おウチ便り

おウチ便り|38

おウチ便り たくさんのお便りありがとうございます

夏井先生、第14回「ウイスキーの小瓶」《ハシ坊と学ぼう!⑩》で私の句を取り上げてくださり、ありがとうございます。〈匙一杯酒飲みし父の花野よ〉の句は、思い入れがあるのに技術が追いついていないことは自覚していたので、年末にまさにこの句を見たときは、飛び上がるほど驚きました。毎月、とんでもない数の句をご覧になられていると思いますが、その中でも一番助言の欲しかった句を取り上げてくださるとは、思いが伝わったというか、見透かされたというか、さすが、夏井先生、すごい! と思いました。ご指導のポイントが、「『飲みし』は不要。あとは、『花野』という季語があまり利いてないので、上五の季語を工夫してみましょう」とのことで〈初春や匙一杯の酒を父〉としてみました。「季語+や」の定型ですが、正月に直し方を考えていたこともあり、子供や孫が集まる時期でもあるということで、この季語に託してみようかと思いました。これが着地点でいいのかまだ確信が持てないのですが、俳句の奥深さに一歩でも近づけるよう、毎月の「おウチde俳句くらぶ」のコンテンツを楽しみにして継続します。コロナ禍の中ですが、2月20日の八王子で句会ライブは、お顔を生で拝見できる機会と思い楽しみにしております。(もっと早く気がついていれば前の席を取れたのに……と思いましたがチケット取れただけ良かったです)

澄海まさと

数年前から、毎週、テレビ「プレバト‼︎」を楽しみに拝見しております。そして、2021年の夏ごろから、同じ年齢の夏井先生の著書などを読み、自己流で俳句の勉強を始めたのですが、このご時世で句会を探して参加することもできず、悶々としていました。でも、新しい年になり、思い切って、「おウチde俳句くらぶ」に入会したところです。まだ、日は浅いですが、毎日必ず歳時記で新しい季語を学び、言葉と格闘? しながら俳句を作っています。ご飯を作りながら、お風呂に入りながら等々、ふと気づくと指を折り、俳句の材料になる言葉を探している自分がいて、思わず笑ってしまう日々です。また、会員の皆様の句を数多くよむことで、新しい季語や言葉との出会いがあり、本当に勉強になります。うまくできなくても、積極的に投句して、夏井先生の厳しいご指導をいただけたら嬉しいです。

利休梅

はじめまして! 2月1日に入会させていただきました《月石 幸》と申します♪ 2021年の秋から俳句を始めました。夏井先生がおススメされていた藤田湘子先生の『新版20週俳句入門』を一通り終えたところで、初心者ながらどんどん投句を始めてみようと意気込んでいます♪(自分なりにできるだけ推敲・選句します!)さっそく色々なページを拝見させていただくと、夏井いつきの「おウチde俳句大賞」授賞式の様子が! ふだん「俳句ポスト365」や俳句雑誌で見たことのある俳号の方を何人か見つけ、急に身近に感じられてとっても嬉しくなりました♪ 夏井先生とのやりとりも感動したり、笑ったり、ほっこりとしました。焦らず、じっくりと取り組んでいきたいと思っていますので、これからどうぞよろしくお願いいたします♪

月石 幸

2021年1月より参加させていただきます。以前、会社の俳句サークルに20年ほど加わっていました。宗匠にあたる先生もなく、詳しい先輩たちが教えてくれるのんびりした会でした。定年退職後、また俳句を作ってみたくなり、今度は専門的に指導してくださる場がいいなと思っていたところ、この会を知り、欣喜雀躍いたしました。どうぞよろしくお願いいたします。

かなかな

2021年9月に入会しました。夏井先生と同世代の姉妹です。いつもありがとうございます! ふたりで《並選》を頂いた日には、大興奮の初心者です(汗)。姉妹で今は亡き両親を思い出したり、旅の思い出やら何やら少ない脳ミソフル回転で楽しんでおります。今は、姉の息子達がやっている整骨院をふたりで手伝っております。なんとかこの日常を切り取った会心の一句を詠むのが当面の目標です!

ほーの&熊猫

第4回から「おウチde俳句くらぶ」に参加させていただき、一年が過ぎました。毎回楽しく勉強させていただいております。先日、投句数が増加しているとのお話を伺い、ハッとしました。毎回40句ほど作り、平均7句ほどを投句してまいりましたが、じりじりと増えて一時は10句を超えることがありました。わたしの場合、「良い句がたくさん出来たから」ではなく、「わからないから先生に見ていただこう」という甘い考えからの投句の増加だったと気づき、反省いたしました。やはり自選力を磨くことが必要だと思い、最近は投句を5句ほどに絞り、自分で良いと思う順に①~⑤の番号を振っておくようにしました。結果が発表されると、自分の評価がどれくらいズレているか、照らし合わせて確認しております。第14回では、①=《人選》、②=《並選》、③=選外、④=《人選》、⑤=《人選》でした。第15回では、①=《並選》、②=《人選》、③=《人選》、④=《並選》、⑤=《並選》でした。まだまだズレが大きいですが、自分の句を以前より真剣に見直すようになりました。この結果予想はゲームのように楽しめるので、俳句を詠まない夫も喜んで参加しています。夫の評価の理由も参考になりますし、鑑賞眼だけでも磨いてもらえれば有難いので……。俳句を詠むのに尻込みしている人には、こんな形での種まきもありかもしれませんね。これからもご指導よろしくお願いいたします。

深山むらさき