おウチ便り

おウチ便り|84

おウチ便り たくさんのお便りありがとうございます

組長、家藤先生、運営の方々、第6回おウチde俳句大賞授賞式にご参加のみなさま、お疲れさまでした。〈良き日かな髪を洗えただけだけど〉が、まさかの優秀賞、そして大賞をいただけることになり驚いております。本当はもう少し「髪洗う」という季語についてもお話ししたかったのですが、授賞式の日の朝から具合が悪く、式の一時間前まで日比谷公園の駐車場で寝ていたため、頭が働かず拙いスピーチとなってしまいました。それでも沢山の方に共感いただけたようでとっても嬉しいです!SNSが性に合わずやめてしまったため、なかなか皆様とお話しできる機会がありませんが、いつも皆様の句を楽しく、時に切なく鑑賞させていただいており、人生の質を高めるエキスとして吸収させていただいております。これからも「おウチde俳句くらぶ」を一緒に楽しませていただけたらなと思っております。よろしくお願いします。

帝菜

第6回おウチde俳句大賞で、〈経血赫し仙人掌のいびつな徒長〉をトイレ部門最優秀賞に選んでいただき、ありがとうございました。まさかの最優秀賞だったので、中々自分の句が発表されず、これは間違えて呼ばれたんじゃないかと一人で焦ってました。最後の最後に自分の句が短冊から出てきてホッとしました。緊張して壇上では言いたいことの半分も言えませんでしたが、私的に女性の生きづらさや葛藤みたいなものを込めた句だったので、この句で受賞できてほんとに嬉しいです。選んでくださった先生、句意を余すことなくご鑑賞いただいた皆さん、あたたかく「おめでとう」と言ってくださった同じ席の方々、ほかにもお褒めの言葉などお声がけくださった皆さん、本当にありがとうございました。本当に優しい方ばかりが集まったすてきな時間でした。また先生に上手くなったね〜と言ってもらえるように、そして何より自分が楽しく日々を過ごせるように、これからも俳句を続けていきたいと思います。

常磐はぜ

第6回おウチde俳句大賞授賞式、開催ありがとうございました。またまた実力では行けませんでしたが、くじ運で3度目の参加!今年もたくさん笑って泣いて……仲間と励まし合っての素敵な集まりとなりました。今回大賞に選ばれた帝菜さんの〈良き日かな髪を洗えただけだけど〉について、異なる視点からという事でSNSで話題の「風呂キャンセル界隈」という若者中心の謎文化について発言しましたが、髪を洗う事も出来ない人というのは「風呂キャンセル界隈」という言葉が生まれるくらい、案外いるものなのだなと、過去入れなかった私は改めて思います。恥ずかしい事ではない。髪を洗えただけで充分!天才!今日も良い日だった!そうやって「生きる」を繰り返していきたいなと感じました。また、帰宅して母・二城ひかるに聞いてみた所「髪の毛が抗がん剤で抜けた後、また生えてきて久しぶりに自分の髪の毛を洗えた日の事を思い出した」と話していました。そうか、その読みもあったか!とこの句の持つ幅の広さに改めて感動しました。病気、被災など、様々な事情で髪を洗えなかった人達に寄り添う一句。まさに今年のおウチde俳句大賞に相応しい一句だなと心から思います。夏井組長・正人さん・マイクを繋いでいた兼光さん、松本楼のスタッフさん、夏井&カンパニーの皆様、朝日出版社の皆様、そして優しい社長!今年もありがとうございました!いつか実力で松本楼に行く事、引き続き私の夢です。改めてこの一年も夢に向かって頑張りますので、これからもよろしくお願い致します。

嶋村らぴ

第6回おウチで俳句大賞授賞式に出席させていただき、夢のような時間を過ごすことができました。夏井先生、夏井&カンパニーの皆様、朝日出版社の皆様、温かく接してくださった句友の皆様、本当にありがとうございました。 日頃から、月額たったの数百円でこんなに充実した内容で楽しく勉強できるとは、と感謝しておりましたが、授賞式に参加してみて、私のような初心者も受け入れてくださる、このくらぶと句友の皆様の懐の深さ、温かさにますます感銘を受けました。 今後も「ハシ坊と学ぼう!」の先生のコメントを熟読し、句友の皆様の句に刺激をいただいて勉強して参りたいと思います。 俳句を人生の杖として。松本楼での再会を夢みて。

ユリノキ