おウチ便り

おウチ便り|78

おウチ便り たくさんのお便りありがとうございます

この度は「第5回おウチde俳句大賞」贈呈式に参加させていただきましてありがとうございました。その上最優秀賞というグリコのおまけどころではない大きなご褒美までいただいて、本当にありがとうございました。チーム裾野に足を踏み入れたばかりの私が、いつも拝見している俳号の方々と同じ会場にいるなんて、夢のようでした。本当はひきこもごも部門に応募しようかと思っていたくらい、仕事以外は外に出ることなく生活しているので、あんなに大勢の人の前で緊張して頭の中は真っ白で、手汗が尋常じゃなかったです。毎日いろいろありますが、俳句が心の支えになっています。胸の内を吐き出す場所がほしかったのだと思います。今日の受賞で、この先1年がんばれます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

月野うさぎ

「おウチde俳句くらぶ」という素敵な「場」に感謝いたします。このサイトを知ったのが「おウチde俳句大賞」 応募締切日前夜。「ますは一句、投稿しよう」という「お誘い」に惹かれて翌日の締切日に入会し、いきおいで投句いたしました。その後にサイト内の皆さんの俳句とその評をじっくり読み、己の「凡性」を思い知らされ、松本楼は遠いなぁと思っていたところ、5月20日の「第5回 おウチde俳句大賞贈呈式」に、”うっかり抽選"で出席させていただくことに。こんな幸運なことがあろうか!と当日はウキウキ。贈呈式では優秀賞の方々の句にまつわるエピソードに泣いたり笑ったり。同じテーブルの方々とのおしゃべりも楽しく。なにより夏井先生、家藤先生はじめ、スタッフの方々の気配り目配りに感動しながら、本当に素敵な一日だなぁと、ほっこりしみじみしていたところ……当日投句「兼題:廊下」の特別賞発表で自分の句が読まれ、一気に身体の血が逆流してしまいました。嬉しいはずなのにびっくりしすぎて、うろたえてしまいました。その場で御礼もろくに言えず、失礼したかと思います。「いつき組は広場」というお考えに投句の緊張感が解けます。毎日アップデートされる「選句とその評」が楽しみです。とても勉強になります。俳句のおかげで日々の小さな出来事が、愛おしく思えてきます。これらすべてあらためて御礼をと思い、お便りいたしました。

鳥乎

この度は「第5回 おウチde俳句大賞の授賞式」にお招きいただきありがとうございました!YouTubeでおウチde俳句大賞のアーカイブを拝見し、俳句をはじめて一年半。憧れの場所に立つことが叶いました!組長の「ハシ坊と学ぼう!」のコメントで勉強させていただいたおかげです!また、おウチde俳句くらぶのおかげで祝福をしてくださる沢山の句友さんもでき、「また来年も来たい」「次は壇上に上がりたい」と意欲は増すばかりです。これからも俳句のある日常を楽しんでいきたいと思います!

麦のパパ

「第5回おウチde俳句大賞」玄関部門で最優秀賞を頂戴した《吉野川》です。 夏井先生・正人さん、朝日出版社のみなさま、会にご参加の皆様に心より感謝申し上げます。 コロナの明けた会場は、夏井先生と正人さんの息の合った名司会で活気に溢れていました。特に、今回初のひきこもごも部門の特別賞3句は、それぞれの作者の思いのこもったお話が感動的で心に残っています。 一方、私は最終6句に残ったものの、客観的には大賞を獲ったリビング部門の一句に手を上げたいところでした。そんな中、数名の思いもよらぬ鑑賞と夏井先生のお褒めをいただき、夢のようなひと時を過ごすことができました。まだ俳句を始めたばかりとおっしゃる隣の席のご婦人方からも祝福をいただき嬉しかったです。 夏井先生と出会って5年、こんな素敵なプレゼントがいただけたのも、俳句を楽しんで作り続けてきたからなのでしょう。とはいえ、そのような機会を設けてくださる夏井&カンパニーと朝日出版社さまに改めて感謝申し上げ、贈呈式のご報告とさせていただきます。ありがとうございました。(追伸) お弁当やっぱり美味しかったー♪

吉野川

「第5回おウチde俳句大賞」の授賞式に参加しました。昨年(2022年)、玄関部門で優秀賞をいただき、今年(2023年)はひきこもごも部門の特別賞でした。もう人生の幸運をこの2年で使い果たしたくらいの心持ちです。しかし、今回は「ひきこもり体験を俳句にする」という苦行。受賞の知らせに大喜びはしたものの、いったいこの句について何を語ればいいのだろう…喜びと不安の中で迎えた授賞式でした。いろいろコメントも考えていたのですが、初っ端に句が読まれ、続けて「ご登壇下さい」の声に頭の半分は真っ白に……。後で式の様子をアーカイブで観たのですが、おろおろと早口で喋る自分の姿に冷や汗が出ました。ところが……その後、思いがけず沢山の方から句やコメントに対する温かいお声かけをいただきました。何十年も前のひきこもり体験を句にするなんて……と、後ろめたさの様なものも感じていたのですが、皆さまからの言葉に胸が熱くなりました。本当にありがとうございました。そして、今年の授賞式では参加者の方々とお話する機会にも恵まれ、夢のような1日を過ごしました。組長、正人さま、関係者の皆さま、句友の皆さま、ありがとうございました。毎日「消えてしまいたい」とひとり膝を抱えていたあの日々がこんな日に続いてたなんて……やっぱり未来を手放さなくて良かった……。

藍創千悠子