おウチ便り

おウチ便り|6

おウチ便り たくさんのお便りありがとうございます

この歳(52歳。もうすぐ誕生日が…)になって、俳句がこんなに楽しいと知ることになるとは思ってもいませんでした。【第5回 写真de俳句】で《並選》にしていただいた雛の句を推敲してみました。〈折り雛やつたなき歪み撫でてみる〉〈折り雛やつたなき歪みの滋味あふれ〉の下五を「撫でてみる」にしました。「様子の描写から気持ちを表す」といつかの《ハシ坊》くんを思い出しました。「そっと」と付けたいところですが、言葉を省く勇気が俳句には必要なのかとも感じました。だからこそ助詞の一つにもこだわるのですね。俳句初心者ですが、種探しから作る楽しさ、推敲の面白さまでどこまで俳句って楽しいのでしょう。《ハシ坊》くんからも学ぶ機会をいただけて私(達)にはありがたいですが、プロの先生からのご教授に対して、こちらの会費は良心的すぎるのでは? 安すぎです!!

笑田まき

夏井先生、「おウチde俳句クラブ」素晴らしいです! 自分の作品で、《並》と《人》が同時に選んでいただけて、見直しができる。「句を自分で添削できるシステム」に、感謝です。さて、【第5回 写真de俳句】《並》の振り返り。《並選》〈さるぼぼをちぎる末子や吊るし雛〉これだと切字「や」が利いてこない。【添削【〈さるぼぼをちぎる弟吊るし雛〉といっそ、「や」をとり「弟」と具体的にしてしまうと、まあ形にはなるかも。〈さるぼぼを千切るおさな児吊るし雛〉これは、柳川御花邸のさげもんをいじっていた幼子のありさまを詠みました。とはいえ、そこにただそれだけの景で、もう少し、発想に変化を持たせたいなとも。《並選》〈雛の客くるくる回す吊るし雛〉これは、あきらかに「雛」がかさなりますね。「くるくる回す」は陳腐。【添削】〈さげもんを廻し止まざる雛の客〉《並選》出陣の姫の離れに吊るし雛〉これだとなぜ姫が出陣か、読み手に伝わりにくい。柳川の立花家の誾千代という女城主が鎧を着けて闘ったとという史実を踏まえています。〈吊り雛に合掌姫も出陣す〉くらいの方が読み手に景が伝わるのかもしれませんね、まだまだ検討違いかもですが。《並》は必ず振り返りしようと取り組んでみました。

谷口詠美

私ごとですがこの度、【第4回 写真de俳句】の結果をもちまして80ポイントを達成することができましたー! 始めは一年くらいかかると思い気長の目標にしていましたが、想像以上に早く達成することができ誇らしい気持ちです。おそらく会員の中で一番乗りではないでしょうか。さて、80ポイント貯まったことにより監修コースの句集制作の権利を得ることができました。ラジオでも取り上げていただいたように、句集を出すのは僕の俳句人生の中の目標の一つです。そして、その句集を組長に監修してもらえるのはとても光栄なことであります。その大きくて大事な権利をいつ行使するかは、今のところ楽しみにとっておきます。すぐに取りかかるのもよいのですが、句作を続けることで句集の中身をより濃密にしたいとも思っています。自分の中で納得のいく句が揃い次第、すぐにでも制作に取り掛かりたいと思っております。その時はお手数をおかけしますが、是非よろしくお願いします。いつも選句選評ありがとうございます。

ふるてい

はじまして。といっても「プレバト‼︎」での指導、尾西市民会館での句会ライブ初参加で、勝手に“なっちゃん”と、友であるかのように親しみを覚えております。恐れ多いことです。全くの独学で、友人に誘われ月一で投句しあい、選句して点数制で評価するという事をしております。添削、選評等もなく、果てこれからは……という時に、「おウチde俳句くらぶ」を知り、参加致しました。楽しみが増えました。家人からは何をそんなに、と言われますが、脳トレかつ楽しみかつ生産性のある活動として、六十を過ぎての手習です。慣れない操作で何度も送信してしまったりの連続ですが、宜しくお付き合いくださいます様、お願い致します。目から鱗がいっぱい落ちました。YouTube婆も拝見しております、YouTube婆婆です。

浄壽改め寿美

二月に会員登録しました渡辺鬼です。「プレバト‼︎」を見ているうちに、俳句の楽しさにはまり、もう少し俳句に近づきたいと思いはじめ、2020年の夏から『伊月庵通信』を読みはじめました。結社に入ったり、句会に参加するのが良いと言われますが、元来、人間関係が苦手なので、いつき組の広場的な居場所はほんとうに有り難いです。大げさかもしれませんが、今は新しい人生をひとつ手に入れたようでとても楽しいです。自分の作った句は、客観的に見ることができず、勝手にへこんだり、悦に入ったりです。俳句を通して、小さなことにも気づいて、動かされて、生きていきたいです。

