おウチ便り

おウチ便り|26

おウチ便り たくさんのお便りありがとうございます

夏井先生、家藤さん、お世話になります。私は国語の教員です。自分には才能がなくとも生徒には俳句も教えねばならず、こちらにお邪魔しています。季語を必ず入れるとか、季語は一つだけとか、切れ字も二つはだめだとか、「風」とくれば「吹く」は重複になるとか、全く基礎的、形式的なことしか指導できませんが、かわいいハシ坊くんと学んだことを生かしています。あ、もう一つ先生から学んだ大切なことは、詠者の詠みたいこと、すなわち感動は決して否定せず、表現の問題を指摘することです。多くの優れた方の中にあり、自分の作品は本当に箸にも棒にもかからずお手間を取らせているだけで、先生も虚しくなられるかもしれません。忙しく、落ち着いて俳句を彫琢できないのも事実です。が、一応このように学んだことを生かす努力をしております。これからもよろしくお願いします。

タツノオシゴト

夏井先生、こんにちは。先日は【第11回 写真de俳句】《ハシ坊と学ぼう!③》にてコメントをいただきありがとうございました。なんだかサインをいただいたようで舞い上がってしまいました……が、冷静に自作句〈秋分や夕日廊下に帯となり〉とコメントを繰り返し読んでいるうちに、気がつきました。この句を作ったのは、独学中の2021年3月で、その時の季語は「春分や」でした。中七がどうしても八音になってしまい、そのままにしていた句です。今回投句するために中七に集中して推敲して、ようやく七音の言葉を見つけ、できた! と思い、季語のことが頭から飛んでいたようです。自分で季語を動かしていました。狭い我が家の小さな絶景だと感動した光景ですが、推敲か、別な句にするかなど違う角度からも見つめ直してみようと思います。

としまる

初めてお便りいたします。九月に入会いたしました。先輩方の句や夏井先生の講評に奥の深さ山の高さを感じています。でも、とにかく始めてみよう! と「ドリルde俳句」を頭を捻り、先日初めて投句いたしました。最初は素直に〈芋掘りやバケツにデブとヤセとチビ〉そして、再考。バケツの中身なのかバケツを持つ人なのか、どちらにしてもはて? を目指して中七後半から「伊達と野暮とワル」に。そして、また再考。やはりバケツの中身に焦点を当てながら想像が膨めば楽しいかなと思い、さつま芋の銘柄に含まれる文字「金と姫と紅」に決めました。少し時間が経って、謎かけの川柳になってしまったかな、考えすぎて迷走したかなと感じています。ゆっくり永く続けようと思います。夏井先生、皆様どうぞ宜しくお願いいたします。

はな

夏井先生、初めまして。2020年の9月より投句しています。一人でぶつぶつ言いながらちょうど1年経ちました。2021年6月からTwitterを始めたことがきっかけで、俳号も新しくしました。みなさんとても親切で、よくお話できる句友もできて、益々俳句が、日常が、楽しいと感じています。俳句仲間にアドバイスをいただくことはすごく刺激的でお勉強になっています。でも、組長に読んでいただける機会がもっと欲しくて、ちょっと大変かもしれないと思いつつ入会しました。お家で過ごす時間を豊かにできることは素敵な営みですね。俳句を考える時、忙中ふっと自分時間を持てる密かな幸せを噛みしめています。俳句、上達したいです。よろしくお願い致します。

うた歌妙