おウチ便り|54
はじめまして、《貝鈴(かいりん)》と申します。2021年に「おウチde俳句くらぶ」を知りましたが、なかなか入会に踏み切れずにおりました。でも今月またひとつ年を取ってしまうし……と勇気を出して会員登録しました。そして気が付けば「写真de俳句」の締切が目の前!……長々と悩んでいた一句をエイッと投句して来ました。手は震え、心臓バクバクです。今はまだ夏井先生に見ていただけるだけで幸せですが、頑張って良い句を作れるように勉強します。どうぞよろしくお願いします。
貝鈴
あっという間に時が過ぎてしまいましたが、ようやく「第4回 おウチde俳句大賞」の感動を言葉にまとめられるようになりましたので、遅ればせながらお便りいたします。大賞の《ツナ好》さんの句〈たまねぎをむききれば神さまのばしょ〉が優秀句として発表された時から、「なぜかわからないけどとても好き!」と思いました。大賞に選ばれ、やはり! と思うと同時に、どうして好きなのかずっと考えていました。俳句初心者ながらまとめてみたところ、「たまねぎの皮はどこまで?」「モンダイは誰もが一度は感じたことがある」「でも実際に剥ききってしまうことはあまりない」「だから、そこが神さまの場所」だと言い切られると、そうかも……そうなのだ! と納得してしまう。ひらがな表記の中に「神」だけが漢字で、子どもの純粋さ無垢さを感じさせ、「神さまのばしょ」と信じる力になる。上手く言えませんが、こんな感じでしょうか。まだまだ実力に乏しい私ですが、こんなふうに、平易な言葉で詩情豊かな句を詠めるようになりたい! という道しるべとなりました。
明後日めぐみ
会員になって1年ちょっとになります。当初は全然でしたが、ぼちぼちとっていただけるようになり感謝です。さて、「マーガレットとベニシジミ」では似たような句を絞り切れなくて、二句投句したところ、一つは《並選》、一つは《人選》でした。《人》〈初蝶や古き切手の聖マリア〉、《並》〈初蝶や古き館のマリア像〉。《人》と《並》の違いは何だろうと自分なりに考えてみました。違いは「切手」と「館」、平面の絵か立体の像かですよね。切手の大きさと薄さとまわりのギザギザが、より初蝶と響いているからかしら? それにしても季語との取り合わせの距離感は難しいです。そしていつき先生の一字一句をおろそかにしない選に感服いたしました。あんなに沢山の投句を本当に丁寧に見ていらっしゃるのだなあ、大変なことだなあと思いました。今後はあまりお手を煩わせないように、もっと自選力をつけていきたいと思います。どうかこれからも皆様お体に気を付けてください!!
角田 球
5月21日の松本楼での「おウチde俳句大賞」の表彰式後の兼題「下駄箱」での事前投句の特別賞の賞品が、組長の故郷・愛南町から届きました。選んでくださった組長、そして組長の故郷、愛南町さま、ありがとうございました。中身は、愛南町の名産「河内晩柑の100%ジュース」と「湯上りゼリー」。直ぐに家族LINEに写真をあげたところ、秒で娘から「もらってあげよう」と返信がw。ま、娘ネタでいただいた賞なので、当然かw。
⑦パパ