おウチ便り

おウチ便り|75

おウチ便り たくさんのお便りありがとうございます

第26回の写真de俳句「小雨の銀座通り」でハシ坊と学ぼう!⑩で、拙句〈初銀座シネマとパイと小夜時雨〉に、組長からコメントを頂き〈初めての銀座シネマと小夜時雨〉と再考しました。また、第27回「凍てつく大河」のハシ坊と学ぼう!⑬にて、〈暗緑の橋の凍てつくボルト数多〉は、人選に育てることのできる句材、韻律を整えたいとのコメントを頂き〈橋脚の凍つる数多のボルトかな〉と推敲しました。人選には程遠いですが…(笑)。組長から直接温かなコメントを頂けて感無量です。これからも楽しく学んで俳筋力を高めていきたいと思います。

本間ふみふみ

『瓢箪から人生2回目を読み終わりました。2回目も同じ所、いやそれ以上の所で涙があふれました。一句から色んな思いが、人生が……素晴らしいと思いました。『プレバト‼︎』の大ファンで、この画から何故こんな句が生まれるのか? 難しい……でも詠んで見たい! そこで勇気を振り絞り「おウチde俳句くらぶ」に入会5ヶ月目。「並」4句のみの「ハシ坊」まっしぐらの私です。でも夏井先生の仰る通り、退屈無しの脳トレの日々を送っています。物に対する観察する、調べる、感動する、etc ……。1日の時間が足りない位です。(時々旦那様に白い目で見られながら😁)「心の複雑骨折を繰り返しながら、自然治癒力を身につけていくのが人生というものなのかもしれない」この言葉を胸にこれからも俳句を友にワクワク過ごして行く予定でございます😄。73才の私、細やかながらインスタをあげてます。その中でこの本と言葉を勝手にあげさせて頂いた事をお許し下さいませ。近い将来、堂々と「いつき組」の組員ですと名乗れる日を夢見て……有難うございました。

惠納言

良い季重なりと、ハシ坊や「一句一遊」の月曜日になってしまう季重なりの違いが分からず、まず一つ目の壁にぶつかってしまったような気持ちでいる、今日この頃です。 第22回「朝露がビーズのように」と、第21回「夏の山でハイキング」の《天》の句は季重なりでした。2023/2/9放送の『プレバト‼︎』での、YOUさんの添削句〈「冷蔵庫の メモを外せ」と 初みくじ〉は、「冷蔵庫」が夏の季語で季重なり…? 千原ジュニアさんの句集掲載決定となった句〈サンタへの手紙貼られたままの春〉は、「サンタ」が冬の季語で季重なり…?と、少し頭が混乱してしまっています。 第22回「朝露がビーズのように」《天》の時の夏井先生のお言葉に、「季重なりの句を「天」に推しましたが、それを強く勧めているわけではありません」とありましたので、私自身は季重なりの句を作ろうとはゆめゆめ思わないのですが、それでも、鑑賞する際に、季重なりの良し悪しが分かるように早く成長したいと思っております。 もう一つ頭を悩ましているのが、助詞「に」の使い方です。ハシ坊の回に、「に」は散文的になりやすい、とあったので、「もう「に」は使わないぞ!」と思っていたら、「人」以上の評価の句に「に」があったり、歳時記の例句に「に」を見つけたりして、まだまだ私は感覚が身についていないのだなぁ、と痛感しています。 本を読んだり、鑑賞したり、作句を重ねたりして、精進します。 
(p.s. 帝菜さま) 「おウチ便り73」にてメッセージをくださり、ありがとうございました。まさか自分の名前が出てくるとは思っていなかったので、嬉しい驚きでした。 また、原因不明の痺れや痛みを発症した時期に、情緒不安定になってたくさんの友人関係が壊れてしまっていたので、このサイト上で「句友」と言っていただけたことは、私にとってとても大きな意味を持ち、心が温かくなりました。本当にありがとうございました。

芽日火

組長、第27回「凍てつく大河」にて、地選にとって頂きありがとうございました。この時は一句しか出す余裕がなく、でもこれで駄目なら今回はしょうがないと思える一句を出しました。温暖が身上である瀬戸内の、国道2号が通行止めになるほどの雪が降ったこの冬の、思わぬおまけをいただきました。もちろん、勝手に副賞は、脳内再生。浜ちゃんの「先生、直しは?」−−「いりません」です。これからも励みます。明日の天句が楽しみです!

青に桃々

「凍てつく大河」やはり"天"に選ばれる句は、素敵ですね。情景も、物語りも、思い描かせて頂いて、楽しめました。 自分の投句を読み返すと、なんと陳腐なのだろうと、恥入ります。でも、これが今の私の、精一杯と、また兼題にそって、作句に臨んでいます。 「凍てつく大河」では、ハシ坊に取り上げて頂いてありがとうございました。 最低一句は、評価してくださると思っていましたので、片方は、箸にもかからなかったのだと、思っていました。でも、並選に、また自分の句があったので、驚き嬉しくなりました。 ハシ坊で取り上げて頂いた句を、推敲致しました。 投句〈吾の道は薄氷の川を渡る如〉については、「季語『薄氷』を含むフレーズが、そのまま比喩として使われています。季語としての鮮度は落ちます」という御指摘でした。 季語を比喩に使うと、鮮度が落ちるというお話は、『プレバト‼︎』でも、よくあります。 そこで、どうしてそう思っているのか、さらに振り返りました。人生長すぎて、沢山あるのですが、ワクワク感と不安が入り混じって、危なっかしかった頃に、焦点をあてました。 〈凍てし川はるか対岸見る20歳 〉〈薄氷の川降りて22の家出〉 これからも、並選なりに、真摯に作句していきます。

平松久美子

2022年の8月に入会し、俳句を始めてちょうど半年、まだまだビギナー気分の楽しい時期です。第27回「凍てつく大河」《ハシ坊と学ぼう!⑥》にて〈冬虹たつや八戸を跳ぶ陰陽師〉にご指導いただき、ありがとうございました。羽生結弦さんの演技に心酔しすぎて、勢いよく投句したあと急速に恥ずかしくなり、せめてハシ坊に取り上げてもらえれば笑えるんだけどと、SNSで何度か呟いていましたので、とても嬉しかったです。先生に「動きを描写するところから」とお言葉を授かった一週間後、入手困難でほぼ諦めていた羽生結弦さんのアイスショーのチケットがとれました。これもなんだか先生のおかげか、俳句の御利益のような気がしております。観賞後はまた句作に挑みたいですが、また酩酊してしまう気もするのでとりあえず今の心境で一句。
〈北窓開く羽生結弦を見に行ける〉

たきるか