おウチ便り

おウチ便り|70

おウチ便り たくさんのお便りありがとうございます

この度は「おウチde通信簿」をお送りいただきありがとうございます。俳句に親しんで3年が経過しました。肩の力が抜けて、ようやく句作が楽しくなってきました。以前は、どうやったら「人」になれるのだろうと焦るばかりでしたが、「俳句は暮らしの中にある、だから俳句を詠む」という境地に、少しずつ近づきつつあります。
高校で国語を教えてきました。「プレバト!!」で、夏井先生の凛としたお姿を拝見し、それを励みに定年までの数年を過ごしました。解説がわかりやすく、自分もやってみようと素直に思わされるものでした。今でも、勝手に弟子のつもりでおります。お許しください。
ところで、高校ではほとんど俳句教材を教えることはありませんでした。理由は受験に関わりが薄いから、というところでしょうか。評論の授業で、時間が余れば触れる、といった扱いです。中学校では、俳句短歌にたっぷり時間を取っているのにです。教えなかった後ろめたさから、俳句を始めたわけではないのですが、時間に余裕がある今は、「作る」いう形で国語の学び直しをしたいと思っております。
50ポイントで通信簿をいただける僥倖を手にしました。ポツポツと拙い句を作りながら精進してまいります。今後とも、よろしくお願いいたします。

山河穂香

初めてのおウチ便りの投稿なので、65年間、俳句とはほぼ無縁だったわたしがここにたどり着いた経緯をお話しします。
「プレバト!!」を観て俳句を始めた人を「プレバト俳人」と呼ぶそうですが、わたしもその部類です。とはいえ未だ「俳人」とは言えませんので、未来の「プレバト俳人」ですね。
数年前から、出演者の皆さんの多才ぶりと先生のビシバシとした指導が面白くて、毎週楽しみに観ています。
そんな折、腱鞘炎とMC関節炎とやらで好きだった楽器を弾けなくなってしまい、何か指に負担のかからない趣味はないものかと探していて、ふと、俳句をやってみようかという気になったのです。
と言っても、季語も作法もわからないし、指南してくれる人が必要❗️でも夫の仕事の都合で昼夜逆転の生活なので、文化センターとかに通うのは無理。
そこに「おウチで俳句クラブ」なるものがあると知り、これだ❗️と申し込んだ次第です。
詩心は無いと自認しているので、まずは身の周りの物事を俳句の形式で詠めるようにしていきたいと思っています。よろしくお願いします。

ツル紫

第25回 写真de俳句 「ハシ坊と学ぼう!」に、拙句〈秋寂ぶと感じぬ秋を夫に礼〉を取り上げて下さり有難うございます。
フルタイム勤務で復帰してクタクタになっていた時に拝見し、嬉しくて疲れが軽くなりました!ハシ坊でも、直接ご指南いただけるまたとないチャンス!本当に嬉しかったです。
歳時記で「秋寂ぶ」の季語を見つけた時に、若い頃、夏に大きな別離を体験してから秋が来る度に辛さを感じていたことを思い出しました。それを最近全く感じておらず、秋になると「紅葉狩りに行こう!」「星を見に行こう!」「虫が苦手だから、秋ならキャンプ行けるかな?!」と夫と話したりと、秋を楽しめていることに気づいて、夫にお礼を伝えたことを詠んだ一句でした。
投句の際に悩んだ「『秋寂ぶ』の季語が否定になるから二度目の秋がいるのか」「意味が伝わりにくくないか」の点についても、説明文には文字数の関係で書かなかったにもかかわらず、わかりやすくご指導いただきとてもスッキリしました。
今回の句は、夫にうっかりイラッとした時の自戒の句として(笑)そっと胸に秘め、ご指南いただいた事を改善し新たな句として昇華していきます。
まだまだ俳筋力が足りずお恥ずかしい限りですが、精進を続けて参りますので今後ともよろしくお願いいたします。

麦野 光

第24回「秋晴の公園」で、地選を頂きました。本当にありがとうございました。
2022年6月に入会し、毎度並選。皆さんの天地人の句を見ては、すごいなぁ、こんな句が作れるようになりたいなぁ、無理だなぁと思っていた矢先でした。思わぬ褒美に大感謝です。
毎日俳句に触れる生活が楽しいです。少しの出来事が詩になりタネになるんですね。本当にありがとうございました。

りぷさりす園芸店

第9回 俳句deしりとりで〈レティシアのパンツスーツの行く新涼〉を取り上げていただきありがとうございました。スペインのレティシア王妃を詠んだ句で、元ジャーナリストの彼女が、ピンヒールのパンツスーツ姿で颯爽と歩いている写真から発想しました。正人先生に靴音まで感じ取っていただき嬉しかったです。俳句生活も5年目になりましたが、これからも楽しみながらずっと続けていきたいです。

瀬央ありさ