おウチ便り

おウチ便り|53

おウチ便り たくさんのお便りありがとうございます

第19回「マーガレットとベニシジミ」《ハシ坊と学ぼう!⑥》にてお取り上げ頂き、ご指導下さりありがとうございます。嬉しいような恥ずかしいような複雑な気持ちになるものですね。でも本当に言われて見ればそうだ! とハッと致しました。自分では文章をつくることに一生懸命になってしまい、寝ボケたような何とも的外れな句を詠んでしまいました。何度も練り直したつもりでしたが、解っていないんですからお粗末でした。しかし、ご指導頂けて本当に嬉しい気持ちです。下手くそながら何かが出来上がること、とても楽しく思います。これからもゆっくりではありますが、精進して参ります。どうぞよろしくお願い致します。季節の変わり目です。皆様体調にはお気を付け下さい。

曽根朋朗

第18回「小さな町の桜」にて〈海望む桜へ現地集合せよ〉を《地選》に選んでいただきました。4句投句して、《並選》3句、《人選》無しだった時点で、今月は終わったと思っていたのですが、まさかの《地選》!(そして、夏井先生まで「現地集合」してくださるとは!)と驚きました。何日もジワジワと喜びをかみしめています。「オムニバス小説を読んでいるような味わい」と評していただいたのですが、この句を作ったときは、ちょうど『俳句でつくる小説工房』という本を読んでいました。堀本裕樹さんの選した俳句からインスパイアされて、田丸雅智さんがショートショートを書くという趣向の作品集です。この読書経験が、私の作句にも表れたのかもしれません。夏井先生は何もかもすっかりお見通しのようですね。入会して1年、俳句関連の本をたくさん読んで、多作多捨を心掛けたいと気持ちを新たにしました。ありがとうございました。

菜活

初めまして!! 2022年1月11日に仲間入りした《白木蓮》です。住所は富山県、年齢は74歳、性別は男です。俳句については、全くの「ド素人中のド素人」です。が、2021年夏頃から終活の一環として17音の俳句で記録を残すことにしたのです。ド素人は弱ったものです(笑)。理由は、パーキンソン病による小字症、レビー小体型認知症の進行防止です。句の方は月40句ペースで詠んでいますが、俳句の基本を学ぶ機会がほとんどないのが悩みです。夏井先生の書籍や、「プレバト‼︎」での添削・コメント、《ハシ坊と学ぼう!》のコメントが現在の教材です。今回、【第19回 写真de俳句】《ハシ坊と学ぼう!⑤》で、夏井先生からコメントをいただきました。感激…です。早速、家族に見せたところです(笑)。コメントの内容は、「『蝶』を描こうとするとき、『舞う』という動詞を封印してみよう」とのことでした。「舞う」のは蝶だけではありません、「蛍」等についても同様と考えています。また、《ハシ坊と学ぼう!》では、季重ねが毎回掲載されています。ド素人の当方が、季重ねを防ぐ方法として、「歳時記に掲載されている季語+鳥、花、昆虫」、「鳥の名+花の名+昆虫の名が2個以上」等は、現在「✕(ばつ)」扱いにしています。いずれ季重ねの句にも挑戦したいと思います。ド素人にとって間違い(?)が非常に参考になります。よろしくお願いします。

白木蓮

《ハシ坊と学ぼう!⑪》で〈所望せる犬に汲む水畦青む〉を取り上げていただき、ありがとうございます!! 語順と上五か…と思いつつ、藤田湘子の『20週俳句入門』を何気なく読み返していて、「今」を「点」で捉えて詠む、のところでハッとしました。散歩の途中でチラッと見上げる犬の黒目とひかり、傾斜をちょっと降りて、屈んで水を汲む時の土と草の匂い、そうやって汲んだ水を飲む時の犬の舌の勢いと飛沫や音。「所望せる」で済ましていた所に「点」が幾つもあった事に気付きました! 句としてはまだまとまりませんが、これからは「引き締まった句」を意識します!

佐藤儒艮

『第4回 おウチde俳句大賞』は、《ツナ好》さんが大賞を受賞し、職場で大盛り上がりでした。普段は冷静沈着で仕事の出来る優秀な社員の《ツナ好》さん。夏井先生に突っ込まれるほどのソワソワ落ち着きのない姿は初めて見ました。《ツナ好》さんの新たな一面、同僚社員からはかわいいとの声が。夏井先生、ありがとうございます。来年の『おウチde俳句大賞』は、《ツナ好》さんの二連覇を応援しつつ、阻止できるくらいの俳句力を身につけられるように! 勉強していきます。

望月朔