おウチ便り|42
いつも《ハシ坊》コーナーは、教科書と思い熟読していますが、その中に見覚えのある句がありました。〈数へ日の水族館のえひゆらり〉です。これは2021年末に、孫と一緒に水族館へ煤逃げした時の句です。この季重なりの句を、なんと〈数え日のアカエイ水族館ゆらり〉と添削してくださいました。これは、工夫を教えてくださったのと同時に、句そのものをバージョンアップしてくださっていて感激しました。まさしく壁一体型の水槽を泳ぐエイを見ていたら、水族館そのものがゆらり……そして自分自身も揺れている感覚でした。ご指導ありがとうございました。
咲弥あさ奏
2021年1月に「おウチde俳句くらぶ」に入会して1年が過ぎました。毎月の題材に挑戦して、皆さんの句の素晴らしさを読むことの出来るたのしみ、自分の作句の進歩のないことの哀しさ、《並》より上にあがることもなく、それでも毎月2句か3句が《並》に選ばれることを糧に頑張っています。100ポイントになると、「おウチde通信簿」がもらえるということを励みに、3年でも4年でもかけて100ポイントをとり、通信簿を冥土の土産になるように頑張ります。
おケイちゃん
今般は『おウチde俳句くらぶ作品集 2021』を送っていただき、ありがとうございます。装丁と内容に、感動し、お便りをせずにはいられなくなりました。ご自身の著書の出版、テレビ放送へのご出演、そしてこの「おウチde俳句くらぶ」のご指導。そのご活躍に深く頭を下げて、感謝致します。ありがとうございます。作品集をいただき、万年《並》評価となりそうな自分を叱咤し、先生の選評と共に活字にしていただける句をめざして、精進していこうと、改めて思っております。長く短歌を作っている先輩に、万年《並》評価を愚痴りますと、多作をするように言われました。駄作でも多作していくなかに、ポツンポツンと、キラリと光を放つ傑作が、生まれるものだと。まだまだ稚拙で、自分の詠んだ句が、どれも愛おしい段階です。まだまだ修行が足りません。いただいた作品集を、丁寧にしっかり読んで勉強させて頂きます。本当にありがとうございました。末筆ですが、先生とスタッフの皆さんのご健康を、祈っております。くれぐれも、ご自愛下さいませ。
平松久美子
『おウチde俳句くらぶ作品集 2021』が届きました! どうもありがとうございます! 本の重みと手触り、真新しい匂い、本当に素敵です……! 超うれしい♪♪♪ さっそく、母の仏前にお供えしました。俳句を作るようになってからよく思うのが、家族が生きているうちにいっしょに始められていたら、やっぱりどんなにか楽しかっただろうなぁ……ということです。俳句を考えることでよみがえってくる、家族の思い出が痛くも眩しくもあります。俳句はとてもありがたいです。本当に本当に、どうもありがとうございます。
渋谷晶
20余年前に俳句を作ろうとしましたが、わざわざ季語を入れなければならない煩わしさから辞めてしまったことがあります。しかし「プレバト‼︎」を見て、夏井先生の見事な指導を拝見して、すぐにファンになりました。暫くして「おウチde俳句くらぶ」を知り、2022年1月に入会しました。まず俳句を作ってみること。そこからいろいろなことが分かってきたのです。季語については、季節を表すだけでなく多くの情報が含まれていて、中には20字や30字以上の意味を持っていることを知りました。俳句は17音に制限されているから、季語を使うことによって、より多くの景色を表すことができると気付いたのです。この頃は、少しの時間があると歳時記を眺めています。「田水沸く」の季語を見つけました。水田農家の五男坊として育った私にとって、この季語は、現場に立ち、水田の水に触れてこそ分かるもの、これが季語だと実感したのです。一方で「稲の花」が、秋の季語であることはどうしても、しっくりこないのです。私の身体の中には、稲の花は初夏にパチッと咲くと浸み込んでいるのです。《天》の俳句を2回拝見いたしました。素晴らしくて私は足元にも及ばない、途轍もない差を感じます。まだまだ身につけなければならないことが沢山あります。ふと一年後、私はどんな俳句を作っているのだろうかと考えることがあります。こんな未熟なものを作っていたのかと思えれば、進歩したことになります。よろしくご指導お願いいたします。
千里 または 五男坊
先日、待ちに待った『おウチde俳句くらぶ作品集 2021』が届きました。こんなに立派な作品集を無償で頂けるなんて、太っ腹です〜!! 私は第6回「鴉の巣」が初投句で、その時に《ハシ坊》でご指導頂き、その後第9回「青葉とリス」で、初めて《人》を頂きました。その時の2句が今回の作品集に掲載されて、とても嬉しい思うと共に良き記念になりました。俳句作りは良い選を頂く事だけが目的ではありませんが、やっぱり励みになります。《並選》一直線で、中々凡人の沼から抜け出せない私ですが、これからもコツコツと俳句作りを続けていこうと思っています。どうぞ見放さないで下さいませ。これからもよろしくおねがいいたします。
さくら悠日