おウチ便り

おウチ便り|57

おウチ便り たくさんのお便りありがとうございます

100ポイントごとの「おウチde通信簿」届きました。ありがとうございます! しっかりとした紙質と装丁で、とても嬉しく感じています。そして秀逸なのがこの「通信簿」というネーミング。これまでの投句を縦書きに一覧化していただいたことで、《並選》の句の瑕疵が明らかになったように感じます。例えば拙句〈指笛のかすれて遠き河鹿かな〉だと、①「遠き」の位置があいまいで「指笛」に掛かるのか、「河鹿」の描写なのかはっきりしない②「指笛」「河鹿」とも聴覚主体に打消し合っていて、損な取合せになっている③眼前に展開される視覚情報としてのイメージが弱い(「指笛」も「河鹿」もはっきりと見えない)などの弱点をあからさまに感じます。(Excel横書きの投句時点では、なかなか感じ難い…)お忙しい夏井先生の負担減らすべく、投句数を減らせるよう(まず現在の3句を2句へ…)自選力鍛えていきます。今後ともよろしくお願いいたします。

る・こんと

高齢の上、俳句初心者で、投句してからハッと季重なりに気が付き、ずっと重苦しく悲しい気持ちと戦っています。これがもう何度も何度もあり、ご迷惑をお掛けしています。どうか又やったなとお笑い下さい。次の作句に少しでも刺激になると良いのですが。でも毎日の暮らしの張合いになっております。これからも宜しくお願い致します。

にも

はじめまして。物事を観察する力、素直に感じる心、そして豊かな人生経験がそろうと、凡人にもいい味のする俳句が詠めるようになるのかなと思います。年を取るのが嫌で仕方なかったのですが、俳句のおかげで加齢に絶望しなくて済みそうです。生きているだけで俳句修行。人生、何事も経験ですよね? 先生。酸いも甘いも味わい尽くそうと思います。なーんてね。精進してまいります。これからよろしくお願いいたします。

砂芽里

夏井先生、正人先生、いつもご丁寧なご指導ありがとうございます。おかげさまで、楽しく俳句を勉強させていただいております。先生方の熱心なご指導に何とか俳句で応えたいところなのですが、すそ野で足踏みしており、なんとも歯がゆく申し訳なく思うのですが、少しずつ登っていきたいと思っていますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。会員の皆様、素晴らしい俳句や発想力、観察力などに毎回刺激を受け、勉強させていただいております。自分も同じ兼題写真を見ていることもあり、感動も大きくなんだか身近にも感じられ、勝手に親近感を抱いております。夏井先生の講演会や生句会ライブに参加したことはないのですが、いつか会員の方々とお目にかかれたらと思っております。そのときを楽しみに頑張りたいと思います。これからも、どうぞよろしくお願いいたします。朝日出版社の皆様、先日は5/21のオンライン句会ライブで、夏井先生直筆の作品カードをお送りいただきましてありがとうございました。とてもうれしく感動しました。お忙しい中、ご丁寧に対応していただきまして本当にありがとうございました。私は、「おウチde俳句くらぶ」で俳句をはじめました。夏井先生のご指導が、自分の句だけではなく、他の方の句のご指導されているのも拝見でき学べることは、とても勉強になりありがたいです。これからもよろしくお願いいたします。

津々うらら

初めてお便りいたします。いつも「プレバト‼︎」を見させて頂いています。俳句を作ってみようとと思ったきっかけも「プレバト‼︎」を見てでした。以来三年、日常生活の折々を五七五の文字数の中で唱えております。ただ真剣に俳句に完成するのは、難しい。思いや、感情は物に託して読者に想像してもらう。季語をきちんと理解して心情を表すこと。文法も考える。さながら頭の体操、ゲームのようです。頭の中であーでもないこーでもないと言葉のフレーズがしのぎを削って飛び交い、何故かぐったりと疲れている。その様な思いをして作り上げた句を先日投句いたしました。〈あさつゆに毛並み濡らして犬走る〉です。失敗したかなと思いました。季語の扱いです。朝露は、秋の季語。躍動的な季節ではなく、静かなもの寂しさをイメージをすることが良かったかなと…念のため朝露を辞書で調べてみると、朝に降りる露と書かれている。そうかー、我が家の犬も朝散歩するしどこにでも、元気でどんどん走って行ってしまうし、と思いついて作った句です。しかし、改めて他の辞書を見ると「朝露」朝降りてくる露。消えやすいので、古くは、儚いもの、命などにたとえられたと、…とすれば、私の俳句はまったく逆ではないでしょうか。〈朝露に毛並み濡らして犬歩く〉こちらの方が秋らしい。早朝に一匹の野良犬があてもなくとぼとぼ寂しげに歩いているさまが、哀愁を帯びて如何にも儚げかと。勿論これは、私が一人で酔いしれている世界なので、夏井先生は、そんなところではないと指摘されること覚悟して言っています。季語、平仮名に勝手にいじってしまったり。少しの言葉で内容が変わる。だから俳句は、面白いし難しい。これからもゲームを続けていけるように頑張ります。

亀子

初めてお便りいたします。「プレバト‼︎」で俳句と夏井先生に魅了され、2022年4月末に入会して早々、5月に「おウチde俳句大賞」の贈呈式にうっかり参加させていただきました。先輩方の俳句に大いに刺激を受け、勉強になりました。そして、初投句の句を「写真de俳句」第20回《ハシ坊と学ぼう!②》に取り上げていただきありがとうございます。夏井先生にコメントしていただき、感激しております。とても励みになりました。また、同じ《ハシ坊②》に「おウチde俳句大賞」贈呈式で同じテーブルでした同時期に入会された《ぽっぽ》さんの句も掲載されていて、ご縁を感じ、また励みになりました。《ぽっぽ》さん、是非またお会い出来る日を楽しみにしています。俳句という新しい楽しみと、新しい出会いを与えてくださった夏井先生には本当に感謝しております。俳句はまだまだですが、一歩ずつ勉強していきたいと思います。がんばります!

めいめい