第69回「日本最古のビアホール」《人》④

評価について
本選句欄は、以下のような評価をとっています。
「天」「地」「人」…将来、句集に載せる一句としてキープ。
「並選」…推敲することで「人」以上になる可能性がある句。
「ハシ坊」…ハシ坊くんと一緒に学ぶ。
「並選」…推敲することで「人」以上になる可能性がある句。
「ハシ坊」…ハシ坊くんと一緒に学ぶ。
特に「ハシ坊」の欄では、一句一句にアドバイスを付けております。それらのアドバイスは、初心者から中級者以上まで様々なレベルにわたります。自分の句の評価のみに一喜一憂せず、「ハシ坊」に取り上げられた他者の句の中にこそ、様々な学びがあることを心に留めてください。ここを丁寧に読むことで、学びが十倍になります。
「並選」については、ご自身の力で最後の推敲をしてください。どこかに「人」にランクアップできない理由があります。それを自分の力で見つけ出し、どうすればよいかを考える。それが最も重要な学びです。
安易に添削を求めるだけでは、地力は身につきません。己の頭で考える習慣をつけること。そのためにも「ハシ坊」に掲載される句を我が事として、真摯に読んでいただければと願います。
※結果発表欄では添削した形で句を掲載する場合がありますが、「マイ句帳」に収録される句は投稿した段階の句がそのまま保存され、投稿以降の修正や削除は不可となっております。予めご注意願います。
【第69回 写真de俳句】《人④》
夏至の屋台カリーブルスト四人分
むい美縁
夏至祭のパンからはみ出すウィンナー
むい美縁
金曜のビール湿布を貼り替えて
なみこまち
ホームランは空へビールは三杯目
彼理
炎昼の銀座地下街立ち飲みバー
ルージュ
叔父逝きてジンギスカンとビールの夜
世子
冷蔵庫息子のエリアの缶一本
日吉とみ菜
昼飲みのビールキラキラもう裸足
桂月
残業を終えてふらっとビアホール
原島ちび助
川べりのカフェサイダーの泡強し
木村あずま
ラジオDJアニメを語るソーダ水
木村あずま
麦の秋酒場に歌うローレライ
つるぎ
マイスターのほどよき泡よ麦酒干す
つるぎ
昇進を祝ふ同期の生ビール
滝川橋
レモン水一滴含み覚醒す
団塊のユキコ
置き去りのスマホ空ジョッキ乱立
みなし栗
入梅やザワークラウト山盛りに
紫月歪丸
ウェイターのオールバックの艶麦酒
田畑 整
夕虹やグラス冷やして時計見て
青井晴空
ジャズバーの分厚い扉梅雨の雷
青井晴空
追試終えマッシュポテトの粗き店
牧野冴
夏休みネコ型ロボのピロリロと
はね花
あなたなる酒盛りこなたなる枝豆
望月美和
失恋やひたすらに割る落花生
千暁
二杯目のビールほろ苦指輪抜く
夏の舟
化粧脱ぐ女ビール呷る男
ヒマラヤで平謝り
ビールに噯気あとは離婚の話し合い
ヒマラヤで平謝り
薄月やブックマッチの記憶降る
ふたば葵
地ビールに遠野物語のかをり
十月小萩
窓は碧白夜のカフェのニニ・ロッソ
花はな
ずたぼろのからだ軋ませビール飲む
智幸子
白墨にまみれて夜のビール飲む
智幸子
サーバーのレバー金色ビール大
石川潤子
お酌慣れしてませんてば戻り梅雨
瀬央ありさ
明日までの上司枝豆はじけ飛ぶ
あおい結月
二次会はなくて溽暑を花束と
あおい結月
百年のざわめき宿すビールかな
竹乃 空気男
山盛りの灰皿煙る瓶ビール
水無月
赤銅の腕や麦酒の泡の白
唯野音景楽
頬疵のうすき旧交夏休暇
唯野音景楽
再会は銀座の古いビヤホール
草野ふうこ
乾杯のジョッキ重たし夏の果
草野ふうこ
彩飾の壁画の人やビール注ぐ
東ゆみの
コンビニは孤独な楽園夏の蝶
東ゆみの
母危篤車窓一面麦の波
富永三紀
吟行の評価さんざんビールうまっ
植木彩由
ビヤホール吾もロートルも文豪も
