第54回「パンダと観覧車」《並》⑥

評価について
本選句欄は、以下のような評価をとっています。
「天」「地」「人」…将来、句集に載せる一句としてキープ。
「並選」…推敲することで「人」以上になる可能性がある句。
「ハシ坊」…ハシ坊くんと一緒に学ぶ。
「並選」…推敲することで「人」以上になる可能性がある句。
「ハシ坊」…ハシ坊くんと一緒に学ぶ。
特に「ハシ坊」の欄では、一句一句にアドバイスを付けております。それらのアドバイスは、初心者から中級者以上まで様々なレベルにわたります。自分の句の評価のみに一喜一憂せず、「ハシ坊」に取り上げられた他者の句の中にこそ、様々な学びがあることを心に留めてください。ここを丁寧に読むことで、学びが十倍になります。
「並選」については、ご自身の力で最後の推敲をしてください。どこかに「人」にランクアップできない理由があります。それを自分の力で見つけ出し、どうすればよいかを考える。それが最も重要な学びです。
安易に添削を求めるだけでは、地力は身につきません。己の頭で考える習慣をつけること。そのためにも「ハシ坊」に掲載される句を我が事として、真摯に読んでいただければと願います。
※結果発表欄では添削した形で句を掲載する場合がありますが、「マイ句帳」に収録される句は投稿した段階の句がそのまま保存され、投稿以降の修正や削除は不可となっております。予めご注意願います。
【第54回 写真de俳句】《並⑥》
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春休み上野のパンダの前回りいともこ
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白良浜や光る白砂夏景色たけ
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ぬいぐるみパンダ秋寂しゴンドラたけ
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まつろわぬパンダの背みるこどもの日野山めぐ
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パンダの子守唄春の観覧車茅々
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花の中園児の列は観覧車遥琉
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観覧車花の宴を一望に遥琉
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風光る妻乗りたして観覧車陽だまり
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放課後のスケートデートなき遊園なつのおわり
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春の昼笹食むパンダ股赤しなつのおわり
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観覧車下りはいびき春の風風羽
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春疾風握る手強く観覧車風羽
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春昼や祖母と赤子の遊園地すそのあや
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下萌やパンダ甘やか近づき来あんこ
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珍獣の水鞠遊ぶ草いきれ朝夕人
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ドローンの烏賊火捉ふや屋形船オアズマン
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春昼の愉しむパンダ「お一人様」オアズマン
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観覧車まんだらの骨組み清和向日葵姐
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可惜夜の春風揺れる観覧車青柳四万十
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レインボーカラーのレジャーシートや日うらうら市子
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逆上がりまだできかねて夏近し細葉海蘭
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春なんぞ無心所着のパンダかな心寧 侑也(ここね ゆうや)
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観覧車にそむくパンダの春の餐心寧 侑也(ここね ゆうや)
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春光の円くふちどる観覧車ゆきえ
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春昼や観覧車でも田畑のみぽんころん
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春の空パンダころげてハイ抱っこぽんころん
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乗り遅れゴンドラ回る星月夜夏の町子
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観覧車相手変われど山笑うりっこう
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冴ゆる夜の山頂に観覧車二基天上たこ
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パンダより大きくなった?こどもの日天上たこ
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観覧車オレは乗らない春の雷かきくけ子
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竹の秋パキパキさよならシャンシャンの音森田ゆり
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春空や木登りパンダふわふわと芝歩愛美
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竹を食むパンダ長閑やズームイン芝歩愛美
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竹林の狭き空にも春の雲花ばば
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雑念も散らせば平ら竹落葉そよかぜ
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長閑なる観覧車から見たパンダ鳥鳴里乃
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春寒の観覧車降り手を繋ぐあおい
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麗らかや人垣越しのパンダの背あおい
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春立つやペンギン散歩の旭山あま門
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春眠や祖国の夢見て笹かじる髙田 純佳
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観覧車故郷見えぬ春霞髙田 純佳
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白浜のサファリウォーク冬うらら碁練者(ごれんじゃー)
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春日和サファリ見下ろす観覧車碁練者(ごれんじゃー)
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栗ごはんニュースはパンダ初来日琥幹
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桜散るExpo行きの観覧車琥幹
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春悩む動物園か遊園地みほ
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冬晴れにパンダの向こう観覧車みほ
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春の海車窓流るる観覧車木漏
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宵闇にピンクリボンの観覧車木漏
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春浅しパンダ似の猫まるくなり文心美
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サヨナラは言わないつもり青き踏む家守らびすけ
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桜蘂降るゆるやかに梳く洗ひ髪よはく
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観覧車に駆動せらるか冬星座樋ノ口一翁
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陽炎やふわりと大熊猫帰郷する安久愛 海
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観覧車音無き窓に油蝉笑道心文
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鉄籠のパンダ見送る秋の空黒田栗まんじゅう
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味噌玉でミッキー作るたなごころ黒田栗まんじゅう
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お前もかパンダの背中木の芽時わぎゃん
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ここへ来てパンダ丸まる花の雨西瓜頭
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ぐるぐると蜘蛛の巣乗って遊びたしねこぱんだ
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遊園地もパンダも初めて小二の夏ねこぱんだ
