第69回「日本最古のビアホール」《人》⑤

評価について
本選句欄は、以下のような評価をとっています。
「天」「地」「人」…将来、句集に載せる一句としてキープ。
「並選」…推敲することで「人」以上になる可能性がある句。
「ハシ坊」…ハシ坊くんと一緒に学ぶ。
「並選」…推敲することで「人」以上になる可能性がある句。
「ハシ坊」…ハシ坊くんと一緒に学ぶ。
特に「ハシ坊」の欄では、一句一句にアドバイスを付けております。それらのアドバイスは、初心者から中級者以上まで様々なレベルにわたります。自分の句の評価のみに一喜一憂せず、「ハシ坊」に取り上げられた他者の句の中にこそ、様々な学びがあることを心に留めてください。ここを丁寧に読むことで、学びが十倍になります。
「並選」については、ご自身の力で最後の推敲をしてください。どこかに「人」にランクアップできない理由があります。それを自分の力で見つけ出し、どうすればよいかを考える。それが最も重要な学びです。
安易に添削を求めるだけでは、地力は身につきません。己の頭で考える習慣をつけること。そのためにも「ハシ坊」に掲載される句を我が事として、真摯に読んでいただければと願います。
※結果発表欄では添削した形で句を掲載する場合がありますが、「マイ句帳」に収録される句は投稿した段階の句がそのまま保存され、投稿以降の修正や削除は不可となっております。予めご注意願います。
【第69回 写真de俳句】《人⑤》
ホイアンははや夏の風333
阿呆鳥
祝杯を見つづけてゐるビヤホール
くさもち
水中花ホールにのこる遠き恋
くさもち
矜持もて注ぐ百年やビヤホール
水きんくⅡ
黒ビール十ほど運ぶ乙女かな
水きんくⅡ
さみだるる回転ドアへ酔客を
理佳おさらぎ
河童淵へふらふらホップ摘み終へて
理佳おさらぎ
悩みなんて金の気泡さ生ビール
桐山はなもも
ワインきらきら白夜のコペンハーゲンよ
佐藤レアレア
さみどりのクスクスサラダ半夏生
佐藤レアレア
短夜や遊ぶ体力だけ無限
浅田香歌
マスターの孫と献杯黒ビール
立石神流
旧交のビールぐるぐるソーセージ
小鉢
退院の途やなみなみと生ビール
小鉢
大蜘蛛入れた押し入れを閉めて寝る
イケダエツコ
春の夜にザワークラウト酢の甘し
高田ちぐさ
喉にをる鬱玉流し込むビール
高田ちぐさ
昇進の上司饒舌ビール注ぐ
キャロット えり
謎解きの解けて乾杯缶ビール
キャロット えり
家で飲むビールは苦し銀座ライオン
黒岩牡丹
天井に扇風機メニューは五つ
黒岩牡丹
花の雨デンキブランにぞめく夜
天六寿(てんむす)
冷房は効かず五席のショットバー
天六寿(てんむす)
銀ぶらや昭和を遺すビヤホール
青井季節
一人ゐる女は涼しビアホール
さとうナッツ
銀座ライオン前に午後五時雲の峰
さとうナッツ
江戸切子うっすら紅よ席が空く
横須賀うらが
午後八時クラフトビール既読なし
横須賀うらが
サーディン缶開ける新涼の角打ち
たーとるQ
星涼しザワークラウト漬かるころ
たーとるQ
嘘隠す嘘隠す嘘黒ビール
うくちゃんま
祭りの日泡だけやぞとお父ちゃん
のりこ
闇市は知らぬメーデー歌過ぎゆく
紫すみれ
腹割って勘定割って五月祭
紫すみれ
溺愛す夜風・喧騒・生ビール
秋野しら露
万緑やウィンナ・ワルツを新妻と
秋野しら露
ヒール脱ぐ朝の銀座の生ビール
深町宏
缶ビール下戸の我が家に冷えており
松本厚史
春の朝ウインナー反りタコ笑ふ
松本厚史
水中花どこか信用できぬ人
はまちこ
正論もオーダーミスも水茄子も
はまちこ
還暦を祝うあの日のビアホール
はま木蓮
味蕾みな直立したる生ビール
広島じょーかーず
ごきぶりやヒトより古参だとしても
広島じょーかーず
