写真de俳句の結果発表

第44回「京都の屋台」《並》⑦

第44回「京都の屋台」

評価について

本選句欄は、以下のような評価をとっています。

「天」「地」「人」…将来、句集に載せる一句としてキープ。
「並選」…推敲することで「人」以上になる可能性がある句。
「ハシ坊」…ハシ坊くんと一緒に学ぶ。

特に「ハシ坊」の欄では、一句一句にアドバイスを付けております。それらのアドバイスは、初心者から中級者以上まで様々なレベルにわたります。自分の句の評価のみに一喜一憂せず、「ハシ坊」に取り上げられた他者の句の中にこそ、様々な学びがあることを心に留めてください。ここを丁寧に読むことで、学びが十倍になります。

「並選」については、ご自身の力で最後の推敲をしてください。どこかに「人」にランクアップできない理由があります。それを自分の力で見つけ出し、どうすればよいかを考えるそれが最も重要な学びです。

安易に添削を求めるだけでは、地力は身につきません己の頭で考える習慣をつけること。そのためにも「ハシ坊」に掲載される句を我が事として、真摯に読んでいただければと願います。

 

※結果発表欄では添削した形で句を掲載する場合がありますが、「マイ句帳」に収録される句は投稿した段階の句がそのまま保存され、投稿以降の修正や削除は不可となっております。予めご注意願います。

