おウチ便り

おウチ便り|58

おウチ便り たくさんのお便りありがとうございます

子育てが一段落した時、何の趣味も無かった私は「プレバト‼︎」で夏井先生を知りすっかり虜になってしまいました。その先生に添削して頂けるこちらのサイトを見つけ、入会手続きを送信する時はサウナの後の水風呂に飛び込む時のように心臓が高鳴りました! 実際入会して、毎月の皆様の投句を拝見すると、なんて素敵な表現をされるんだろうと、感動ばかりです。それと同じ位、今まで見た事も聞いた事もない漢字や言葉が多くて驚きます。困っていた所、今回のシステム変更で《並選》の句も字が大きく見やすくなった事、本文から文字を選択して直接Web検索が出来るようになった事が、素人の私には本当にありがたかったです。とはいえ、なかなか覚えるまでは至らず、同じ漢字を調べて「あー、こないだも調べたよね」と一人苦笑い。一生お勉強ですね。今はクモの巣の掲題に挑戦中、毎朝通勤のマイカーの中で、575、575と呟いてます。今後の夢は夏井先生がおっしゃる「読んで心が綺麗になった」そんな俳句を作れる人になる事です。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

かねすえ

夏井組長、【第20回 写真de俳句】の「散歩中の紫陽花」で《ハシ坊》2回目の選出、そして添削をありがとうございました。〈泡ごとき花房ゆらし雨蛙〉「『泡ごとき』は、『花房』の形状ですか?」はい、そうです。「ごとし」の連体形で「花房」を修飾したつもりでした。(ちなみにイメージしていたのはリョウブの花)実は日本動物植物専門学院というなかなか珍しい専門学校を出たくらい、子どもの頃から生き物全般が大好きで、動植物について普通あまり知られていないような情報を当たり前の事のように思い込んでしまっている傾向があるようです。(ちなみに上記専門学校はすでにありません、関係ないですが ^^;)このためか、今回もアマガエルの卵と泡が付きすぎで、誤読を招くという可能性にまったく気づけませんでした。「木の上に泡のような卵を産むのはモリアオガエル」とインプットされてしまっていたためです。今までも皆知っていて当然と思い込んで詠んできた句が結構あるような気がしてきました。また逆に、例えば「プレバト‼︎」で永世名人が詠んだ〈バーディで上がるホールや青葉木菟〉では、アオバズクは基本夜行性で稀に曇天に鳴く事があったとしても、その特徴的である鳴き声を本意と捉えた時に、詠みたかった内容と季語の不一致、つまり季語の選択自体に引っ掛かりを覚えてしまいました。ただ実際に夜間その声を聞いた事のない多くの人には、おそらく「青葉木菟」という字面やよく見かける緑多き枝に止まっている写真から、そのような違和感を持つことはないかもしれません。(ちなみに私は若い頃、鳥見旅の三宅島で幾晩もアオバズクの声を堪能することができました!)そう考えると、季語の本意の捉え方自体がそもそも難しく、共感とオリジナリティの両立という壁がますます高く険しいものだと(決して大袈裟でなく)感じられた次第です。ともあれ、あらゆる誤読の可能性を回避する徹底した推敲が必須なわけで、自分の推敲が甘い! という事はよくよく理解致しました。道は遠いですが肝に銘じて一歩ずつ…今後ともよろしくお願い致します。

