おウチ便り

おウチ便り|41

おウチ便り たくさんのお便りありがとうございます

家藤正人さま、こんにちは。今日は雨の一日です。一雨ごとに春が来ればいいのですが。【第15回 ドリルde俳句】の結果発表で、私の句〈羽子板のひゅわんひゅわんと羽子の音〉も加えてくださりありがとうございました。楽しんで拝読しました。出ないだろうと思っていたので、自分の名前があるとびっくりするやら嬉しいやら恥ずかしいやらです。オノマトペは安易かなぁと思いつつも投句してしまいました。《ひろ笑い》さんの〈羽子板のさびしき裏と羽子の音〉が好きです。観察の句でもあり詩的です。ほんとだ!! 裏は板そのままだよね~っと、暗がりで見えていなかったところにライトが当たったような、そんな気がしました。今回も勉強になりました。ありがとうございました。今日投句した句は(私の中で)使ってみたい季語のランキング上位に入る「竜天に登る」を使いました。下五「竜天に」なったので尻二字は「んに」です。「んに」って……思いつきません。また、YouTubeの俳句チャンネルで『尻2字3角パス』があれば、(ぜひ、して欲しいです)良かったら「竜天に」使ってください。うふふ。そうそう、SDGsの句会ライブ途中から参加しました。楽しかったです。投句は出来ませんでしたが、組長の直筆の葉書が欲しい! 投句しないともらえないので次の機会があれば挑戦します。お忙しい中楽しいイベントを開催してくださりありがとうございました。コロナ感染者も高止まりしているようです。どうか体調にお気をつけてください。

卯年のふみ

我が家の向かいの小高い丘の山桜の木も芽吹きをはじめ、春を待つばかりでございます。夏井先生はじめスタッフの皆様にはお変わりございませんか? いつもご指導ありがとう存じます。さて、2021年4月にお仲間入れていただいてから一年になろうとしております。その間、9回の投句をさせていただきました。その都度《並選》をいただいてまいりました。そして、「第11回 江ノ島と夕日」「第15回 裏庭になごり雪」にて、《ハシ坊》に取り上げていただいて、宝くじで一等が当たったように嬉しゅうございました。あの膨大な投句の中から夏井先生がお目に留めてくださったのですから……。第15回「裏庭になごり雪」では〈菜の花や名残りの雪に身を縮め〉と詠みました。「菜の花に雪が降ることもありますので、この季重なりがダメなわけではありません。が、『菜の花』と『雪』があれば、季節外れの雪であることは分かるので、『名残りの雪』とまで書く必要はありません。『身を縮め』の擬人化は、ありがち。それらも含めて、再考しましょう」とご教授いただきました。歳時記を読み、菜の花を詠んだ俳句を読み、その中で「菜花の黄色」に出会いました。〈菜花の黄わずかな雪の色隠し〉中七で詩を生み出すのは至難のわざです。今の私はこれが精一杯です。これからは先ず一句の《人選》を目指して精進してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。冬から春への季節の変わり目、木の芽時。お忙しい先生ですから、どうぞお身体をお厭いながらのご指導を宜しくお願い申し上げます。

詠華

2022年1月より、夫婦で長く楽しめる趣味をと「おウチde俳句くらぶ」に夫(《横山雑煮》です^^)とともに入会しました。俳句を作ったことがなかったので、歳時記を購入するところからのスタートです。入会してすぐに、「おウチde俳句大賞」に無謀にも投句しましたが、先日、季重なりだったことに気づき、選句の手を煩わせてしまいすみません。そして、第18回のお題「小さな町の桜」では、桜が好きなので、嬉しくて沢山投句してしまいました。夏井先生が大変お忙しいのに、多捨できなくてすみませんでした。正直なところ、人様の句も自分の句も何が良くて何が悪いのかまだよくわからないのですが、《ハシ坊》のコーナーや夏井先生のご本やYouTubeチャンネルでよく勉強し、多作多捨できるように頑張りたいと思います。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。「おウチde俳句くらぶ」の先輩方、同時期に入られたお仲間の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

津々うらら

ままならぬ事が続くは、おこるは、となかなかきびしくしんどいご時世ですね。そんな中『おウチde俳句くらぶ作品集 2021』が春とともに届きました! 久しぶりに喜びの感覚がふるえました。松山市の「俳句ポスト365」に投句しコンスタントに人選を頂けるようになり、軽い気持ちで「おウチde俳句くらぶ」の会員になりましたが、《並》から上に上がれず、今まで自分の事しか考えず句をつくってきましたが、他の方の句をしっかりととらえて句会ライブに参加したり、YouTubeを見直すうちに、自分の句の底の浅さや言葉をいかしきれてない事を痛感しておりました。一時は、目標句集作成などと言ってた自分が恥ずかしいです。作品集を拝読し、なおさら凹みそうになりましたが、やっと一句《人選》にして頂きました。錚々たるメンバーのなかで選ばれた自分の名前をみつけた時は、喜びと通り越して嘘? と思いました。ありがとうございました。引越した先でもひょんなことから詩会ができるようになり、LINEで繋がってる友人数人と俳句のやりとりをしてます。一時は、やめようかと思った事もありましたが、俳句は、私をいつも支えてくれてたのでこれからは、俳句に嫌われないように種まきも続けながら精進したいと思います。

田村美穂(風)

初めまして。《くるみデニッシュ》です。この環境の中「俳句を作ること」は難しいですね。私は2021年の11月初旬まで入院しておりました。精神科であったため、持ち込める物も制限がありました。しかし本は持ち込んでよいものでした。私は苦しいとき・辛いとき、敢えて「暗い俳句」を作らないようにしていました。外出も制限されている中「おウチde俳句くらぶ」の存在は大きかった。昨日まで咲いていなかった花が少し先掛かっている、今日は気持ちが良い朝。限られた敷地内でも俳句は作れました。本当に「俳句」に支えられて過ごしていたと思います。まだ俳句を始めて3年目です。皆様のように良い句は作れません。だけど、家族の面会も制限されていた中、唯一の楽しみが「俳句」だったのです。俳句と出会い、そして始めてみようと思ったきっかけは、夏井先生です。本当にありがとうございます。退院して自由になった私……さらに俳句を楽しみたいと思います。

くるみデニッシュ

『おウチde俳句くらぶ作品集 2021』が届きました。活字になってる自分の俳号にくすぐったい気持ちになりました。《人》にいくつか取って頂いたので付箋をつけて夫に見せました。「この写真はいいよね。これは季語との取り合わせ?(夫半笑い)何これ読めない(こしたやみです)」とこんな感じです。これでは《天》《地》の素晴らしさを一緒に味わえない。無性に誰かと俳句について語り合いたくなりました。今後ともよろしくお願いします。

中村すじこ