写真de俳句の結果発表

第44回「京都の屋台」《人》①

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第44回「京都の屋台」

評価について

本選句欄は、以下のような評価をとっています。

「天」「地」「人」…将来、句集に載せる一句としてキープ。
「並選」…推敲することで「人」以上になる可能性がある句。
「ハシ坊」…ハシ坊くんと一緒に学ぶ。

特に「ハシ坊」の欄では、一句一句にアドバイスを付けております。それらのアドバイスは、初心者から中級者以上まで様々なレベルにわたります。自分の句の評価のみに一喜一憂せず、「ハシ坊」に取り上げられた他者の句の中にこそ、様々な学びがあることを心に留めてください。ここを丁寧に読むことで、学びが十倍になります。

「並選」については、ご自身の力で最後の推敲をしてください。どこかに「人」にランクアップできない理由があります。それを自分の力で見つけ出し、どうすればよいかを考えるそれが最も重要な学びです。

安易に添削を求めるだけでは、地力は身につきません己の頭で考える習慣をつけること。そのためにも「ハシ坊」に掲載される句を我が事として、真摯に読んでいただければと願います。

 

※結果発表欄では添削した形で句を掲載する場合がありますが、「マイ句帳」に収録される句は投稿した段階の句がそのまま保存され、投稿以降の修正や削除は不可となっております。予めご注意願います。

