おウチ便り

おウチ便り|4

おウチ便り たくさんのお便りありがとうございます

「ドリルde俳句」は学びの宝庫です。第2回の「靴」の回では、軍靴、シンデレラの靴、お菓子や猫が入る靴……同じ言葉がこんなにも広がるとは。そして「豹柄の靴」の三連発……! 正人先生の「ある程度のイメージの重なり」のお言葉に納得。と同時に、自分のズレに気づきました。「豹柄の靴」の共通イメージは「先の尖ったハイヒール」の「強い女性」でしょうか。私の映像は「先の丸いハラコ革バレエシューズ」を「季節早い? せっかち?」と玄関で悩む、小心な自分。正しく伝えることの難しさ。肝に銘じて、精進です……(涙)

江藤すをん

いつき組長~! 第2回《ハシ坊と学ぼう!③》では、〈冬夕焼ちりんと鳴らす郵便屋〉へのご指摘ありがとうございました。「鳴らす」の代わりに3文字でどんな郵便屋かを描写するんだよ! という組長のお言葉が聞こえてきました。この方法が良いのかは分かりませんが、どんな郵便屋さんかを表現してみました。
〈冬夕焼ちりんと目深の郵便屋〉
3文字が思いつかず、中八になってしまいました。「おウチde俳句くらぶ」は、《天》《地》の句は勿論ですが、《人》《並》《ハシ坊》の句&添削が勉強になります。《天》《地》……読んだ瞬間に映像が浮かび、感動のため息が出ます。いつかはこういう句が詠めるようになりたいと改めて思う年末です。《人》……自分も発想はしていたが表現しきれず作句を諦めた同じ発想の句があると、「なるほどそういう感じできたか~」と呟き、どうして最後まで粘らなかったのだろうと悔しみ、楽しんでいます。毎年お正月に私も主人からお年玉をいただきます。(諭吉様おひとり私の財布へ)いくつになってもお年玉は嬉しいです~~。基本的に私自身が楽しむために使うことにしています。2020年分のお年玉は、コロナでなかなか使う機会がなく持ち越すのかと思っていたところに、「おウチde俳句くらぶ」発足。迷わず部活費用として使わせていただくことに決めました。1年間、学びを楽しませていただきます。

シュロバッタ

こんにちは。2020年の10月、偶然テレビを見て夏井先生を知り、おもしろそう! と思い『世界一わかりやすい俳句の授業』という本を購入しました。ただ俳句を作ってみても、自分ではいいのか悪いのか、どこを直せばいいのか。さっぱり分からず困っていたので「おウチde俳句くらぶ」は、すごくありがたいです。歳時記を読みながら季節を感じ、楽しく学んでいます。

神保一二三

俳句を始めてばたばたと2か月ほどが過ぎました。たまにはいい評価も頂けたりして、暫くはこのままもがいていたいと思います。作句を始めて、とりあえず季語で困っています。植物→興味無し、虫→嫌悪、動物→怖い、祭りや行事→できれば避けたい、という感じで四十ウン年間生きてきたので、季語の6割位? は使える気がしない……。とりあえず草花あたりから気にしていきます。助詞とかリズムとかは大好物なので、暫くはコトバでっかちな句になりそうです。今後ともご指導のほどお願いします。

ちかひか

毎回、《ハシ坊》のコーナーで紹介される句をノートに書き留め、勉強しております。第2回《ハシ坊と学ぼう!③》では、拙句を取り上げていただきありがとうございます。いつき組長のアドバイスに、なるほどなあと合点がいきました。
原句〈冬晴れや亡き父母へ鎮魂句〉
推敲〈冬晴れや鎮魂の句を考批へ〉
としてみましたが、発想が平凡でオリジナリティを出せてませんねえ。当サイトは日増しに魅力あふれるものになり楽しく拝見しています。それと会員のみなさんのたくさん投句をされるエネルギーは凄いです。僕は締め切りが近づいてもなかなか作句できない状態が続いています。良い句を投句したいという欲だけで、作句を楽しむということを忘れ、少し苦痛になっていたのかも知れません。学び始めた頃の、わくわく感を持って楽しく作句し学んでいきたいです。

びんごおもて

長年「プレバト‼︎」を楽しみに拝見しています。2020年3月、定年退職を機会に、俳句を作り始めました。まだ1年経たない初心者で、「プレバト‼︎」やネット、夏井先生のご本で勉強しているところです。詠みたい内容を表現出来ないことにウズウズしますが、少しずつ上手くなれたらいいなぁと思います。とりあえず、季重なりをしない、オリジナリティの工夫の2点に配慮しています。語順や「なり」「かな」の使い方は、良し悪しがまだ分かりません。皆さまは、あたためて、推敲なさっての投稿との事ですが、私は推敲する力がないので、思いついたままを投稿しています。先生には、申し訳ありませんが、あきらめずにご指導をお願いいたします。