植木彩由
懐に初任給ありビアホール
中村あつこ
稲荷山登り切りたり麦酒待つ
蕃茄
阿字池やたゆたふ堂に夏衣
蕃茄
ルブタンのヒール別れの生ビール
理恵にゃん
生ビールぷは生ハムの薔薇ぱくり
一寸雄町
カスタードの鯛焼えらぶ小春かな
一寸雄町
梅雨晴間ただそれだけに乾杯す
杜野みやこ
ピザ伸びる天井アーチのビヤホール
骨のほーの
地ビールや仮設テントの昼の月
骨の熊猫
黄痣のような金曜日の麦酒
鰯山陽大
白シャツや肩を揺らして煙草吸う
老蘇Y
発音の授業の続きパブの夏
たまさもち
真夜中の我と倅と缶ビール
宮本 モンヌ
新盆の酒瓶片すゑひもせす
ぞんぬ
皿割れて瓶割れて呵呵ビアホール
ぞんぬ
隠れ飲むバーテンダーの麦酒かな
杉本年虹
誰も彼も麦酒呑みほす時の声
杉本年虹
ビール注ぐ舞妓の首が折れさうで
ノセミコ
サイダーの沸々少女の喉ぼとけ
ノセミコ
口角にビールの泡やソーセージ
の菊
耳打ちのビールの泡の高さかな
山尾政弘
古き顔ベントウットのビヤホール
山尾政弘
つまらない話したくて缶ビール
小花風美子
子を産んで育て働き缶ビール
小花風美子
昼ビール先着ひとり席を死守
さち今宵
指先の冷えややませにジョッキ持つ
楽奏
登頂の熱冷めやらず缶ビール
シナモンティー
初ビール+ブラートヴルストシュネッケ
海月のあさ
左手にビール右手に電気ブラン
織部なつめ
眼鏡拭きながら銀座のパセリ噛む
織部なつめ
夏の夜や幼なじみに会える街
青屋黄緑
梅雨の月奴はいつもの大ジョッキ
青屋黄緑
五稜星の煙突乾杯に草いきれ
迷照 りん句
下戸のかんぱい白靴ゆらす卓の下
迷照 りん句
レコードやなほ紅灯に恋ふビール
麦のパパ
校了す角打ちへいざ生ビール
花和音
ジョッキ干すあぎと美し樂たのし
入江みを
生ビール四つ部長の分からず屋
湧翠
枝豆の殻鉄壁の如く積む
郡山まる
梅雨晴のホール壁画のアカンサス
酒呑走人
物語を紡ぐ木の椅子ビアホール
たかみたかみ
東京出張新幹線待ちビアホール
たかみたかみ
生地厚きプラハのケバブ青嵐
雨野理多
生ビールの注ぎ方部長のいなし方
雨野理多
鈍行の車窓や温き缶ビール
風の木原
泡くぐるラガーの苦み鷗外忌
風の木原
友逝くやほら葉隠れの揚羽蝶
鈴木杏(あんず)
旅の夜やバルの麦酒とピンチョスと
鈴木杏(あんず)
カラオケの得点を待つビールかな
日々の茶めし
花栗や噂どおりの通夜振舞
舟端たま
焼骨に混じるステント月涼し
舟端たま
ニ杯目の麦酒あおって告白す
なおちゃん
生きるのは辛いビールは美味いけど
なおちゃん
再会や余る一缶目のビール
くるぽー
色硝子の光を透かす麦酒かな
雪客
オフ会のビール無点に乾杯
紅紫あやめ
山盛りの粒マスタード油照
紅紫あやめ
先輩へなみなみビール恋のこと
はなぶさあきら
生ビール4つ四人の一日あり
はなぶさあきら
一端に二年目の干すビールかな
髙田祥聖
泡となるビールたしかに綺麗事
髙田祥聖
ビアホール戸口から沸く声の波
わかめ
喧騒のなか鳴らす喉生ビール
志無尽おたか
先生いつも生徒の話生ビール
田中麦(水豚庵改め)
ソーセージ噛めばぱつんと夏終る
田中麦(水豚庵改め)
十人の手を渡り来る生ビール
横山雑煮
をぢさんの浪漫ビールの出る蛇口
横山雑煮
ビアホールのラムプたをやかなる湿度
津々うらら
風薫る朝よソーセージに切れ目
音羽実朱夏
片蔭や二列で進むゴッホ展
朝野あん
ざわめきは空耳午後のビアホール
雨野雀雨
パイントの重さ避暑地の酒場にて
雨野雀雨
夏惜しむジョッキ担ぎし力瘤
がらぱごす
襟緩めジョッキの響き浴ぶる夏
がらぱごす
新婚の愚痴かのろけかビアホール
白秋千
相槌を打ちつ枝豆つるり食む
