おウチ便り

おウチ便り|33

おウチ便り たくさんのお便りありがとうございます

「ドリルde俳句」が終わってしまうとのこと、寂しいです。毎回、同じ型でこれだけのバリエーションが出てくるのかと楽しみに読んでいました。第16回のドリル、〈◯◯てこそ◯◯◯◯〉は、出題の意図がわからず難しかったです。でも、これはきっと、動詞と4音の季語の組み合わせを、考える練習なのだろうと考え、アイウエオ順にひたすら書き出してみました。(あいうえお)→〈会ってこそ冬麗/生きてこそ小春日/売ってこそ焼芋/笑みてこそ狐火/起きてこそ寒明〉(かきくけこ)→〈勝ってこそ初晴/切ってこそ大根/食ってこそ寒鰤/蹴ってこそ初空/凝ってこそ夜食〉こんな調子で、毎朝の通勤車内で考えていくのは楽しかったです。(らりるれろ)だけは私には無理でした。このような切り口で俳句を考えるのは新鮮で面白かったです。皆さんの句の発表を楽しみにしています。

梵庸子

第14回《ハシ坊⑦》で、コメントをいただきありがとうございました! 〈ペンギンの腹のつるりと滴れり〉です。「上五中七の観察がよいですね」とのお言葉、ありがとうございます。「下五は、季語『滴り』ではなく、描写になっています」とのことで、確かに「つるりと滴る」と繋がる感じでは季語(の本意)が生きていないようです。指摘されて、なるほどと思いました。「これも是非、完成させて欲しいです」とのお言葉をいただき、考えてみましたが、「滴り」の季語を使用するにはうまくいかないと思いました。そこで兼題の写真とは大きく離れますが、『俳句ポスト365』での兼題でもある「小春」にしてみました。〈ペンギンの腹のつるりと小春かな〉成立するか、ちょっと怪しいかもしれません。自身ではあまり悪くなさそうに思うのですが、そんなによくもないかな? さらに先へと精進したいと思います。いつもありがとうございます。今後とも宜しくお願いいたします。

葦屋蛙城

いつもご指導ありがとうございます。先日、『2022年版 夏井いつきの365日季語手帖』が届きました。掲載されるなんて嬉しすぎて家の中を2、3往復しました。「おウチde俳句くらぶ」は毎回、自分のどの句が良くてどの句が悪かったのか、よく分かり、この一年で少しだけ自分の句を客観的に見られるようになりました。こんなにたくさんの句を見てくださるところは他になくて、夏井先生方のご苦労も計り知れませんが、本当に感謝しています。季語手帖も365句投句したので、やはり数も必要なのだと実感しました。でも、掲載されたのが、自分がいいと思っていた句と違っていたのは、まだまだ勉強不足なのだなと身に染みています。大人になっても良い子にしてるとサンタって来るんですね☆遅れて来たサンタにもよろしくお伝えください。

季凛

俳句を始めてまだ1ヶ月です。「プレバト‼︎」はなんとなく見ていましたが、よくわからんなーと思っていました😅ところが、夏井先生の解説を聞いているうちに、作者の言わんとする絵が鮮やかに見えてくる気がして、17音に世界を描く、俳句ってすごいかもと思い始め、やってみたい! と、1ヶ月前に「おウチde俳句くらぶ」に入会させて頂きました。YouTube「夏井いつき俳句チャンネル」を拝見させて頂いて、ますますハマって、藤田湘子さんの俳句入門書を購入。歳時記を買うようにとあったので、角川のハンディタイプを購入しました。早速開いてみて、なんと季語ってすごいなと。というか、日本語ってすごいなと。季語の一言で情景が目に浮かぶし、いろんな世界が見えてくる。まだまだわからない俳句もいっぱいですが、勉強して読めるようになりたいなと思います。俳句に出会わせてくださって感謝です✨夏井先生、正人さん、スタッフの方々、皆様のお働きの上にたくさんたくさん祝福がありますように♪

「プレバト‼︎」を見て俳句に憧れ、昨年(2021年)から俳句を始めました。夏井先生に私の俳句を見てもらえたら嬉しいぐらいの気持ちで始めていたのに、今ではすっかり虜です。今回は初めて【第14回 写真de俳句】《ハシ坊と学ぼう!⑥》にてコメントを頂きました。まさかご指導して頂けるとは……本当にびっくりしたし、嬉しかったです。ちょうどクリスマスの日だったのでクリスマスプレゼントを頂いた気持ちになりました。夏井先生、本当にありがとうございました。これからも頑張ります。ちなみにご指導頂いた句は、〈(父の行きつけのスナック)父想い形見のボトル飲む秋夜〉→〈(父の行きつけのスナック)父偲び形見のボトル飲む秋夜〉としてみました。「想い」と「偲ぶ」は近いのかもしれませんが、今はこれが精一杯です。もっと精進します。これからも頑張りますのでよろしくお願い致します。

原島ちび助