渡辺鬼

丁寧なご指導、いつもありがとうございます。「俳句の種まき」と、いつき組長はよくおっしゃいます。私もお手伝い出来たらなと思うのですが、人見知りな性格もありまして、なかなか思うようにいきません。ただ、身近に、何かしらの「杖」を持たせてあげたいと思う友人がいます。目下、彼に「俳句の種」を撒き続けているのですが、反応が鈍い……。別に嫌がっているわけではなく、俳号を何にしようかな? と自ら言うぐらいなのですが……。そこで最近、正人さんの「ドリルde俳句」を、自分も彼に対して半ば強制的に出すことにしています。そして出すことで、気が付いたことがあります。それは、問題を作る側も勉強になるということです。《【     】バレンタインのチョコレート》これは、田畑美穂女さんの俳句の上五を空欄にして問題にしたものです。田畑美穂女さんの句は【いつ渡そ】ですが、彼は【少女から】【友の娘(こ)が】【四十差で】という解答でした。私だったら、【四十差で】を【四十差の】にするかなぁと答えたのですが、それよりも彼の能書きを聞いて、【ホームズに】の方がもっといいかもと答えました。四十差の少女から彼は、シャーロックホームズというあだ名で呼ばれていると能書きにありましたので。まだまだ勉強中の私の添削(もどき)が的確かはハッキリ言って怪しいです。コレはこうの方が絶対に良いよ! と教えられるように自分も成長したい。今度、句会ライブ(荒川区)に初めて彼を連れていきます。寒かったらインバネスコートを着てくると思います。これからも彼と一緒に勉強していけたら嬉しいのですが……。長々とすみません。最近は五七五がなかなかまとまりません。ダラダラと長文を書く方が気が楽だったりするのです。

高橋寅次

入会して二か月、夏井先生のおっしゃる「俳句の種」を探すことがとても楽しかったです。「コレいけるかも♪」と気づいた時の高揚感! 言葉を選んで調べに乗せて。日本語は美しいなぁと感じました。この楽しさを知ると、もう止められません。

笑田まき

はじめまして。ようやく俳句にトライする勇気が出ました。花道のお稽古を長年続けておりますが、お家元はお花を『引算の美』と仰います。俳句も不要な言葉を削ぎ落とした『引算の美』ですね。無駄によく喋る私にはかなり難しいですが、よろしくお願いします。

浮舟薫子

俳句を始めてもうすぐ二年になりますが、出来の良し悪しは考えず、作った句は記録する事にしています。先日『伊月庵通信』で没になった句を再推敲して「俳句生活」に投句したところ、いくつか送った句の中から、再推敲した句を《人》に選んでいただき、喜びもひとしおでした。没であっても諦めず、違う視点で向き合ってみれば新たな句が生まれるのだ、と推敲の大切さを痛感しました。考え過ぎると投句できなくなりそうですが、句を送信する前に今一度これで良いのか? と考える習慣をつけたいです。それまで駄句多作をしばらくお許し下さい!?

清白真冬

今回は私にしては異例の速さで投句開始。《ハシ坊》君でいつき組長のコメントを拝見したり、《人》《地》《天》の皆さんの佳句を詠んだりしているうちに、自分の並選の句のどこが悪いのか、少しずつ解ってきました。なんだか、俳句のしっぽを掴みかけているような……でも、まだ頭の中には霧がかかっているような。前回の並選句を推敲して投句します。普通の投句コーナーだったら、没になったらそこでおしまいの句たちを大切に育てられるところが、「おウチde俳句くらぶ」の魅力です。これからもよろしくご指導お願いします。正人さんのドリル問題もテーマが絞られていて分かりやすいです。どっぷり罠にハマってしまいましたが(笑)、類想・類句がこんなにあるのかと……いつも「オリジナリティを」と言われる所以が解りました。ありがとうございます。

2020年に子供を出産し、子供が寝ている時に何か楽しめることがないかなと模索していたところ、ふと俳句をしてみようと思いつき、投句をし始めました。知らなかった言葉や皆様の素敵な表現に触れられてとても楽しんでいます。2021年4月末から仕事の復帰が決まり、時間が今まで以上にとれなくなるので今のうちに俳句をおもいっきり楽しんで、可能な範囲で復帰後も投句を続けていければなぁと思っています。子育て中や仕事をしながらでも、俳句ができる環境にありがたく感じています。夏井先生も大変お忙しくされていらっしゃると思いますがお体ご自愛ください。

神戸めぐみ

2021年3月2日に衝動入会して4日間3句、合計12句投句したところで、句作欲が途切れ、一週間(無)の状況中です。俳句は大好きですが、自分のコンセプトが明確ではなく、浅い句になってしまう傾向があると認識してます。びしばしと鍛えていただくことを、期待して参加しようと思ってます。しかし初回の投句は全て…でしたね➰よく理解しないまま投句してしまいました。でもマイ句帳は便利です。大いに利用しちゃいますね✨

エフ