【第44回 写真de俳句】《並⑦》

  • こんちきちんヒトツクダサイかき氷
    一石 劣
  • 梅雨どすなぁ艶の褪せたるりんご飴
    一石 劣
  • 縁日の屋台の列へ蝉しぐれ
    幽香
  • 緑陰の夫婦の影の睦みかな
    幽香
  • 法被着てむすめ二歳の夏まつり
    氷雪
  • 秋まつり弓ひく祖父の白袴
    氷雪
  • 祭後お好み焼きは半額に
    麦のサワコ
  • 緑さす山の彼方に白き山
    雪のこだま
  • 寅さんを探す屋台の新みどり
    緋泉
  • 浴衣着て下駄がコロコロ屋台道
    緋泉
  • 二年坂浴衣美人は外国人
    春駒
  • 祭り囃子遠く我入院中
    アルル
  • 新緑の屋台の幟震へをり
    のはらいちこ
  • 通り雨屋台の果てに待ちにけり
    のはらいちこ
  • 夏祭り泡があふれる紙コップ
    Steve
  • ほろ酔いやアニメの面買う宵祭
    ねこのひげ
  • 鉾祭稚児の身ぐうっと天に舞う
    竪山 ヒスイ
  • 緑陰と輝く緑濃く厚く
    佳辰
  • 「かき氷」かすれた太字足を止め
    佳辰
  • 薫風の如生きんとす我ら有り
    西山
  • ジェラシーてふ可愛げもなし青葉風
    卯之町空
  • 友と来て古都二日目の夏の朝
    こりゆばんばん
  • 京のみやげは妹にだけ夏終る
    こりゆばんばん
  • 桜時小さき両手に抹茶碗
    美んと
  • 金魚掬いポイは斜めにそっと入れ
    美んと
  • 夏祭り貴方を探す初恋よ
    大福
  • 京屋台月夜のきつねか舞妓の列
    いちの
  • 大鍋の掛ける麺つゆ夏の夕
    安曇野くーみん
  • 足りぬ百円短夜に選ぶ下足
    安曇野くーみん
  • はっけよい金魚ねぶたとにらめっこ
    片山千恵子
  • 鳥帰る土壌改良続く能登
    吉田さと
  • 夕涼み神社札手にかたぐるま
    高辺知子
  • 蟻出づる鳥居の先のモダン焼き
    高辺知子
  • キッチンカー夜店のオヤジの昼の顔
    泰秀
  • コップンカ写真ゆび差しソーダ水
    泰秀
  • 白杖の兵児帯花火に耳を向け
    窓 美月
  • ご近所へ子の削氷をまた届け
    沢井如伽
  • 川が舞台からだに響く大花火
    三毛猫モカ
  • 若葉風ムンと鼻腔を占領す
    草深みずほ
  • 木洩れ日や半眼の我初座禅
    柳子
  • 新緑や会話の弾む人力車
    千霞
  • 新緑や姿勢良き君がんばれよ
    千霞
  • ぽたたたた故郷の汗はひやしあめ
    百合崎
  • 夏の京雀の丸焼き啄む子
    百合崎
  • 緑蔭に母残し参道ひとり行く
    祥子
  • ラムネ玉と清水寺を持ち帰る
    祥子
  • 脱サラのキッチンカーや春の風
    なんくる
  • 白南風やインドの屋台サモサとチャイ
    なんくる
  • 小遣いを握りしめたる村祭り
    春香
  • 足袋のまま真顔で逃げ出す奇祭かな
    春香
  • 露天商てるてる坊主蝉の声
    南の爺さま
  • かき氷前掛けの祖母みるく増し
    南の爺さま
  • 花篝り山椒増したる七味掛け
    空素(カラス)
  • 炭焼きの雀ひと串宵祭
    空素(カラス)
  • イカ焼きの匂いだけ買う賀茂祭
    京都さくら
  • かき氷道にシロップ点々と
    京都さくら
  • 静寂を鳩羽ばたきて青時雨
    くつの した子
  • 蒼穹にシャボン玉ふわ屋台の子
    遊川百日紅
  • コンチキチン焼そばソース父の汗
    遊川百日紅
  • 新緑やまだ人の来ぬ天神市
    青猫
  • 夏の湖騎龍観音泡残し
    二兎丸
  • 厄除けの参道に食ぶ柏餅
    崇元
  • 境内にマルシェの香り京の夏
    崇元
  • 新緑に万の命のよーいドン
    猫笑ふふ
  • 涼しさやカリカリ齧るりんご飴
    源早苗
  • 強面の漢にも笑みかき氷
    落花生の花
  • キンキンと屋台組まれて夏の空
    まちばり
  • 夜店抜け昨日までより暗き道
    軽時計
  • 夏祭り君がゆつくり歩いてる
    軽時計
  • さくらんぼ捥ぐ手小さき赤手甲
    いくと
  • 若葉雨がん研あとに大股で
    敏庵
  • 人気なき古都の参道風薫る
    雀子
  • 新緑や外語飛び交う古都の駅
    雀子
  • 宵宮を駆ける子にかの君の影
    吉森田 比叡得
  • 手水鉢写る青葉でお清めし
    春霞
  • 夏祭りお面買ってと動かぬ吾子
    春霞
  • きらきらと金魚はおどる吾子の手に
    すみだ川歩
  • 緑陰や屋台横眼の帰り道