千年をアルトビールの琥珀色
柿司 十六
片手にビール浪速のライブハウス
谷川ふみ
石垣の修復図面百日紅
咲山ちなつ
地ビールや歌って踊る生バンド
天風さと
再会の破顔さざめくビヤホール
天風さと
鎌髭やホールのビアは十八番
釋愚拙
金縁のグラスの泡や麦の秋
よしろう
熱帯夜光りを放つ洋酒棚
よしろう
すり傷沁むビールあおればさらに沁む
鱈 瑞々
大ジョッキ苦い腱鞘炎の夏
釣女
昼飲みの愚痴を聞いてよ蝸牛
春野あかね
夕焼けを残すジョッキで乾杯す
たじまはる
Orionの提灯仄か仙翁花
七森わらび
星月夜病棟の窓は開かない
浜千鳥
賑やかな席に馴染めぬビールかな
慈夢りん
乾杯の泡やはらかし初鰹
慈夢りん
再会のモスコミュールよ夏に入る
花豆
ライオンのビール上布をゆったりと
花豆
叶わない方の夢見る柘榴の実
創次朗
とまり木に止まらぬ鳥や太郎の忌
創次朗
豪脚の騎乗カメラに五月晴
月季 紫
何事もなかった皿の檸檬だけ
うーみん
厨房の皿の音夏の夜のダンス
ユリノキ
コースターに滲むアドレス夏の果
ユリノキ
つゆ入りやえんぴつけずりご、ご、ごろろ
壱時
頑張りは可視化できない小ニ・春
壱時
楽聖の住みしホイリゲ麦酒酌む
久木しん子
夏の朝杉樽酢の香町歩き
雪割草
居酒屋の棚に埴輪と蠅叩
霧賀内蔵
膝立ちに貰ふ茄子田楽とハイボール
霧賀内蔵
メガジョッキの泡ふるわせて新社員
おおい芙南
駅前の炉端驟雨のピンヒール
おおい芙南
ぐびぐびと骨伝導になる麦酒
水鏡新
ナチスの夜あかるい麦酒酌みにけり
水鏡新
泡中の銀河飲み干すビアガーデン
智隆
ビヤホール昔ばなしの漂流記
どゞこ
ひさびさの墓前や小さき缶ビール
菅原ちゑ
スピーチやビールの泡のやるせなし
菅原ちゑ
流氷の色のビールや水平線
鈴木 リク
一席の残る乾杯黒ビール
ひーちゃんひーちゃん
かりゆしのシーサー跳ねるビヤガーデン
ひーちゃんひーちゃん
円蓋へ満面の笑みビアホール
瞳杏
汗ぬぐふ麻婆豆腐は辛さ度5
みやもとや
左腕のジョッキ食券は四杯分
山本八角
蒼穹やビール降らせるボレーシュート
水越千里
泡消えたビール見つめるまだ訓示
鈴木そら
とりあえずビールとりあえず生きてる
鈴木そら
ビヤホール背筋伸びたる燕尾服
南全星びぼ
オンライン送別会炬燵に並ぶ缶酎ハイ
日月見 大
わたくしのおごりと十六夜のキール
日月見 大
退院や階段を下り日の夏へ
ひまわり
ビール干すあいつのいないクラス会
多数野麻仁男
黒ビール手巻き時計の止まるまで
真秋
説教はおしまいハッピーアワーのビール
福朗
旧友の手のしわ深しビアグラス
布川 洋一
黒ビール注ぐ店主の中折れ帽
三日月なな子
陽水のずっと掛かりしビアホール
三日月なな子
黄昏の銀座界隈黒麦酒
高見 正太
乾杯のウッドデッキへ大西日
高見 正太
十三年欠ける人なき墓参
清水縞午
熊罠に音尖りたる牙の白
感受星 護
秋風はピルスナーの香石畳
睦花
祝杯の高きパドルや夕薄暑
睦花
挨拶は長しビアジョッキは重し
陽
椅子の背がぶつかり合いてビアホール
陽
十月のミュンヘン金色の奏で
閑陽
ビアホール見知らぬ人と肩を組み
閑陽
カウンター淋しき人のビールあり
朱鷺
ビアホール高天井へ声昇る
朱鷺
麦酒酌む星ある空を恋ひながら
ガリゾー
隠居して辛子多めの冷奴
長谷部憲二
夏の宵昭和歌謡の生バンド
老黒猫
四畳半祖父母父母春こたつ
ちよ坊
ソーセージ弾ける音や夏来る
ちよ坊
生ビール飲む新宿のビル風よ
銀猫
乾杯は撮影のあと春日和
蓮天
ビアホールの扉は重し土用凪
蓮天
薬指に指輪かビール飲み下す
UVA桜
喧騒に溶け残る吾よ夏の月
ひいらぎ
乾杯てふ頌歌をちこちビヤホール
満生あをね