【第44回 写真de俳句】《人①》

串刺しのバナナのチョコがうざったい
留辺蘂子
緑陰へ木箸に刺さるものを買ひ
佐藤儒艮
ぬらりひよんの夜店砂ほり婆の夜店
黒子
ケバブ屋の煙草にまた火柳の芽
多喰身・デラックス
シロップはカラフル天気雨の屋台
ゆすらご
単語帳離さぬ姪の夏祭
ゆすらご
片蔭の屋台を風の翳疾る
内藤羊皐
先輩の髪の匂へる祭かな
内藤羊皐
STの促音便や風薫る
杜まお実
クラファンの鳥居進みて夏の海
杜まお実
唇の赤し祭の果ててより
葉山さくら
葛切や京の葉陰は水の音
葉山さくら
夏祭り天狐の面は兄ぢやなく
原 水仙
逃亡犯ゐさう緑雨の参道を
梵庸子
休日の空青楓やはらかし
梵庸子
羅のにほひ甘やかかむやしろ
信茶
はんなりと消ゆる水占かざしぐさ
空木花風
葛の葉やきつねみくじに五芒星
空木花風
帰りにと言われ寄らずのかき氷
京あられ
メーデーや寮生集う音楽堂
やまだ童子
祇園会鎮める八坂の闇深し
つづきののんき
かあちゃんとパキッとかじる棒きゅうり
つづきののんき
天蓋は青葉若葉の出店かな
一生のふさく
若葉雨屋台の中の影二つ
風蘭智子
焼きそばは売り切れ御免若葉風
風蘭智子
青嵐結界の気は揺るぎなし
冬島 直
青楓りんご飴屋は休憩中
冬島 直
環七に面す鳥居や木下闇
海羽美食
昼前を神社に氷菓食うスーツ
海羽美食
スワンボートよ木下闇の娘よ
青水桃々
緑陰や街角ピアノから君は
青水桃々
刺青の透ける白シャツりんご飴
吉野川
腰骨にくつと角帯夏まつり
日永田陽光
待ち合はす揃ひ浴衣の屋台裏
比良山
狐の氷売り狸のおつかい
しみずこころ
ユニフォーム並ぶ夏氷カラフル
しみずこころ
おろしたての兵児帯の香や初蛍
城ヶ崎文椛
妙にまるいピカチュウ描いてある夜店
城ヶ崎文椛
風薫る中堅俥夫のヒラメ筋
渥美こぶこ
遠雷や御前様より請ふ写経
高橋寅次
石段に他校の生徒木下闇
高橋寅次
バス降りし人みな流れつく祭
円堂実花
洛中の出見世に匂う深緑
花弘
新緑の生々しさにむせかえる
谷山みつこ
露天主の金髪きらり夏来る
ピアニシモ
ダンサーの光るつま先青葉風
ピアニシモ
初めての色つきリップ夏祭り
灯り丸
大きな手大きな時計かきごほり
古瀬まさあき
鎮守への青葉を魚のごと登る
古瀬まさあき
夏の夜の試練りんご飴の歯形
松虫姫の村人
初恋と同じ消え方かき氷
まっちゃこ良々
ささくれの指に舌あり木下闇
森野みつき
真っすぐに暮らせぬ世間金魚玉
そうり
ペガサスの翼夜店の飴細工
そうり
たぬき面つけて春夜をたこ焼きと
ぷるうと
ぴりぴりと焼かる春夜のたこ焼きは
ぷるうと
舞妓さん青龍味のかき氷
中村すじこ
しるべ石金魚に聞いた帰り道
中村すじこ
万緑や手水作法を学ぶ子ら
ペトロア
ヘラ傷のあまた夜店の鉄板に
ペトロア
夏雲や石の鳥居をはみ出して
西村小市
バーガーを食す巫女あり日の盛
西村小市
失せ物の出でず溜息の片蔭
江藤すをん
緋毛氈に祈祷受くるや役詣
山川腎茶
持ち帰るわた菓子しぼむ梅雨催い
歩一
替え玉を覚えた屋台扇風機
びんごおもて
時代劇ロケの茶店や青楓
小倉あんこ
白南風や屋台の列の長きこと
けーい〇
夜桜へ入りて屋台の迷路かな
けーい〇
闘魂の半被の屋台かき氷
沢田千賀子
気前良き香具師のかけ声夏の雲
満る
まやかしの指輪夜店の灯へかざす
天陽ゆう
二の鳥居まで並ぶ屋台や若楓
まあぶる
綿あめがないと泣く子へ緑濃し
千夏乃ありあり
割箸に貫くきうり屋台舟
千夏乃ありあり
予備校の窓にひとすぢ夜店の灯
小川都
薫風をたっぷり掬う綿菓子機
粳としこ
つぎつぎに消えてく花火に影がない
もぐ
藪入りや京の屋台のおばんざい
八かい
大学芋に並んで待つや神楽坂
八かい
父と娘のサシ飲み屋台若楓
けい女
女梅雨車窓に残る男子の名
あすかきょうか
夏祭り明けたる朝の匂いかな
あすかきょうか
晶子忌に選る今どきのチョコバナナ
あみま
着信は気のせいにして氷宇治
あみま
左手にお釣り右手に蠅叩き
渡邉 俊
金の眼の狐面選る紺浴衣
坂野ひでこ
二の腕の美しき曲線夏氷
うからうから
蟻ですがりんご飴落ちたとのこと
胡麻栞
老母未だ「宮城」と言ふ昭和の日
星埜黴円
被覆土の失せし玄室風薫る
星埜黴円
焼きそばの輪ゴムはち切るほど盛夏
ふるてい
チョコ纏う前のバナナが屋台裏
ふるてい
ハンカチは白し啖呵の女香具師
大西どもは
飴細工透けて万緑ゆらぎをり
大西どもは
緑蔭に店長訓話宮の杜
素人(そじん)
千年の都をそぞろ青葉風
うに子
色事のいろはも知らずかき氷
うに子
道順を示す立札独活の花
青木りんどう
黒百合を活けて姑に嫌われる