一久恵

2020年12月に、夏井先生の句会ライブに参加したのをきっかけに「おウチde俳句くらぶ」の会員になりました。小4の息子は「プレバト‼︎」は見ていたものの、句会ライブは乗り気ではなく、何時に終わるの!? と怒り気味に聞かれましたが、どんどん魅了されたようで終わったときには「また行きたい!」と言っておりました。私たちのような初心者から上級者、子供から大人まで楽しめたライブでした。その話を、離れて暮らす母にもしました。母は元々俳句に興味はあったものの、やるきっかけがなかったらしく、今回の話をきっかけに母、姉とも俳句をLINEで共有するようになりました。「俳句を通して、その人の生活を共有させてもらうことができる、なんて豊かな時間なんでしょう!」と先生はおっしゃっていました。先生のおっしゃる通りですね。離れて暮らす母、姉と俳句を共有させてもらうことで生活が見えてくる、そんな気がしています。良い機会をいただけて感謝しています。

麗ら

《ハシ坊》コーナーは、いつもながら非常に勉強になります。第3回《ハシ坊と学ぼう!①》で、いつき組長からアドバイスを頂き推敲してみました。
原句〈秋の野や猫バスに乗り母逢いに〉
推敲〈どんぐりや石段遊ぶ姉妹かな〉
※組長アドバイス→「映画『となりのトトロ』の一場面ですね。映画の場面を切り取るのが悪いのではないのですが、これは場面というよりは、ストーリーの一部を書いています。もっと細かに、もっと具体的に切り取ってみましょう」
(写真より『となりのトトロ』のイメージが強すぎです。ものごごろついた頃からの大ファンなのでグッズも家の中いっぱいです)推敲しているところに、隣からうるさいほど孫が喋ってきました。
〈どんぐりが木の下落ちた葉っぱもね〉⇒孫の凛(7歳)の句です。

お漬物

第3回《ハシ坊と学ぼう!③》で、夏井先生の添削を頂きまして、ありがとうございました。方言を使った句の心得や、語順など、有り難いご指導に、感激しております。また、私ならこうすると、具体的なお言葉にも励まされ、推敲をさせて頂きました。ごたつきをなくすよう、努めました。
原句〈冬の石段一段ごとに「がたつ小僧」〉
推敲〈「がたつ小僧」陣地は冬の石階段〉
お忙しい日々、どうぞご健康に気をつけられ、お元気でお過ごし下さいませ。この度は、ご指導頂きまして、誠にありがとうございました。

小川都

こんにちは。いつも丁寧なご指導ありがとうございます。外に出かけるのが怖くて家にいる私にとって、この「おウチde俳句くらぶ」は、お写真を拝見して俳句を作れますので大変ありがたいです。庭に出るにも覚悟がいる私。人を怖く感じたり、人に対して緊張してしまいます。ですが、俳句はそんな私をいつもいつも救ってくれます。一句考えているとき、不安を忘れているのです。俳句と出会えたことで、今日まで生きてきて良かったと思えるようになりました。家族、俳句、先生方に感謝してもしきれません。また、夏井&カンパニー様のブログも楽しみでしょうがありません。先生方のコメントやいつき組員の皆さまのお話、またそれに対しての皆さまの感想が面白かったり、考えさせられたり。毎日何回も見ています。今は大変なときですが「心の杖俳句」と共に、強く優しく生きていこうと思います。

石原まなぶ

第3回《ハシ坊と学ぼう!②》にコメント頂きましてありがとうございました。〈石段は不揃い冬に鰯雲〉この句に関しまして、夏井先生より「この『に』は説明的。素直に『の』ではダメですか。その意図は?」とコメントをいただきました。意図は? との事ですので、一応私の意図だけ簡単にお伝え致したいと思います。「に」にした理由の一つは、主たる季語「冬」を立たせたかったから。もう一つは「気づき」を表したかったからです。正直、季重なりの方をダメ出しされるかと思ったら、助詞の方に言及されたのが意外で、やはり助詞の「に」は難しいのだと再認識致しました。今後ともよろしくお願いいたします。

けーい〇

こんにちは。やっと俳句を作り始め、そしてやっと入会しました。自分で作ってみると、他の人の句の良さ、うまさを今までより感じられるようになりました。第3回《ハシ坊と学ぼう!②》の、《けーい○》さんの〈石段は不揃い冬に鰯雲〉ですが、「の」ではなく「に」にされている意味、なんとなくわかる気がします。普通は秋に出る鰯雲が、こんな真冬に出ているなんて……という思いが、「に」に現れているのかな、と思いました。石段の不揃いと冬なのに出ている鰯雲、アンバランスの取り合わせですよね。こうやって鑑賞するのもまた、楽しいですね。そして《ハシ坊と学ぼう》は、とても勉強になります。

木ぼこやしき

いつき組長! お忙しい中、こんなに多くの《ハシ坊》君たちへのコメント、ありがとうございます。組長から直々のご指導を頂けるなんて、夢のような企画です。投句しようとするタイミングで、《ハシ坊》君たちがupされるのでとても勉強になり、自分に重ねて推敲できます。(出来はともかく^^)今回、植物のシモバシラを初めて知りました。霜柱から、雪や極寒の植物や昆虫に発想が飛びました。《亀田かつおぶし》さん、お写真ありがとうございます。組長、スタッフの皆さま。「おウチde俳句くらぶ」の部員の皆さま。コロナに負けず、元気に冬を乗り越えていきましょう!