夏旺ん両手に五個の大ジョッキ
入道まりこ
声高に法螺吹く漢やビヤホール
蛙目
栓抜きの無き友宅に瓶ビール
蛙目
万緑を行く墓地までのバス五分
こきん
酔客の名刺溽暑のごみ箱へ
青き柚子丸
自称弁護士の男現る朱夏
青き柚子丸
若き血や轟きやまぬビアホール
佐藤さらこ
献杯のビールほろほろ泡の消ゆ
佐藤さらこ
ビアホールレトロタイルの断片よ
千寿 ココ
夏の蝶ならし保育の三時間
千寿 ココ
スチールギターのピックとビアホール
芳生
紺色のネクタイ銀座風光る
塞翁が馬
今宵またビールの泡に消す記憶
華婦香 (カフカ)
スコア0−1腕組みの生ビール
雄蹴
一斗樽届いて鮎の解禁日
海里
灼けてゐる取り外されたスピーカー
奥伊賀サブレ
ビヤガーデン五卓先から関西弁
奥伊賀サブレ
名刺貰ふ吾子は桃パフェつつきをり
右端ぎゅうたん
ソーセージ我先に刺す夏の昼
となりの天然水
ゼミの輪のまだ打ち解けずビヤホール
となりの天然水
猫たちと残されて海生ビール
砂糖香
ビールビール残り二分の同点弾
鳥乎
多言語の「乾杯」交わすパブは初夏
鳥乎
せのびして銀座ライオン黒ビール
バイカウツギ
ビアホールモザイク壁画とざわめきと
バイカウツギ
幾度目のジョッキをぶつけ合うアロハ
夏村波瑠
生ビール運ぶ太っとい生命線
三浦海栗
喇叭飲みのビール佐世保の風はジャズ
三浦海栗
青田道トントン前のゆり組さん
まるるん
B型の同期の愚痴と暑気払
まるるん
新歓の迎酒駅前のビアガーデン
苅桜守
休肝日だらけの父へ供えるビール
欣喜雀躍
金口グラスにビールとビール、ウーロン茶
欣喜雀躍
走馬灯電気ブランの甘さかな
めたぽ
骨付きの肉噛む前歯生ビール
めたぽ
ツーショット消せビール飲め今日は泣け
江口朔太郎
コースターに÷2書く男やちちろ
江口朔太郎
教え子も白髪混じりのビアガーデン
大月 銀
ばっさりと保険解約缶ビール
大月 銀
降格の内示ビールの味がしねえ
天雅
瓶ビール父の喉仏の重し
天雅
忽ちに凱めくやビアホール
さく砂月
夜勤明け電停までの缶ビール
新米にぎりめし
桜唇を月の匂ひの猿酒
翡翠工房
ディアンドルの白き胸元黒ビール
翡翠工房
ライオンの木椅子の傷や生ビール
のの夏
生ハムとブルーチーズと黒ビール
のの夏
ビールは中瓶肉豆腐あり〼
秋月あさひ
モボ・モガの使ひしグラス夏館
渡海灯子
永年の誤解を解くビールかな
小田毬藻
二杯目のコロナビールやツーベース
のんきち
美しき髭の給仕や麦の秋
田原うた
夏の夜のさつと散らばるトリュフ塩
田原うた
合格の宵や土鍋のタンシチュー
ぜのふるうと
夏旺ん妻のシャウエッセンは五本
丸井たまこ
遺影置く泡消えビール減る一つ
犬山侘助
暮れ残る麦穂の壁画風涼し
ちょうさん
踏み越えぬ境界線やビール酌む
冬野とも
面影を飲み干しビール冷えてゐる
冬野とも
あかがねの乳房の怒濤ビール来ぬ
沼野大統領
毛脛まで赤し野太しビール酌む
沼野大統領
人生の主役はわたしビール来よ
伊藤映雪
父は他界母は毒親冷奴
伊藤映雪
着拒否の通話夏の夜が重い
うめやえのきだけ
くたびれたスーツ坩堝の夏の夜
うめやえのきだけ
晩涼の万博締めのチェコビール
薫空ろろ
入梅や一途に曲がるソーセージ
草夕感じ
塩ふれば葉緑素うごめくパセリ
草夕感じ
我が生はクリームソーダ頼まぬ生
百瀬一兎
赤貝や知らない人の余命聞く
百瀬一兎
金色のビール飲み干すシャネル5°
あが野みなも
ビヤガーデンハートカクテルめく夜風
あが野みなも
転勤の街に老舗のビヤホール
日光月光
ぼそぼそと話す父と子ビヤホール
日光月光
挨拶は長いビールの泡儚い
一井かおり
猛暑かな水滴染みるコースター
一井かおり
