おウチ便り

おウチ便り|80

おウチ便り たくさんのお便りありがとうございます

おウチ便り74」に初めて投稿させていただいて、2回目の投稿です。2023年1月に入会させていただき、「オオイヌノフグリと小さなアブ」の写真の句で、初めて句を評価していただきました。《ハシ坊と学ぼう!⑬》に一つ、自分の俳句が出てきました。口腔内の手術のため、話すことが十分でなくなり、句会等には入会していなかったので、初めての批評をしていただき、とても嬉しかったです。これまでも、NHK俳句や他のオンライン句会に投句し、入選や選外等の評価はしていただきましたが、なぜ入選か、なぜ選外か等の理由が自分で分からない状況でした。今回、〈「ぶんぶん」とはしゃぐ緑児風光る〉の句に対して、「『緑児』は必要ですか。この四音使うことの是非について考えてみましょう」と批評をいただきました。明るい春の野のイメージで「緑」を入れてみましたが、「ぶんぶんとはしゃぐ」の措辞から「緑児」は重なっているなと思い、早速、添削してみました。それに、「〇〇の是非」という『プレバト‼︎』での夏井先生のコメントを思い出し、何か『プレバト‼︎』の出演者になったような気がして、自分ひとりで盛り上がっていました。これからもどうぞよろしくお願いします。

青田道

第29回「オオイヌノフグリと小さなアブ」天の句〈戦争に匂ひのありて虻の声〉は、流石ですね。映像で知る遠国の戦争の匂い、はっとしました。確かに匂いには強烈な臨場感がありますから。 この回では、私の一句〈花虻や花粉まみれで蜜盜み〉 をハシ坊に取り上げていただいて、ありがとうございました。 「作者の思いは、かなり広がっているようです。原句は、『花虻』の生態を述べたところで終わっています」という御指摘を、頂きました。そこで、もっと虻に寄って推敲してみました。 〈花虻や花粉の枷と蜜の滋味〉〈花虻や花粉積もりて翅にぶし〉今の私には、これが目一杯で、皆さんの句を、拝見し勉強を続けて参ります。 二月に癌の告知を受け、三月に大きな手術をし、今は自宅療養しております。その間も、勿論今も、作句は、私を色々な意味で、支えてくれています。 〈大方の内蔵切り捨て生くる春〉これからも宜しくお願いします。 夏井先生、スタッフの皆様、どうかご自愛下さい。

平松久美子

いつも楽しく拝見、学ばせていただいております。「おウチde俳句くらぶ」に入会して、はや2年になります。YouTube「夏井いつき俳句チャンネル」の「凡人あるある」シリーズは好きなシリーズの一つですが、今度NHKで始まった夏井先生と家藤先生の「凡人からの脱出」シリーズの今後の展開も楽しみにしております。第29回「オオイヌノフグリと小さなアブ」では、《天》に拙句〈戦争に匂ひのありて虻の声〉を選んでいただきありがとうございました。もう1句が並で、残り1句が人にも《地》にも入らなかったのであきらめていたところ、まさか《天》で自分の句が載っているとは、とひっくり返りました。最初はただただ嬉しかったのですが、夏井先生の講評を読み進むうち、私の伝えたかったことを十分に受け止めていただいて、さらに深く世界を広げていただいているということがわかり、涙が出るほど感動しました。わずか17音の俳句でこのようなやり取りができ、しかもそれが自分作った作品で、ということで俳句の世界の奥深さの入り口に初めて立った気がいたします。今回は「グリコのおまけ」をいただきましたが、引き続き俳筋力を付けつつ、俳句を楽しみたいと思っております。今後ともよろしくお願いいたします。

澄海まさと

夏井先生の句集『龍』『梟』を読ませていただき、感激して入会しました。俳句は50年以上もやっていますが、心動かされる俳句に出会うことが少なく、俳句に飽きた感じでした。しかし、夏井先生の俳句を読み、新鮮な驚きを感じ、俳句に対するやる気が湧いてきました。また、一から始めたいと思います。

日光月光

初めまして。以前から俳句に興味はありましたが、自分で作れるとは思っていませんでした。しかし、夏井先生がが出演されていた『プロフェッショナル 仕事の流儀』を拝見し、また、みなさんの作品を読み、自由に楽しく想像力を膨らませて良いのだと自分なりに理解。今回、小学生の頃の宿題以来の挑戦となります。これからがとても楽しみです。どうぞ、よろしくお願いいたします。

秋色(しゅうしき)