    津木 百合
  • 不意を衝く黒蝶一頭トタン屋根
    魔理野
  • 止めたとて歌ふし踊る夏祭り
    魔理野
  • ケバブ売る女の瞳や夏の海
    与次郎
  • 麻糸のアンサンブルなの風薫る
    希凛咲女
  • やぐら下見つけた屋台かき氷
    葉山美咲
  • 京都にて縁日歩きかき氷
    葉山美咲
  • おすわりの尾も律動す盆踊
    兎野紫
  • わた菓子を袂で拭う夏祭り
    野イチゴ
  • 神様も目を細めてるかき氷
    野イチゴ
  • 転び泣く吾子に遠目の氷旗
    オカメインコ
  • 夏の夕舌みせる子やりんご飴
    岳野 千世
  • 狛犬の聖域充たす夏祭り
    おやじん
  • 緑蔭に沈む酸素と浮く囃子
    勝亦朝
  • 汗にじむテントの紐は二個飛ばし
    勝亦朝
  • [おいでやす]宇治茶の香る夜店かな
    佐藤恒治
  • 碧い眼の焼く蛸焼の夜店かな
    佐藤恒治
  • ポイ破れ潤む吾子の目舞う金魚
    希々
  • 人熱れ浴衣袖引く野球帽
    希々
  • 風鈴や境内歩き明日を思う
    いともこ
  • 初もうで当たり両手にチョコバナナ
    いともこ
  • どくだみの白きクロスや刈らず置く
    春嶺
  • 祭りの端「好き」をかき消す客の声
    野山めぐ(めぐ)
  • 初めての浴衣姿を恥ずかしむ
    野山めぐ(めぐ)
  • 祭り明け無色の朝を黙々と
    花舎薫
  • 緑陰に目当ての屋台支度中
    遥琉
  • 参道の行列作る映えアイス
    遥琉
  • 運試し射的三発蝉時雨
    陽だまり
  • 薄闇や異界に続く夜店道
    陽だまり
  • さじ形にストロー切ってかき氷
    なつのおわり
  • 万緑の屋台に山と紅しょうが
    なつのおわり
  • 浴衣のブラジル人はんなり歩き
    風羽
  • 宵祭ケバブ売る子は黒髪で
    Broken Bow
  • 青楓や石灯籠も店番す
    花花車
  • 認定日土手でどら焼き四月来る
    花花車
  • 薫風に鏑矢放ち颯爽と
    朝夕人
  • 五月晴れ下鴨の森馬疾走
    朝夕人
  • 夏祭香具師もまだ来ぬ午前九時
    向日葵姐
  • 浴衣の子肩車されりんご飴
    向日葵姐
  • 風そよぐ新緑ゆらり遊びをり
    アサギマダラ
  • 香水を辿れば君のところまで
    青柳四万十
  • 夏近し妖怪と屋台覗き込む
    法伝 妙重
  • 怨霊も都大路のまつり見て
    法伝 妙重
  • 蝉しぐれ屋台はまどろみ宵待つ
    市子
  • 宵碧し琉金と兵児帯ゆらゆら
    市子
  • 髪を結ひ叩く太鼓や躑躅燃ゆ
    早霧ふう
  • 参道の罅を青苔繕へり
    細葉海蘭
  • 夕顔にちょぼ焼きめくるくるりんこ
    心寧 侑也(ここね ゆうや)
  • ダッシュ後の集合場所は氷旗
    メレンゲたこ焼き
  • かき氷蜜のいろいろ染む通り
    メレンゲたこ焼き
  • 昏るるとき奥へ奥へと夜店の灯
    ゆきえ
  • 若楓参道で売るりんご飴
    二城ひかる
  • 型抜きの子らの背丸く夜店の灯
    ぽんころん
  • 二十歳過ぎ父と二人で宵宮へ
    村雨 藍
  • りんご飴瞳煌く夏の空
    村雨 藍
  • こんがりともろこし焼けて渡月橋
    夏の町子
  • 木下闇老婆ひっそり七味売り
    夏の町子
  • 春祭「あれ買ってよ」と動かぬ子
    山田紅苑
  • 緑さし顔寄せマンゴと宇治金時
    森田ゆり
  • かき氷崩してみつけた餡の味
    森田ゆり
  • つりしのぶ揺れる午前二時の言い訳
    ちえ湖
  • 藍浴衣の碧眼美女や爪にラメ
    芝歩愛美
  • 参道を一直線かな青嵐
    花ばば
  • 団扇貼る勘亭流の推しの名
    福間薄緑
  • 横文字もズラリと並ぶ夜店かな
  • 若楓写真の君は綿菓子手に
    シワ
  • 境内は大夕焼けに包まれて
    一徳斎
  • 生ビール飲み干す女饒舌に
    一徳斎
  • 宵山の戻り囃子に箸振れり
    円海六花
  • 初春に屋台を抜けてみくじ買う
    えみりん
  • 若き日に我を誘うよもぎの香
    えみりん
  • 狐面祇園祭やこんちきちん
    ヒロヒ
  • どら焼きや冷えた河原に春隣
    ヒロヒ
  • 林檎飴食らふ夫とビール飲む
    きいこ
  • 花の宴出郷の子の姿なく
    きいこ
  • 万緑の重し早めのチェックイン
    あま門
  • 夏祭り屋台は疫病み(えやみ)にさらはれて
    あま門
  • 屋台出て背なにおおきに風薫る
    夢散人
  • 引かるる手揺れるへこ帯初夜店
