おウチ便り

おウチ便り|46

おウチ便り たくさんのお便りありがとうございます

初投句〈白南風にパレード来たりと教へられ〉を《ハシ坊②》で取り上げて頂きました。投句する以前から《ハシ坊》やその他のアドバイス、ご指摘等々読んでいたはずなのですが、自分で投句してみて初めて身に染みてわかるというか、多少なりとも理解が進んだといいますか。評価が発表になる前に投句した句も、もちろんその時はよくできたと思ったものでしたが、あれではダメだった……あそこは説明的だった……と反省しきりです。でもその繰り返しが学びだと思うと、それも楽しさの1つです。これからも精進いたします。

明後日めぐみ

私の手元にクリアファイル入りの「おウチde通信簿」が届きました。1年と4ヶ月前の初々しい自分の作品から、現在の作品を辿ると、先生方の御指導のお陰で、変化を著明に感じ取ることが出来ました。更なる驚きは、この私の拙句に《地》をいただけたことです。《並選》にその句が無かったことに、後ろ髪を引かれる思いを募らせました。その瞬間、新たな予感へと変わっていったのです。そして、この冬ひとしきりの寒さが和らいだように、麗らかな川辺に立つことが出来ました。少しだけ辛かった冬を乗り切ったご褒美のように受け止めます。海のものでも山のものでもない、川に己の気持ちが入り込んで、この身に体験してきたことを作り上げたのだと思います。本当にありがとうございました。夏井先生の選評を読み、夏井先生の第2句集『句集 伊月集 梟』の〈春の水凹みて鯉の口あらわる〉を思いました。拙句も先生の選評により、数段上がるのだと感じました。春の池では、浅い水底を鯉がぬらりと泳いでいました。また、違う景色に立ちたいと思います。季節の変わり目、どうか、御自愛ください。

小山美珠

ようやく100ポイントをもぎ取って、成績書のような「おウチde通信簿」を頂きました。ありがとうございます。数で稼いでいる感は否めないです(^◇^;)自分の句はあんなに愛しく思っていたのに、改めて見ると《並》は《並》なりの香りを放っております。詩の分量が足りないというか、肩に力が入っているというか……。もう一歩、上手くなりたいです。そして言いたいことをまだ俳句で言えてません。より自分の句を愛するために?! 精進したいです。今後ともよろしくお願いします。

季凛

初めまして。私は今年50歳になる専業主婦です。34歳の時にメニエール病という目眩の病気を発症しまして、それから今日まで文字通り、目を回しながら2人の息子を育てて参りました。長男は大学生になって家を出て、次男も今年高校三年生。来年は大学生となり、同じく一人暮らしを始めようとしております。残されるのは夫婦2人とチワワ一匹。ここまで何とか育ててこれたなぁという気持ちもあり、でもやはり寂しくもあり、これから先は自分の楽しみを見付けていこうと思いまして、思い切って会員登録させて頂きました。目眩の関係でスマホが見辛い時もあります。どれくらい出来るか分かりませんが、細く長く続けられたら一番いいかなと思っております。ものすご〜く固い文章になってしまった気はしますが、初めてのご挨拶なので、頑張ってかしこまってみました。ちなみに息子2人は小さい頃から毎週一緒に「プレバト‼︎」を見ており、特に次男は高校生になっても「プレバト‼︎」は一緒に見てくれますので、今では句を見ただけで、指摘される箇所が分かるようになりました。俳句は詠んでくれませんが。いつか息子達にも「いいねぇ」と言ってもらえる句を残すのが今のささやかな夢です。よろしくお願いします。

いちこ

「おウチde通信簿」をいただきました。真っ白な厚手の紙に、とても綺麗な印刷。出版社ならではの上等な仕上がりに、恐縮してしまいました。自分の句がこんなにくっきり黒々と印刷されて、10割増のとても出来の良い作品に見えます。汚したくないので触らずに保管していたのですが、ぴったりのファイルを見つけました。コクヨの横型のファイル(A4-E ラT725 クリヤーブック ウェーブカットポケット)、色は青と黒の2色。お値段は少し高いけど、申し分のない美しい収まりです。うれしくて毎日パタパタめくってしまいます(リング式なので、平らかに開きます)。通信簿のファイルをご検討中の方、ご参考までに。

岬ぷるうと