おウチ便り

おウチ便り|34

おウチ便り たくさんのお便りありがとうございます

2021年を振り返ると、国語辞典に始まり、歳時記に終わった様な気がします。入会当初は、子供が学生時代使っていた国語辞典を引っ張り出して、俳句を作っていました。右も左も分からない、俳句を作ったこともない私に《ハシ坊と学ぼう!》等で、厳しくご指導頂き、誠に有り難うございました。そして遂に、2021年12月、《人》に2句を選んでいただきました。夏井先生に対しては、本当に感謝、感謝、感謝しかありません。夏井先生、家藤さん、スタッフの皆さん、これからもコロナに負けず、身体に気を付けて、頑張って下さい‼︎ (追伸)いつもYouTube「夏井いつき俳句チャンネル」での夏井先生と家藤さんの掛け合い、漫才でも見ているかのような、二人の軽快で痛快な会話が面白くて、私の中では「ブーム」になっています。また、二人の会話に親子の情愛が滲んでいるところも素晴らしいと思います。これからも肩の力を抜いて、YouTube頑張って下さい‼︎ 応援しています‼︎ 

山河深秋

以前、テレビか本で、俳句は自然や景色を詠むもので心の内をあからさまには詠まないもの、詠んではいけないものと読んだ事がありました。和歌の恋文があるのだから、俳句の恋文や恨み節の俳句があってもいいじゃないか! と思いましたが、句集などを読むと、なるほど、俳句は自然や景色を詠む奥の奥の方に心の内が見えていることに気付きました。それからは、見たものをサラリと詠む事を心掛けてきました。ところが12月31日の《ハシ坊⑫》の《杜まお実》さんの〈まばたきで「一票」冬の体育館〉の句を読んで、これだけの文字数で一票の重さだけでなく、思いもよらない世界、行ったことのない世界に気づかされ、胸を突かれた思いで、何故か涙がこぼれました。本当にあからさまに声高に表現しなくても、知らせることは出来るのだ! と、今更ながらわかったように思います。もっともっと勉強しなくては! と決意を新たにしました。

うらん

2021年の大晦日、掃除も終わり一息つきながら「おウチde俳句くらぶ」を覗いてみたら、自分の句〈駄菓子屋の袋はみ出る烏賊の串〉が、第14回「ウイスキーの小瓶」の《ハシ坊⑫》のコーナーに、大文字で掲載されていて心臓がバクバクしました。《ハシ坊》のコーナーなのに、1年の最後にご褒美をいただいた気分になり、苦笑いしました。組長から、自分自身うっすらと気になっていた季語の捉え方について、厳しいご指摘をいただき凹みましたが、「全体を読むと、ある時代の手触りはあります」と言っていただき、少し救われました(組長と同じ年齢です)。新しい年は、季語と真剣に向かい合って下さい、という組長の叱咤激励だと思い、気持ちを新たにして俳句に取り組んでいきたいと思います。今年もよろしくお願いいたします!

清白真冬

俳句を始めてそろそろ半年。先日は《ハシ坊》にも取り上げていただき、添削までしていただきました。自分では、季語を忘れないこと、文法がおかしくならないこと、を意識して、歳時記等とにらめっこしていますが、まだまだその先に進めません。というより、未だに季語なしに気づかず投稿しています。少しでも早く上級者の方に近づけるよう日々努力していきますので、よろしくお願いいたします。

あきを

2021年3月に入会させていただきました。【第14回 写真de俳句】《ハシ坊と学ぼう!①》ではアドバイスをいただき、ありがとうございます。「葡萄水」という季語を使いたかったのですが、歳時記に季語として載っていないこともあるのに気付かされました。また、全体的に漢字が多い句になりそうだったため、「ぶどう水」と平仮名と漢字で表記してしまったのも、微妙だったかも……と反省しております。季語をもっと学び、親しんでいきたいです。まだまだ勉強不足ですが、楽しみながら俳句と一緒に歩みたいと思っております。これからもよろしくお願いいたします。夏井先生、正人さん、スタッフの皆さま、お忙しい毎日だと思います。お体に気をつけてください。

宮井そら

1月1日の「おウチ便り28」で、《ありあり》さんが、私の句に一目惚れしたと書いてくださっていて、びっくり! ハガキでもネットでも、投句するって、スッキリ晴れ晴れするような、あ〜出しちゃったと不安になるような……そんな気持ちを込めた句でした。お正月から、お年玉みたいに素敵な言葉をいただけて、うれしい〜!! 私も「落ちてまた落ちて鉄棒」に向かっていく逆上がりの練習のように、今年も楽しんで俳句を続けます。そしたらいつか、くるっと回れる日が来ますよね♪ ありがとうございました!

佐藤儒艮