おウチ便り

おウチ便り|60

おウチ便り たくさんのお便りありがとうございます

入会して1年余り、夏井先生の《地選》の選評に、いつも理解が追いつかず、実感を伴うには程遠い日々でした。素直に感じるままに、しかし自分なりの推敲を重ねてみますが、やはりたいした句にはならず…。しばらく休んでみようかと思っていたところ、第20回「散歩中の紫陽花」の《地選》の皆さんの句の内容と夏井先生の選評は、十句全て実感としてよくわかりました! 特に、《にゃん》さんの句と夏井先生のお言葉に、あー私はまさにここにいた1人だったと、小学生の頃を思い出しました。4年生の時、殻に閉じこもる私を心配した担任の先生が、先生と私の交換日記を提案してくれました。日々の出来事、感じた事、思うまま自由に綴り、家族以外の人と心を通わせることの喜びを知った私は、生まれ変わったように心が元気になりました。そして気づけば、庭には十株以上の紫陽花達。子供の頃から大好きな紫陽花のお題だったのに、やはり句は拙く、本当に残念な状況ですが、あの頃の自分に優しい気持ちで会えたのは、夏井先生と皆さんのおかげだと思います。こんなふうに俳句を通して、おうちで、たくさんの方と心を通わせる事ができるなんて! 私は今、とっても幸せです!

風子

夏井先生、いつもありがとうございます。写真de俳句、第20回「散歩中の紫陽花」の《ハシ坊と学ぼう!⑨》で教えていただき、とても勉強になりました。「美し」の基本は「うつくし」ということ。そして先生が直してくださった句がとても嬉しく(あ、わたしが表現したかったのはこれです! と思いました)、且つ二つばかり自分で気付いたことがありました。一つ目は、自分が作る句なのに、自分が何を表現したいのかを見極めるのは案外難しいことだという点です。二つ目は、自分が言いたいことを表現するためには何が本当に必要な言葉で、何が要らないかを見極めるのはさらに難しい。自分の「これはどうしても入れたい」というこだわりが「思い込み」かもしれないという点です。要らない言葉をきちんと見つけて捨てれば、無理な言い方をせずに自然でシンプルな言葉で表現できるのかも、と思いました。難しいけどやってみようと思います。

渡辺鬼

こんにちは。初めてお便り致します。この度、【第4回 俳句deしりとり】に、私の俳句〈カリッとプリッツ立夏のサラダ味〉を取り上げて頂きありがとうございました。島根県に嫁ぎ、思うように会えない下娘の事を思いながら作りました。下娘は、プリッツのサラダ味が好きでした。「おウチde俳句くらぶ」に入会し、十か月が経ちました。私は家で過ごす事が多い毎日なので、「おウチde俳句くらぶ」はとても勉強になります。今回取り上げて頂き大変励みになりました。ありがとうございます。これからも頑張りたいと思います。どうぞ、これからもよろしくお願い致します。

松山のとまと

はじめて「おウチ便り」いたします。《ハシ坊と学ぼう!》で、添削していただき感激しております!「プレバト‼︎」に出演できた気分です。あまりに嬉しくて、舞い上がり、“また”変な投句してしまったかもしれません。お題ごとに20〜30句つくって、取捨選択して、はじめは実にどれも残らない状態から3句→6句…と推敲しながら投句できそうと思われるモノを増やして、平均して10句程度投句させていただいておりますが、「あの“投句”! あの“コメント”! 取り返したい〜!」と思うことしばしばです。なかなか、サイトを読むだけでもいっぱいいっぱいで、なんとかついていっている感じです。どうぞ、お見捨てなきようお願い申し上げます。

宙海(そおら)