青木りんどう
大道芸帰り支度の背に夕立ち
みずきの
新緑の屋台斎王代の列
橋本千浪
新緑の神社牛車を引くバイト
橋本千浪
兜虫不言実行とは猛し
井納蒼求
去年より薄いメロンのかき氷
小川晴よ
カリカリのそばと青海苔こどもの日
小川晴よ
白南風や店番のピアスきらきら
Q&A
手水舎へ灯籠へ狛犬へ飛花
Q&A
緑陰を賽銭の音の跳ね返る
る・こんと
結晶のひかりしゃくしゃくかき氷
みづちみわ
アメリカンドッグ千本夏祓
みづちみわ
今日もまだ言えずにラムネ玉からん
柊まち
畳まれた屋台に静かなる緑雨
柊まち
ママといふ驚き上手若葉風
飯村祐知子
子ども神輿運べる太き腕六本
飯村祐知子
祭舟狐の面に紅刷いて
杏乃みずな
宵宮や狐に戻つてしまふきみ
杏乃みずな
かき氷ぽろぽろ神様の通り道
七瀬ゆきこ
青梅の小さく落つる親不孝
七瀬ゆきこ
夫とくぐるこれが最後の茅の輪かも
にゃん
緑陰や唸る屋台のバッテリー
蓼科 嘉
琉金の朱あかあかと喪が明ける
笑笑うさぎ
夏立つや貴船に洗ふ手の清ら
笑笑うさぎ
千円の貸し言えぬままかき氷
加納ざくろ
アルタイル新樹の丘の観測所
加納ざくろ
ヒーローへ子らの絶叫夏来る
キッカワテツヤ
チーママの衣紋抜きたる浴衣かな
キッカワテツヤ
参道に犇めく屋台宵戎
里山まさを
福笹を立てて一献屋台酒
里山まさを
粥すすり台南の暑の朝餉かな
チリンドロン
参道の焼き銀杏の紙袋
チリンドロン
曇天の茅の輪屋台は準備中
竹田むべ
真っ黒を煮込む屋台のおでんかな
丸山 晴耕
新緑や石畳には朝の雨
神保一二三
梅雨寒や串までねぶるあぶり餅
彩汀
露天商の首のタトゥーや青葉濃し
彩汀
うぐひすのふん二つ買ふ夏の宵
赤味噌代
麗かや朱印受ければ飴四つ
朝月沙都子
宵宮の果てにスマートボールかな
西野誓光
緑陰の独りに固きりんご飴
西野誓光
背伸びして渡す硬貨に夜店の灯
萩 直女
夕卜の石から石を青時雨
小山美珠
肉叢の烟る夜店や龍の石
小山美珠
差上げの三基へひかり祇園祭
トウ甘藻
万緑や輿丁の声の遠からず
トウ甘藻
赤髪が賽の河原に夜店組む
花屋英利
くじ引きの喧騒ちゅーとレモン水
夏雲ブン太
灯るほど夜店の裏の闇深し
泉楽人
大楠の緑蔭香具師の長口上
泉楽人
片陰の屋台に光る飴の鳥
めぐみの樹
金魚屋のおつちやんやけに狐顔
伊藤 柚良
指輪に跳ぬる子よ夜店の灯は平和
伊藤 柚良
夏浅し今年は牛車曳く役に
大久保加州
サファイアの指輪百円夏祭り
玉響雷子
綿菓子に巻き取られゆく春の風
玉響雷子
夏帯を解くやつまみは屋台飯
ノアノア
杣谷の楓若葉や沢の音
しげはら京子 (俳号を変更しました)
パピヨンの耳新緑へ傾きぬ
板柿せっか
翌朝の綿菓子萎む青鬼灯
小笹いのり
宮参り猪目の石に薫る風
山羊座の千賀子
アロハシャツの巨漢やりんご飴ひとつ
ひつじ
蘖や本殿前の御神木
前川雪花
灯火や屋台手伝う子らの夏
間 静春
射的屋の玩具煌煌夏の宵
清白真冬
ビニールの空気は金魚一尾分
清白真冬
氷菓より始まる恋の中にゐる
土井あくび
初めての金魚初めて死を知る子
土井あくび
宮入の若衆煽ぐ大団扇
平井伸明
参道の奥ほど安き夜店の面
鈴白菜実
紙芝居鳥居の陰で見た遅日
陶瑶
春日傘奪ひて京の曲芸師
陶瑶
初夏の磴神木の影しづか
岸来夢
春愁の重さと同じりんご飴
岸来夢
書き直す答弁案や冷し飴
幸田梓弓
氷いちご明日もぶらぶらしています
幸田梓弓
飴湯買ふ置屋の母の低き声
百瀬はな
朝蝉や配線伸ばすたこ焼き屋
百瀬はな
先生の奥さんきれい藍浴衣
でんでん琴女
餅まきは四時からだってかき氷
でんでん琴女
夜桜の妖気か星を塗り潰すは
笑田まき
山笑ふ旧約聖書にある廃市
宙海(そおら)
削氷や我が家系図に桓武天皇
宙海(そおら)
夏祭り父は一日綿菓子屋
ひよこ草
あの屋台また出ていたよ立葵
小川さゆみ
面売りの面を上げれば若き汗
仁和田 永
斑点のバナナはまた企んでいる
仁和田 永
もみくちやや焼きそばの香と花椎と
いかちゃん
しまひには神主も撃つ夜店かな
いかちゃん
吾子を抱く母の背を押す夏祓
東田 一鮎
PayPayで払ふたこ焼き祭笛
伊藤 恵美
ばらばらにひびく太鼓や若かへで
伊藤 恵美
帰ったらそうだ迎え火焚かなくちゃ
里山子
例年の並びの屋台緑さす
あまぐり
夏祭ソースの付いた手に釣銭
あまぐり
神苑に月の使者かもしれぬ鹿
このみ杏仁
なりゆきの一部始終をゆかたの子
このみ杏仁
緑陰やざくりとかじる苺飴
幸の実
昼の蚊や古本まつり最終日
もりたきみ
山鉾の波を横目に出勤す
雪音
寅さんの弱いところへ薫る風
池内ときこ