第68回「監視カメラに鵜」《ハシ坊と学ぼう!①》
評価について
本選句欄は、以下のような評価をとっています。
「天」「地」「人」…将来、句集に載せる一句としてキープ。
「並選」…推敲することで「人」以上になる可能性がある句。
「ハシ坊」…ハシ坊くんと一緒に学ぶ。
「並選」…推敲することで「人」以上になる可能性がある句。
「ハシ坊」…ハシ坊くんと一緒に学ぶ。
特に「ハシ坊」の欄では、一句一句にアドバイスを付けております。それらのアドバイスは、初心者から中級者以上まで様々なレベルにわたります。自分の句の評価のみに一喜一憂せず、「ハシ坊」に取り上げられた他者の句の中にこそ、様々な学びがあることを心に留めてください。ここを丁寧に読むことで、学びが十倍になります。
「並選」については、ご自身の力で最後の推敲をしてください。どこかに「人」にランクアップできない理由があります。それを自分の力で見つけ出し、どうすればよいかを考える。それが最も重要な学びです。
安易に添削を求めるだけでは、地力は身につきません。己の頭で考える習慣をつけること。そのためにも「ハシ坊」に掲載される句を我が事として、真摯に読んでいただければと願います。
季語なし
大連休還暦過ぎのうちご飯
酒井彩香
夏井いつき先生より
「鵜が遠く見つめる姿は、連休に予定もなくどこかへ行きたいなと思ってる私。そして監視カメラは、ご飯を待つ主人とでもいったところでしょうか」と作者のコメント。
「大連休」は、暦の加減で一年のうちのいつなのか? わからないですね。「黄金週間」「ゴールデンウイーク」ならば、季語になりますが。
「鵜が遠く見つめる姿は、連休に予定もなくどこかへ行きたいなと思ってる私。そして監視カメラは、ご飯を待つ主人とでもいったところでしょうか」と作者のコメント。
「大連休」は、暦の加減で一年のうちのいつなのか? わからないですね。「黄金週間」「ゴールデンウイーク」ならば、季語になりますが。


季語なし
胃カメラや鵜匠の如き医者の腕
源五郎
夏井いつき先生より
季語「鵜匠」を比喩として使っているので、季語としての鮮度は低くなります。
季語「鵜匠」を比喩として使っているので、季語としての鮮度は低くなります。


季語なし
鵜匠の手縄二時間目は算数
里春
夏井いつき先生より
教室の様子を「鵜匠の手縄」と比喩したのでしょうか。だとすると、季語としての鮮度は低くなります。


季語なし
合鍵のAirTagランドセルの朝
めいめい
夏井いつき先生より
季語はどれでしょう? イメージとしての一年生なのでしょうか。
季語はどれでしょう? イメージとしての一年生なのでしょうか。


季語なし
疲れ鵜の群れを乗せたる電車かな
砂芽里
夏井いつき先生より
「鵜」は季語ではありますが、「疲れ鵜の群れ」は比喩だと読めます。季語を比喩として使うと、季語としての鮮度が低くなるのは否めません。
「鵜」は季語ではありますが、「疲れ鵜の群れ」は比喩だと読めます。季語を比喩として使うと、季語としての鮮度が低くなるのは否めません。


季語なし
朧めく本音映さず監視カメラ
舞矢愛
夏井いつき先生より
「朧めく本音」となると、季語を比喩として使っていることになります。「めく」を外して、「朧夜や」などにすると、季語として立ってきます。
「朧めく本音」となると、季語を比喩として使っていることになります。「めく」を外して、「朧夜や」などにすると、季語として立ってきます。


季語なし
芝を踏む新しき骨キシと鳴り
浜千鳥
夏井いつき先生より
「芝」だけでは季語になりませんが、「夏芝」「芝青む」あるいは「枯芝」などのような季語はあります。歳時記を傍らにおいて、まずは季語と仲良くなりましょう。
「芝」だけでは季語になりませんが、「夏芝」「芝青む」あるいは「枯芝」などのような季語はあります。歳時記を傍らにおいて、まずは季語と仲良くなりましょう。


季語なし
おふたりさん写ってますよモニターに
一井かおり
夏井いつき先生より
季語を入れたいですね。
季語を入れたいですね。


季語なし
うなさるる歪む街影軋む音
清水ぽっぽ
夏井いつき先生より
表現したい空気感は理解できます。明確な季語が欲しいですね。
表現したい空気感は理解できます。明確な季語が欲しいですね。


季語なし
仲間かといっとき思い損したぜ
英曙
季語なし
誰映す言って鴉の立ち塞ぎ
英曙
夏井いつき先生より
「擬人化した鴉の立場で詠みました」と作者のコメント。
二句ともに、やはり季語は欲しいですね。「鴉」は季語にはなりませんが、「鵜」は夏の季語です。
「擬人化した鴉の立場で詠みました」と作者のコメント。
二句ともに、やはり季語は欲しいですね。「鴉」は季語にはなりませんが、「鵜」は夏の季語です。



