花
  • 手を引かれ人にぶつかり嗚呼夜店
    しろ
  • 下駄の音夜店の匂い君の顔
    しろ
  • 安良居や明日は大手の傘下なる
    宇治 鴇眞
  • 屋台ぬけ灯籠ぬけて風薫る
    猫ずきん
  • 京にゐてあまづら偲ぶかき氷
    猫ずきん
  • 万緑へ溶け込んでいく飛蚊症
    ぜのふるうと
  • 人混みの屋台浴衣のYouTuber
    ぜのふるうと
  • 山菜の名はカタカナよ風薫る
    篠瀬カオルコ
  • 居酒屋の特別メニュー遠花火
    丸井たまこ
  • 銀幕の啖呵売よ暦売
    犬山侘助
  • 夏祓手にわたあめと幼子と
    ちょうさん
  • 新緑や君と入りし寺の影
    ちょうさん
  • 夏祭ふるさとにある底力
    冬野とも
  • 甘辛き故郷の味夏祭
    冬野とも
  • さらの浴衣の藍が眩しい一夜
    うめやえのきだけ
  • 胡瓜漬け二本目を持つ二児の母
    山本美奈友
  • 箱釣やぽいの破れてなおやめず
    草夕感じ
  • 夜祭や成長痛に泣きだす子
    ひろこ
  • 葵祭バイト生徒は屋台前
    梨惠
  • 斎王を撮影しながらチョコバナナ
    梨惠
  • 緑陰をころころ木霊みたらし団子
    あが野みなも
  • 土けむり的射る歓声若葉風
    あが野みなも
  • 日々濯ぐ手水に光る若楓
    援橙のおと
  • ごうと鳴りつかえ晴れるや青嵐
    援橙のおと
  • 子ども神輿やゴールは大人の担ぐかな
    ふく
  • 氷屋に八百万神も涼みをり
    一井かおり
  • 魚割きし指にもほわり紙風船
    くくな
  • 折り鶴の最後の折り目夏越祭
    くくな
  • 賀茂祭静かなる列や根競べ
    和はん
  • 宵宮のかき氷さえ蒸し暑し
    秋色
  • みなづきやしとる暑さの屋台店
    秋色
  • 結葉や緑百種に染む屋台
    ときちゃん
  • 鱧捌く屋台取り巻く異邦人
    ときちゃん
  • 大原の冷やし胡瓜に歩みとめ
    由樺楽
  • 夏近し焦がし醤油の匂いして
    小月
  • 夏祭り夜の屋台は人溢れ
    奥井宣風
  • 手を引かれ孫が目指すはカキ氷
    奥井宣風
  • 舞妓はん暖簾のはしご無礼講
    いっちょうかみ
  • 石畳暖簾の屋台食べ歩き
    いっちょうかみ
  • 緑陰のサンドイッチは風の味
    ぴょーんと
  • 二万個の我を見つめる赤とんぼ
    ぴょーんと
  • をちこちに響く成田の祭唄
    茂木 りん
  • 美しき男に和する祭唄
    茂木 りん
  • 賀茂祭すぐきしゃぶりて正一合
    肴 枝豆 (さかな えだまめ)
  • 夜店あと精気の響く京の朝
    ちくちく慶
  • 縁日のビビットカラーかき氷
    ちくちく慶
  • たこ焼きをテェイクアウトや石畳
    ゴルパパ
  • 瓢箪に七味をたして夏を観る
    ゴルパパ
  • 目玉焼き隊列を為す夜店かな
    梅田三五
  • 石獅子の下に丸まる昼寝猫
    加里かり子
  • 日の暮れて袋の中に金魚草
    真砂路
  • 片蔭や急いで歩く空の下
    真砂路
  • 門前の屋台賑わう夕立かな
    かたくり
  • お参りはそこそこにしてかき氷
    かたくり
  • 狛犬と焼きそばを食う夏光
    ななな
  • 遠足のガイド後ろ歩き逞し
    すがのあき
  • 第四週は炊き出しです夜見世過ぐ
    奈良井
  • 夜店の列闇のかたちが神の池
    海色のの