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寒空にパンダ遥かに観覧車もっさん
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シンデレラ城へ春の関越道朝宮馨
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行く春や白浜生まれのぺぺ・ル・モコレオノーレ・オオヤブ
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観覧車案内役の雲雀かな白スニ
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補陀落へいざ漕ぎ出せや春の海ひな野そばの芽
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寝たべする愛しい娘親子草のんびりくまたん
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天ぺんの観覧車濃し春きざすミモザ育
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芝焼の跡をパンダ逝くの報ミモザ育
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彼の国のゴンドラ淑と春浅しさよ彦
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逃げ水や丘追ひ越せば観覧車夜汽車
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東京でパンダは食むや竹の秋常然
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パンダ眠る除夜をめぐる観覧車沖庭乃剛也
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春はいま頂上にゐて接吻す沖庭乃剛也
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春の雲孫大人しき観覧車全代
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霜月や街もパンダもセピア色青村秋入
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早春の光抱くパンダの肉球森ともよ
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棚曇りパンダの背には観覧車鶴喰 照
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春の夜を七色に染め観覧車紫木蓮
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春色や輪と輪の繋がる観覧車山本とりこ
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観覧車カラリと蹴りて竜天へ金魚
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竹若葉食むるパンダや子の笑顔道草散歩
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春北斗廃園をまだ巡りをり大地緑
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いつもので通じるメニューあたたかしいちすぺ
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観覧車近づき離る春の月清水ぽっぽ
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春の旅パンダ天国和歌山へみさ
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ゴールデンウィーク明けて肋間ひらく朝さくさく菫
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笹を食むパンダと目が合う薄暑かなさくさく菫
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麗かに竹食む眼下の熊猫よ直感勝負
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観覧車回る回る春の夢喜悦
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観覧車で愛の告白夏は来ぬ喜悦
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観覧車仰ぐ春の夜珠のごとミワコ
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人寄せの桜の里のいきいきと帷子川ソラ
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春の風時巻もどす観覧車帷子川ソラ
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隙間風今は限りと観覧車那烏夜雲
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白黒の目元かわいや春上野岡 ミミズク
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初旅や三福団子と一万歩藤康
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春愁や雷鼓のごとき観覧車奥ノ碧心
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恋鳴きや観覧車背に春の月ズッキーニン
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観覧車かげに熊笹ゆき遊びズッキーニン
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ひと目見むパンダめがけて春帽子ゆいか
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三婆の蓮池過ぎて観覧車ゆいか
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初観覧車覗く花見も初体験みーあ
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黒山にカンカン沈む夏帽子八一九
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春の空パンダのような目と耳とまちつぼ
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野遊びやパンダ悠々笹喰らふ小澤翔明
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厩出し空青淡く野も淡し小澤翔明
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西日受け淡い思い出観覧車静岩
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春霞ゴンドラのもと寝るパンダ静岩
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凍つる夜の大観覧車映画めく桃圓
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黄落の路傍や気配消す男。桃圓
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観覧車夏空旅す孫と吾大久保一水
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木の芽時パンダ柄の猫の恋大久保一水
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観覧車夕焼けの空光満つ涼和人
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秋天や眠るパンダに観覧車ゆうき
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密室を浮かせて春の観覧車今 結月
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今日もまたそこに居るのか春日和Aki
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春の日にパンダ公開に並ぶ父石津 さくら
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山笑ふ登山電車で箱根路を石津 さくら
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花吹雪後ろにぼんやり観覧車桃華
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春逝けり俯き座る雄の顔小川 茜園
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コスモクロック揺らめく髪にヨット白く三日余子
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春の日にパンダ座りの笛吹き女蛙手
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春愁翼を持たぬパンダかな紫子
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春泥をまたぎももいろ観覧車キッチンハイカー
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五月晴視界良好観覧車大和明希子
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春の空ただいま滞在観覧車小泉れもん
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目借り時天に臍干すパンダかな柳翠
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ゴンドラや覗くは我よ淡雪よ田上南郷
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子に別離告げあぐね初夏パンダ園織乃
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濃き日陰パンダのそりと腰落とす織乃
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ソーダ水添い寝のパンダ見つからぬパキラ