靫草子

いつも大変お世話になっております。《欅山四十八景》と申します。2021年9月1日に、いつき先生の『世界一わかりやすい俳句の授業』と出会い、私の俳句への道は、轟轟と音をたてて門扉が開かれたのでした(実感としては門をこじ開けた先生が首根っこをむんずとつかみ、おりゃぁーっと俳句の世界に投げ込んで下さった、それくらいインパクトがあったのです)。定年退職後、それなりに楽しいリタイア生活を送っておりましたが、何かもう一つ人生の核になるものがほしい、と思っていた矢先のことでした。テレビで「プレバト‼︎」を見ては「自分も俳句をつくってみたい」と、妙な一句をひねったりしましたが、それがいいのやら悪いのやらさっぱりわからない。さてどうしたものかと思っていた、まさにその時に先生の本にめぐり合うことができたのです。先生のテキストに従って堰を切ったように作句を続け、そして本の中で推薦されていた『20週俳句入門』へ進みました。順風満帆と思われましたが、半年もすると、はて、どうにも壁にぶち当たっている気がする。最初のころのような楽しさが失われ、なんだか作句が苦しくなってきたような。まさにそんな時、先生の『世界一わかりやすい俳句鑑賞の授業』が発売されたのでした。いやあ全く、なんて痒い所に手が届くようなきめ細やかなご指導をいただけるものか、と。早速鑑賞を、と思いましたが、さて名句というものは本でも買いに行くかな、と思ったところ、ああ身近にあったではないですか。『20週俳句入門』の暗誦句が。今は暗誦句の解釈・鑑賞をごりごりと進めている最中ですが、ほんの少しづつ、作句の変化、手応えが感じられるような気がしております。気のせいかもしれませんが(笑)。私事ではございますが(ここに書くのは私事しかないですね!)心臓の持病が悪化してリタイアしたもので、無理のきかない療養生活を送っております。そんな中で俳句というのは本当に素晴らしい、自分にうってつけな道だと思っております。これからも精進を重ねて、目指せ《人》以上! で、頑張っていきたいと思います。今後とも宜しくお願い申し上げます。(これをつけないとおさまらないと思ってしまうのが、会社人間の名残ですね!)

欅山四十八景

こんにちは! 「おウチde俳句くらぶ」に入会して約半年、《雨野雀雨(雀雨改め)》と申します。《人》への道程は中々遠そうですが、一人で好き勝手に詠んでは悦に入り、結果道に迷っていた以前より、はるかに学ぶ楽しみに久々目覚めました。季語を探る楽しさ難しさ。こんな美しい言葉があったのかとハッとする嬉しさ。みずみずしい感覚が注入〜!! と思えば…ああ…まだまだだと凹むことの繰り返し。でもそれこそが生きること(大袈裟!?)このたび、22回目のお題の投句でも、なんと間違えて同じ句を(2句…)2回もポチッと投句してしまいました! 大変申し訳ありません…沢山の句に丁寧に目を通してくださる組長に、お手数をかけてしまいました…すみません。スマホやらパソコンに弱い私ですが、日々の中からきれいなものを見つける俳句づくり、精進してまいります。どうぞよろしくお願いします。

雨野雀雨

夏井先生、今日初めて句会ライブに参加しました! 愛知県の春日井市の会場です。先生の軽妙な、そして語尾まではっきりとした語り口、会場を巻き込むやり取り、本当に幸せな2時間でした。句会の楽しさと俳句を作る楽しみは別ものだと改めて感じました^_^ 隣りの席の方がうちわを持っていらっしゃったので、話しかけてみたら、句会ライブは3回目とのこと、それに驚いていたら、会場にはもっと回数多く足を運んでいらっしゃる方がいて、さらにビックリしました。それだけライブの魅力が素晴らしいということですね。また、サインもありがとうございました。サインの横の可愛らしい笑顔、今日の思い出とともに、タカラモノです! とりあえず、裾野チームの一員として、俳筋力を鍛えます^ ^ありがとうございました!

松雪柳

2022年の母の日に長野県塩尻市の句会ライブに参加させていただいたのをキッカケに、早速「おウチde俳句くらぶ」に入会し、チーム裾野に仲間入りさせていただいた《深生》です。これまで俳句に興味がなかったわけではないのですが、自分には縁遠いものと思っていました。ところが、句会ライブで夏井先生のお話と参加者作句を経験し、参加者の応援コメントや、秀句に選ばれた方々のお話を聞いたことで、何かがつながりました。過去には全くピンと来なかった俳句の世界ですが、句会ライブをキッカケに、自分の生活や経験を言葉にしたいとウズウズするようになったのです。また、俳句で表現しようと思うと、自分の内側のしんどさや暗さではなく、外側に広がる世界に目を向けられらようになり、日常生活での心持ちが一変しました。ストレスで押し潰されそうになって泣くことがなくなり、ブツブツ呟きながら指を折って言葉探しに夢中になっている自分に驚いています。句会ライブでいただいた俳句の種、私の心で芽を出しました。ゆっくり丈夫に大切に育てていきたいと思っています。これからもよろしくお願いします。

深生