    髙田 純佳
  • 花笑ふはしゃいだ君とチョコバナナ
    髙田 純佳
  • 境内に匂い漂う春の風
  • 夏祭り綿あめ買ってと言えなくて
    みほ
  • 寺門前多言語の列走り蕎麦
    木漏
  • 天幕の焙煎香乗せ青葉風
    木漏
  • 親子旅京の葉桜今もなお
    文心美
  • 甘酒の提灯と舞妓の帯と
    甘茶お抹茶
  • 京町の「うどんあり〼」春時雨
    甘茶お抹茶
  • 夏祭孫の駄賃は子の二倍
    家守らびすけ
  • 相伝の植田夜明けの三段雷
    よはく
  • だんじりの喉の熱り秋茄子
    樋ノ口一翁
  • 山鉾を見上ぐる喉の白さかな
    樋ノ口一翁
  • 発電機だがが蛍はなんにもきこえない
    ナノコタス
  • 「おおきに」の使い所の夏屋台
    若林くくな
  • 京都旅吾子の予約の鰊蕎麦
    若林くくな
  • 万緑の城山の店遠き空
    にこまぐ
  • 新緑や店は千歳の風を知る
    にこまぐ
  • 箸落とし戻る屋台に松落葉
    笑道心文
  • 焼き音に笛の音交じる祭かな
    ヤスジン
  • 人混みに探すあの日の浴衣かな
    ヤスジン
  • 鳥居抜け階段の先夏氷
    じゃくはい
  • 縁日の甘栗持って孫見せに
    じゃくはい
  • 汗みどろいつ齧れるの林檎飴
    西瓜頭
  • 屋台のおばちゃん君が年上山笑う
    西瓜頭
  • 夜店には失くせしものの売られをり
    或曲
  • 夏祭り浮かれて走る屋台かな
    もっさん
  • 受験期や恋のバス停通過します
    朝宮馨
  • 葉桜残して鯛焼き屋は北へ
    朝宮馨
  • 五杯目の生ジョッキドン春夕焼け
    白いチューリップ
  • 春の暮異国の人の箸使い
    白いチューリップ
  • 今朝ははや夏越の祓え明の星
    鄙野蕎麦の芽
  • 手水舎に独り咽せをり夏の果て
    鄙野蕎麦の芽
  • 梅雨晴れや「必勝」吊るす鞄負う
    桂馬
  • 藍浴衣ポイが破れて仁王立ち
    かよちゅう
  • 屋台梁絡む小さきこいのぼり
    甲斐杓子
  • 打水や途切れぬ人の屋台前
    甲斐杓子
  • 新緑のトンネルくぐり縁日へ
    りひそ
  • チョコバナナ頬張る童ご縁日
    りひそ
  • 竹秋に車夫の背揺れず阿闍梨餅
    ミモザ育
  • 花嫁の視線に胡瓜一本漬け
    ミモザ育
  • 新緑や賑わいのなか君と食べ
    茶井
  • 風薫る子供時代に戻る午後
    茶井
  • 子の見入る飴屋の技や夏祭り
    夜汽車
  • 朱の橋を渡る浴衣に火影かな
    夜汽車
  • 夏祭り屋台とがめし人はなく
    水鳥川詩乃
  • 静けさや客待つ屋台夏の朝
    崎曽根篤子
  • かき氷人気一番屋台順
    崎曽根篤子
  • 啖呵売通訳できず古都の春
    常然
  • 鼈甲飴かざす浴衣にコンチキチン
    内田ゆの
  • 賑わいも静寂もあり京の夏
    霜川このみ
  • 夏めくやキッチンカーの若店主
    全代
  • 纏い付く声と匂いと夜店の灯
    全代
  • 夏木陰歩調ゆるめる屋台街
    青村秋入
  • 死に場所を選べず売られゆく金魚
    ボイス&フィンガー
  • 紅葉舞う露店に天狗鞍馬山
    一胡
  • 夜店の灯果てて子の手のこはきかな
    酒天わーい
  • 街騒をイカ焼き食らふ春の宵
    田中 百子
  • ポシェットの小銭ちゃんちゃり夜店かな
    森ともよ
  • こほりみせ手のひら厚き店主ゐて
    森ともよ
  • 舞子さん小走りになる春の宵
    ハッピー
  • 朧月夫と歩いた京の街
    ハッピー
  • 白目高スマホ見る手をしまいけり
    鶴喰 照
  • 夏めくやポニーテールの弾む肩
    しみず楽翠
  • 半袖の朝練の子や青楓
    しみず楽翠
  • 君わらう淡い絞り夕顔
    種田山東京
  • 木漏れ日や大樹に凭れ氷水
    紫木蓮
  • 虹色の螺髪の如しかき氷
    山本とりこ
  • 囀りや鳥居並びて朱色濃し
    穂々々
  • 夜店ゆくルージュの少女十そこら
    穂々々
  • 姿勢よく寸胴のバナナが旨い
    英ルナ
  • 幼き日出店の手伝いかき氷
    千日紅
  • 紅生姜透けしたこ焼き夏近し
    金魚
  • 匂い立つ屋台の煙薄暑かな
    道草散歩
  • 春驟雨慌て飛び込む屋台かな
    道草散歩
  • ぽっくりを鳴らしてみたい夜店かな
    大地緑
  • わたしは宇治抹茶風薫る境内
    悠美子
  • 川床に母と最後の二人旅
    悠美子
  • 子の祈願綿菓子ねだる夏の雲
    長谷川吞気