白秋千
定年は翼よ午後のビアホール
かなかな
泣き止まぬ子の声遠くビアホール
平岡梅
居酒屋の嬌声漏れる寒昴
平岡梅
ビールとポルカ飴色の香のホール
文月蘭子
渇望の街へ茅花の風微か
文月蘭子
ビアホールの喧騒果てしなく孤独
窪田ゆふ
ビール待つ金曜夕風を走る
窪田ゆふ
麦酒置く夕餉ひと日は極上に
踏轍
酌の間のほど佳き女将額の花
踏轍
ビアホール我も金色の魚となる
あなうさぎ
ヨーデルの上手い上司やビアホール
あなうさぎ
泡は消ゆ消えぬ言の葉ビール注ぐ
風蘭
地ビールを置きセッションの始まりぬ
紫黄
春のバル看板猫の名は「しらす」
紫黄
初夏や銀座のビアホール想ふ
牛乳符鈴
追試果つ夏の夜のデビルズカット
天宮ほたて
晩涼の百年の椅子キィと鳴く
天宮ほたて
地麦酒と屠殺の気配残る肉
俊恵ほぼ爺
ナイターの七回待たず三缶目
春のぽち
常連は鳶の総代ビアホール
仁
相席の皆片言やビアホール
仁
クフ王の墓にビールの醸造所
小川野雪兎
ビールくぴくぴ合コンはや脱落
小川野雪兎
ビールまだ苦し母にはなりぬれど
ゆきみ
無粋だがバーのビールを私にも
島田あんず
オリーブの葉のさざめきや麦酒飲む
青野みやび
肉汁や夏があふるるソーセージ
青野みやび
手風琴のトロイカ走るビアホール
トヨとミケ
善と悪泡に分かるる黒ビール
亘航希
現世のよく見ゆる椅子ビアホール
亘航希
ビール注ぐ親族席の空いたまま
葉月庵郁斗
ビアホール平方根をそらんじる
三宅 光風
定期船溢れんばかり春到来
しげ尾
ひょっとこの小さきも混じる盆踊り
しげ尾
ソーセージ弾け良夜のホットドッグ
なないろ
歓声爆発生ビールキンキン
なないろ
病窓に絢爛のビアホール見ゆ
ふづきかみな
聞き飽きた与太話外はメーデー
井村 壽々
乗り換えで掻っ込む飯と冷し汁
錆鉄こじゃみ
取りあえずのジョッキに泡や麦の秋
藤田ほむこ
缶ビール苦さばかりが立つ夜かな
稽古
真ん中のパセリのソルベ舌に溶く
稽古
CTの中のおとうと春暑し
志村肇
弟へぶらんこのパス目の高さ
志村肇
離婚して風に吹かれて飲むビール
田近詩泉
梅雨晴れやオランダ坂の空は青
紫桜
開演を待つ間のカシスビールかな
常磐はぜ
濡れ髪を片手で拭いてやれビール
常磐はぜ
新盆や君の愛した酒を呑む
山浦けい子
金口の泡美しき銀座の夜
美川妙子
釣瓶落しや埋め戻さるる遺構
とひの花穂
コンパ後の一人の月夜ロキソニン
とひの花穂
ソーセージのパセリ似てるって言うな
戸村友美
乾杯とドイツ民謡麦の秋
鈴なり
千べろのマジックアワーのビアホール
沢山葵
Oliviaの唇つんと大ジョッキ
おりざ
ソーセージぶっ刺しかっ喰らう極暑
白猫のあくび
ビアホール余白のやうな夕まぐれ
久蔵久蔵
ビール飲むをんなの白きのどぼとけ
雪結由花
ノンアルを分け合ふ夫婦はつがつを
池田義昭
八寸は光琳笹に冷し酒
池田義昭
また一人寡婦となりけりビール注ぐ
水須ぽっぽ
シャンディガフ還暦過ぎの恋の味
水須ぽっぽ
麦酒うま銀座ライオンふうの庭
こころ美人
マスタードをビールで流すこれが夏
猪子石ニンニン
獅子の吠ゆ明治の喉も渇きけり
猪子石ニンニン
洗鯉今なら酒を酌み合へる
岸野ゆり
足音を聞き分けし日も初蛍
岸野ゆり
麦酒呑みいっきに縮む逢わぬ日々
あらまち一駒
三度目のプルタブを引く大西日
モト翠子
短夜よ罵詈雑言を綴り消す
晴芽みやび
浴衣がけ荷風がいそうな神谷バー
竹庵
迅雷やフラムドールが浮かび出づ
竹庵
子の奢り立ち飲みのクラフトビール
ふぃーかふぃか
琥珀なるホールに冴える麦酒かな
青山楽夢
ボウタイやジョッキへ一気ビール渦
わおち
パツパツのヴァイスヴルストヴァイスビア
わおち
